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日本人への感謝

ある政治家が女学生から「もう経済的なメリットは無いけど、アイディンティティーとか価値とか、非経済的なことで日本に残る理由があれば教えて下さい」という質問を受けて「ごはんが美味しいよね」と即答して笑いを取っていました。今日は、日本の社会の「あたりまえ」にどれだけ気がつけるか、考えていきたいと思います。

あたりまえのように

・ごはんがおいしい
・夜に一人で歩ける
・忘れ物が戻ってくる
・空気がおいしい
・水がおいしい
・ゴミが落ちていない
・トイレが綺麗
・道路が舗装されている
・緑が多い
・古い文化が残っている
・交通機関が時間通りに来る
・店員の対応が丁寧
・自然災害への対応力


外国人から見た日本の良さ

外国人の方々が日本に来て、日本の社会の「あたりまえ」に触れると、そのありがたみに気づかされることが多いです。以下は、日本に来て感じた「あたりまえ」に対する感謝の気持ちを述べた外国人のインタビューです。

清潔な街並み
「日本に来て、まず驚いたのは街がとてもきれいだということです。どこに行っても、道路や公園、建物などがとても清潔に保たれているのが印象的でした。特に、駅や地下鉄の駅は、その清潔さに驚かされます。これは、日本人の皆さんが自分たちの生活空間を大切にしているからだと思います。」

敬語と礼儀正しさ
「日本人の皆さんは、相手に対して敬意を払うことがとても大切だと感じました。特に、言葉遣いや礼儀正しさが、他の国と比べて違うと思います。店員さんやサービス業の人たちが、いつも笑顔で対応してくれるのも印象的です。これは、相手に対して優しさを示すことが、日本の文化的な価値観に深く根付いているからだと思います。」

安全な環境
「日本は、とても安全な国だと感じます。夜に一人で歩いていても、何かあることはまずないです。また、自転車や財布を置いていっても、盗まれることが少ないのも驚きました。これは、日本人が法律を守り、他人に迷惑をかけないように心がけているからだと思います。」

おいしい食べ物
「日本の食べ物は、とてもおいしいです。特に、ラーメンや寿司、焼肉などは、外国人にも人気があると思います。また、季節ごとに食べられるものが変わるのも、日本の食文化の魅力だと思います。」

以上、外国人の方々が日本に来て感じた「あたりまえ」に対する感謝の気持ちをまとめました。日本に住んでいると、それが当たり前になってしまい、そのありがたみに気づかなくなってしまうこともありますが、外国人の方々が日本に来て、日本の良さに気づかされることで、改めて日本の素晴らしさを再認識することができます。以下は、そのほかの感想です。

「日本のトイレには、いつもトイレットペーパーがあることに感謝しています。」

「日本の交通機関は、不備があったらすぐに直るのはあり得ないです。」

「日本の食事は、とても新鮮な素材が使われていると感じます。」

「日本ではあまりクラクションを聞かない。自国では常にクラクションが鳴っています。」

「日本の公共の場で、うるさい人がいないし精神的に成熟しています。」

「日本の空気はおいしいです。都市の中に緑が多くあります。」

「日本の地方はそれぞれの個性があってその土地のものを楽しむことができます。」

「日本のモノは、とてもユニークで、種類がたくさんあります。」

日本は、人々が互いに尊重し合い、ルールに従うことが求められる社会です。いい側面も悪い側面もありますが、先人が日本人の精神性を受け継ぎ、まじめに取り組んできた努力があっての社会だと思います。では、日本人の精神性はどんな精神性なのか、探ってみたいと思います。


日本人の精神

日本人は精神が成熟していると言われる理由は、多岐にわたります。以下に、その要因について説明します。

地理的要因
日本は、自然災害や地理的な制約により、長い歴史の中で自立的な精神を培ってきました。また、隣国との関係性も複雑で、国際情勢に対する緊張感が強い状況にあったため、自己防衛的な精神が求められました。このような地政学的な状況から、協調性や責任感、忍耐力、自己犠牲の精神などが日本人に備わったとされています。

歴史的要因
日本は古代から文化交流を重ね、宗教的・文化的多様性がある国です。しかし、長い間、天皇を中心とする封建的な社会が続いていたため、従順さや忠誠心、礼儀正しさ、家族や集団への帰属意識などが強く求められました。また、近代以降には、急激な近代化や戦争体験などを通じて、困難な状況に対応するための精神的な強さが求められました。

