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投げかけた言葉は自分に返ってくる

宇宙には、投げかけたものが返ってくる、投げかけないものは返らないという法則があります。これは、私たちが放つ思考や感情が、周りの環境や人々に影響を与えるということを示しています。つまり、私たちが投げかける言葉や行動は、必ずどこかで返ってくるということです。

文句を言うと文句を言いたくなる事象が返ってくる

不機嫌な言葉や否定的な言葉を放つと、同じようなエネルギーが自分に返ってくるということ。不平不満や愚痴を言うと、その言葉が放たれた空間や人に影響を与えるだけでなく、自分自身にも影響を与えていると考えられます。例えば、不満や愚痴を言っているときは、その状況や人物に対して否定的な感情を持っていることが多いです。そして、その感情が自分自身にも影響を与えて、不機嫌な気分やストレスを引き起こすことがあります。その結果、不満や愚痴を言いたくなるような出来事がまた起こりうるということです。

あなたが自分自身に対して「私はいつもダメなことばかりしている」とネガティブな言葉を発している場合、その考え方が行動に影響を与え、結果として本当に「ダメなことばかりしている」という現実を自分自身に作り出してしまうことがあります。

このように、言葉には非常に大きな力があります。自分自身や他人に対して発する言葉は、そのまま自分自身に返ってくる可能性があることを忘れずに、言葉遣いに気をつけるようにしましょう。

いつもポジティブな言葉を投げかける

全ての人が完璧にポジティブな言葉を発することは難しいと思います。しかし、自分自身が不平不満や愚痴を言わないように心がけることで、周りの人や自分自身にもポジティブな影響を与えることができます。

他者に肯定的な言葉を放つことで、相手を励ますことはもちろんですが、自分自身もそのような言葉に囲まれるようになります。常に人を和らげる言葉を放つことで、周りの人たちとの関係性がより良好なものになることがあります。

「うれしい」「楽しい」「幸せ」「ついてる」「愛してる」「大好き」「ありがとう」。これらの言葉は、私たちにとってとてもポジティブな言葉です。これらの言葉を使うことで、自分自身や周りの人々の気持ちを明るくし、ポジティブな方向へと導くことができます。

美しい言葉を使うことで人生が好転する

宇宙には、投げかけたものが返ってくるという法則があります。つまり、私たちが放つ言葉やエネルギーが、周りの環境や人々の反応に影響を与え、それが私たち自身に返ってくるということです。

例えば、人と会話をしているときに、「ありがとう」と言われたら、自分も嬉しくなりますよね。また、「大好き」と言われたら、自分自身もその人やものに対して好意的な気持ちを持つようになります。このように、ポジティブな言葉を使うことで、自分自身や周りの人々にポジティブな影響を与え、人生が好転することがあります。

さらに、これらの言葉を積極的に使うことで、自分自身がポジティブな思考になり、自分自身に対しても優しく接するようになります。その結果、自分自身の幸福感や自信が高まり、より良い人生を送ることができるようになります。

文句を言わないトレーニング

コント〇〇
文句を言いたくなることや人っていますよね。例えば、いつも口うるさい上司がいるとします。その上司に会うときに、「コントいつも口うるさいおじさん」と心の中で言って話を聞くと、ちょっとおもしろいし第3者視点で見れるようになります。

逆に感謝する
相手が期待していたことや、自分が思い描いていたことと違う結果になった場合、相手に感謝することで自分の心の中をポジティブな方向に持っていくことができます。例えば、レストランで注文した料理が期待と違うものが来たとき、「こちらの料理も美味しいですね。新しい味を知ることができて嬉しいです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えることで、自分自身も気分が明るくなります。

自分の感情を表現する絵を描く
不平不満や愚痴を言葉で表現するのが難しい場合には、絵を描くことがオススメです。自分の感情を絵に表現することで、ストレスを解消することができます。例えば、心の中でグチャグチャになっている感情を、色や形で表現することができます。

アドラー心理学を取り入れる
アドラー心理学は、人間の心理的な問題を解決するための方法論の一つです。不平不満や愚痴を言う行動は、自己中心的な思考になっていることが多いため、アドラー心理学の考え方を取り入れることで、自己中心的な思考から脱却することができます。例えば、自分自身を客観的に見ることや、相手の立場に立って物事を考えることができるようになると、不平不満や愚痴を言わなくなる可能性があります。

ポジティブな愚痴をする
普段の不平不満や愚痴ではなく、逆に相手の良いところや素晴らしい行動について愚痴を言うことで、相手を褒めることができます。例えば、「あんなにいい人なのに、もっと自分を認めて欲しいな」といった感じでしゃべってみましょう。

