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就活の本質とは?自分らしさとは?一般女子大生が感じるギモン。

こんばんは。

今日後輩に「就活の面接で自分らしさがないと言われたのですが先輩はどのように自分を魅せていましたか」。こんな質問をされました。

そこでふと就活を振り返ってみると、私自身、いわゆる”型にはまった就活生"だったな、と思います。サマーインターンに何社もエントリーしてインターンに参加・通過した先輩のESを改良して自分のESに盛り込み・企業が求める人物像を調べ抜き自分を偽る、など。

一般的に就活では「自分自身のありのままを魅せて自分とマッチする企業を見つけることがいい」。こんな風に言われます。

しかし、実際のところ就活をする上で自分の本音で話すよりも「御社が第一志望です」「リーダー的役割が得意です」と自分の素性と反する場合も多少エピソードを盛って建前で話した方が通過することは事実です。

ここで世間一般では「創り上げた素晴らしい自分像」が通過するのにも関わらず、面接など企業側からは「ありのままの自分像」を求められる。こんな乖離が生じます。

確かに自分自身も理想と現実のギャップに苛まれながらも、一定受かりたいという気持ちがあり、企業側の理想像に自分自身を寄せてしまう状況はよくあることでしょう。

しかし、そのような"建前の自分像"を創り上げ続けると「本当の自分とは?」「ありのままの姿とは?」といった疑問に悩むことになります。この状態は果たして「就活のあり方・自分のあり方として正しいのか」そんな疑問に溢れてたまりません。

そうは言っても「よく寝坊します」「コミュニケーションが苦手です」「計画性がないです」と正直に話しても通過率が低いことは自明です。

だからこそ「自分らしさを伝える」ためにも面接ではなくジョブ型採用を推進すべきだと考えます。

面接ではそれなりに対策すれば創り上げた自分像を演出することは可能であっても、数日間のジョブ型採用では些細な部分でボロが出る・より自分らしさを伝えられる、と思うからです。

ジョブ型採用は面接と比較して工数がかかりますが、採用段階こそリソースを使うべきではないでしょうか。建前就活をした私が大きな顔で言える立場ではないですが、今後よりグローバル化が推進するであろう時代だからこそジョブ型採用をより一層推進すべきだと思います。

と、後輩の一言に色々と考えさせられた一日でした。


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