宗教的要因
日本には、神道、仏教、キリスト教など、さまざまな宗教が存在します。これらの宗教は、日本人の精神に深い影響を与えてきました。例えば、神道では自然崇拝が重視され、自然との共生や感謝の心が育まれます。また、仏教では、無常観や八正道などの教えを通じて、自己超越や慈悲の心が培われます。

社会的要因
日本は、家族や地域社会など、集団や共同体を重視する文化的背景があります。そのため、個人主義や自己表現を重視する西洋文化とは異なり、他人との調和や共存を重んじる社会が形成されています。また、日本社会には、階層や役割分担が明確になっており、その中で自分の役割を果たすことが求められます。これらの社会的な要素から、協調性や責任感、忍耐力、自己犠牲の精神が日本人に備わっているとされています。

文化的要因
日本には、古くから独自の文化が発展してきました。その中には、美意識や美徳を重視する傾向があります。たとえば、茶道や華道などの芸道は、美的感覚を磨くとともに、礼儀や心の持ち方を養うことを目的としています。また、武士道や侍の道も、忠義や勇気、正義などの倫理観を育むためのものでした。これらの文化的な要素から、礼儀正しさや正義感、精神性などが日本人に備わっているとされています。

以上のように、日本人の精神が成熟している理由には、複合的な要因があると考えられます。ただし、全ての日本人がこのような精神を持っているわけではありません。また、現代の日本においても、これらの精神は変化しているという指摘もあります。

現在の世界情勢や社会問題が日本にも影響を及ぼし、多くの人々が精神的に追い込まれている状況があります。しかし、日本人の美しい精神性を保ち、それを世界に発信するためには、以下のような方法があります。

美しい精神性を保つために

  1. 自己肯定感を高める
    自分自身を肯定し、自信を持つことは、日本人の美しい精神性を保つ上で非常に重要です。自己肯定感を高めるためには、自分の強みや長所を意識し、自分を否定することや他人と比べることを避けるようにしましょう。

  2. 人とのつながりを大切にする
    日本人の精神は、人とのつながりや共感、思いやりに根ざしています。人とのつながりを大切にすることで、自分自身や周りの人々の生きる意味や幸福を共有し、助け合うことができます。

  3. 自己研鑽を続ける
    日本人は、知識や技術、芸術や文化、哲学やスピリチュアリティなど、多くの分野に渡って深く研鑽されてきました。自己研鑽を続けることで、自分自身が成長し、周りの人々に貢献することができます。

  4. 自然と調和する
    日本の美しい精神は、自然との調和や尊重に根ざしています。自然と調和し、自然の恵みや美しさを感じることで、自分自身や周りの人々が心身ともに癒やされることがあります。

  5. 心の余裕を持つ
    美しい精神性は、心の余裕や静けさに根ざしています。日々の忙しさやストレスから離れ、心を落ち着けるために、瞑想やヨガ、自然散歩や音楽鑑賞などの方法を取り入れてみることも大切です。

日本人の美しい精神性は、繊細さや謙虚さ、礼儀正しさ、忍耐力、努力家精神など、多くの価値観や美徳を含んでいます。これらの価値観や美徳は、世界中の人々から高い評価を受けており、日本が世界をリードする分野につながる可能性もあります。

日本が世界をリードする分野

具体的には、以下のような分野が挙げられます。

  1. 技術革新
    日本は、高度な技術力と品質管理能力を持っており、世界中から信頼を得ています。これらの技術力や品質管理能力を磨き、さらに進化させることで、世界の産業界においてリードすることができます。

  2. 文化・芸術
    日本の文化や芸術は、世界中から高く評価されています。伝統的な和風文化から、現代的なアニメやマンガなどまで、多様な分野で活躍しています。これらの文化や芸術を大切にし、世界に発信することで、世界の人々との交流を深め、世界の文化・芸術の発展に貢献することができます。

  3. 環境・エネルギー
    日本は、エネルギー効率や再生可能エネルギーの導入など、環境問題に積極的に取り組んでいます。これらの取り組みをさらに進め、世界中で注目されるような環境・エネルギー政策を展開することで、世界の環境問題の解決に貢献することができます。

  4. フィールドワーク・人道支援
    日本人は、自然や人との共生を大切にする精神を持っています。この精神を活かし、世界各地でのフィールドワークや人道支援活動に取り組むことで、世界中の人々の生活の質を向上させることができます。

以上のように、日本人の美しい精神性を保ち、世界に発信することで、世界をリードする分野に貢献することができます。まずは、目の前の人を大切に、自分ができることからはじめよう。世界中でいろいろな国がある中で、日本に生まれてきたことを再認識して、今ある「あたりまえ」に対して感謝の気持ちを忘れず日々を過ごしたいと思います。

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