愚痴を書き留める「愚痴日記」を作る
毎日、感じた不平不満や愚痴を書き留める「愚痴日記」を作ることで、自分がどのようなことでストレスを感じているのかを把握することができます。また、書き留めることで、自分の感情を整理するとともに、客観的に自分を見ることができます。

日頃の口癖を変える
普段口癖にしている言葉を変えることで、自分の感情をコントロールすることができます。例えば、「ありがとう」という言葉を頻繁に口にするようにしてみましょう。その結果、ポジティブな感情が増え、不平不満や愚痴を言うことが少なくなるかもしれません。

やり直す
不平不満や愚痴を言ってしまった後、一旦自分自身に向き合い、もう一度やり直すという方法もあります。自分自身の感情を整理した上で、改めて相手に対して話し合いをし、解決することが大切です。


不平不満や愚痴の源

不平不満や愚痴が出てしまうのは、自分が持っている固定観念や先入観(~でなければならない、~に違いない、~であるべきだ)から外れた行動を相手にされたときに感情が反応し、つい不平不満や愚痴が出てしまいます。例えば、「子供は早く寝るべきだ」という観念がある場合、遅くまで起きている子供を見ると文句や注意をしたくなります。

つまり、不平不満や愚痴は、感情が反応してしまうことが原因になります。その感情の原因は、固定観念や先入観から来ています。では、固定観念や先入観を変えるためにはどうしたらよいのでしょうか?それは簡単なことではありません。トレーニングが必要です。一つは、「すべての出来事は中立的」だと思うトレーニングです。出来事自体に意味はなく、いい悪いはすべて自分で選んでいるということです。

人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま
中国のことわざでこんなことわざがあります。
中国の北端、国境の「塞(とりで)」の近くに、占いが得意な「翁(老人)」が住んでいました。あるとき、彼の飼っていた馬が逃げてしまったので、みんなが同情しましたが、彼は「これは幸運が訪れる印だよ」と言います。そして、そのとおり、逃げた馬は立派な馬を連れて帰ってきました。そこでみんなが祝福すると、今度は「これは不運の兆しだ」と言います。実際、しばらくすると彼の息子がその馬から落ち、足の骨を折ってしまったのです。またみんなが同情すると、彼の答えは、「これは幸運の前触れだ」。息子はその怪我のおかげで、戦争に行かずにすんだのでした。

一見良い出来事も悪い出来事につながり、一見悪い出来事もよい出来事につながっています。出来事自体に意味はないので、すべての出来事を中立的にとらえて、自分にとってすばらしい意味付けをすれば心も豊かに発する言葉も美しくなると思います。


言葉の力

言葉の力や言霊とは、言葉にはそれを発する者や周囲に影響を与える力があるという考え方です。この考え方は、古来から多くの文化や宗教で語られてきました。

具体例として、まずはポジティブな言葉の力について考えてみましょう。例えば、あなたが誰かに対して「頑張ってね!」と声をかけると、その人は励まされ、自信を持って挑戦することができるようになるかもしれません。また、あなた自身が「私にはできる!」と自分自身に言い聞かせることで、自信を持って目標に向かって取り組むことができます。

一方で、ネガティブな言葉も同様に影響を与えることがあります。例えば、あなたが誰かに対して「お前は無能だ」と罵ると、その人は自信を失い、自分自身を貶めるようになるかもしれません。また、あなた自身が「私はダメな人間だ」と自分自身に言い聞かせることで、自信を失い、自分自身を貶めるようになってしまうかもしれません。

言葉の力や言霊は、身近な生活の中でさまざまな場面で現れます。例えば、子どもに対して「お前はいつもこんなことをしているから嫌いだ」と言うと、その子どもは自分自身を貶めるようになり、自信を失ってしまうかもしれません。また、言葉によっては病気を治す力があるという考え方もあります。例えば、病人に対して「あなたは病気を克服する強い力を持っている」という言葉をかけることで、その人の心身が癒され、治癒力が高まるという効果があるとされています。

言葉の力や言霊は、非常に大きな力を持つとされています。そのため、言葉遣いには十分に注意し、美しい言葉を使うことで、周りや自分自身を良い方向に導くように心がけましょう。

私たちが投げかける言葉や行動は、必ずどこかで返ってくるということを忘れずに、常に自分自身や周りの人々にとって良い影響を与えるような行動を心がけることが大切です。そうすることで、良い循環が生まれ、幸せな人生を送ることができるでしょう。


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