お嬢様の恍惚 第1-4話「ツンデレクレリック」(未完結)1-4

//////////注意!!!///////本作はD&Dシナリオ「ファンデルヴァーの失われた鉱山」を基にしたリプレイです。ネタバレを含みます。→第一話

「やはりクレリックは必要だな」シルダーがつぶやいて勧誘に向かう
ラジャは不意を突かれたか、「は、早いよ!まってよぉ上官」とついていく
もう上官じゃないだろうに。優しいうえに律儀なのか

鎧に身を固めた男がカウンターに座っている。同族なので間違えようがない。ヒューマンだ
ミルクを飲んでいるようにみえるが...
ミルク???と二度見する。ここは酒場だぞ?なにしに来たのこの人?
こんな筋肉しておいてミルクはないだろう。なんのカモフラージュなんだ?
クレリックというからには回復が得意なんだろうが...
...おいおいよくみたらこいつ、私と同じくらい強くないか?
回復できて私と同じくらい戦えるとか...正直こまるんですけど?

「あなたはクレリックだな?」
「そうだが...あなたは?」
ひとしきり自己紹介して事情を説明するシルダー
領主同盟と神殿はつながりが浅くない。話が進むだろうと思いきや
「護衛かぁ。ほかにもやることがあるからなぁ」
一言で察した。ツンデレだ。もったいつけるが、結局は引き受けるアレだ
報酬の話をしても、首を縦に振らない。そりゃそうだ
「荷物運びをするくらいなら、ほかにもっと人助けになることをしたい」
大変に訓練されている。正解を言ってくれるタイプだ(安心感)
「荷物を運ぶ先はファンダリンという開拓中の街だ」
「赤印組という連中が街を脅かしている」
シルダーもプロである。答えがわかればとばかりにまくしたてる
「そういうことなら...ほおっておけないなぁ」
「力になれるかはわからないが...」パーティメンバーに視線を送る
ちゃんと落ちたな...デレてこそである。良き

冒険者が互いに挨拶する。私を除いた冒険者が...

...待って、仲良くならないで!まだ一人足りないでしょ?

「もはやこの場に冒険者はいないようだ。私は一足先にいかねばならない...」シルダーが信じられないことを言い出す
この鍛えぬいたカラダを無視するっての?ウソでしょ?アタッカーは必要なはずなのに。あーもうしかたないわね!

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