見出し画像

長崎市・祈念坂に行ったときの話

1月から始まった月9ドラマ「君が心をくれたから」は、長崎が舞台になっているそうな。


あんまりドラマ見ない人間なんで見てないんだけど、もしかしたらロケ地になっているかもしれない坂、その名も「祈念坂」に行ったときの話を書きます。
とはいえ、行ったのは2022年10月ですので、記憶が薄れていったりしてるとこがあるんですけどそんなの関係ねぇ!!


そもそも祈念坂とは、長崎県長崎市南山手にある坂で、長崎を舞台にしたいろんな映画やドラマのロケ地になるようなめっちゃ良い感じの坂です(語彙力)


自分も、Twitterに上げている人の写真見て、わぁ綺麗と思ったので、行ってみることにしました。



とりあえず、長崎市内までは車で行きました。
自分は長崎県民だけど、あまり長崎市内に土地勘が無く、祈念坂も大浦天主堂らへんってくらいしかわかりません。

近くまで車乗り入れ出来るのかもわからなかったので、ひとまず水辺の森公園の駐車場に車停めて、てくてく歩くことにしました。


途中にあった孔子廟。ここにあったのか!


Google先生に最初道案内してもらいながら進んで行ったんですが、途中よくわからなくなってしまって、とりあえず道のある方向に進んでいきました。



これが不幸の始まりでした。



だんだん歩いて行くと、なんか狭い路地みたいなとこに入って行って、更に行くと階段がありました。とりあえず登ってみたんですが、これがまたキツい。


延々と続く階段の途中、壁のところにこう書いてありました。



「地獄坂」


いやほんとその通りやわ。ナイスネーミングセンス👍って言ってる場合か!
祈念する前に地獄見たわ。


Googleマップで見ると結構祈念坂の近くまで来てるんですけど、見渡す限り、写真で見たような綺麗な風景は何処にもなく、ただコンクリートの階段と懐かしい感じのする住居が並ぶばかり。
夕方に行ったのでだんだん周りも薄暗くなりつつある。

もはやこれまでか。このまま辿り着くこと無く私は地獄坂で終わってしまうのか。
私はなぜここにいるのか。そもそもなぜ生きているのか。


そんなことを思っていたとき、 一人のご婦人が通りかかりました。


キタ━(゚∀゚)━!


服装を見るからに地元の方だと思った私は、声をかけてみることにしました。
気分は街歩き系テレビ番組のリポーターです。


「すいません。祈念坂に行きたいんですけど…」
「そうね。案内するけん。」


嗚呼、優しいマダム


長崎の方は、道案内するとき一緒に付いてきてくれると聞いたことがありますが、まさにその通りで、一緒に来てくれました。

「あんたこの階段昇って来たと?!近くにエレベーターあったとに!」
って言われました。エレベーターあんのかよ!!


道中、喋りながら向かったんですが、マダムの話す内容が、あ、俺他県から来た観光客に思われてるって感じの内容でして、俺もわざとそのふりをして相槌打ってたら
「あんたどこから来たと?」


あ、やばい。
まさか同じ長崎県民ですとは言えず、とっさに
「佐賀(の方角)から来ました」
間違ってはいない。



それから数分後、いよいよ待ちに待った瞬間が!

祈念坂の看板


おぉこれがあの祈念坂。そしてその風景がこちら

めちゃくちゃ良い雰囲気じゃあーりませんか!

異国情緒感じまくる坂。
明かりも幻想的でした。


ほんと来て良かった。ありがとうマダム!
お礼を伝えると、
「そしたら帰るけん。」

マダムはそう言い残し、近くの家に入って行きました。


めっちゃ家近いやん。
本当にありがとうございました。

加工したVer.
ちょっと下りたところ(加工したVer.)
大浦天主堂が見えてきました。


いやあほんと、さっきまでのしんどい思いをかき消すほどの景色。
最高でした。大満足で坂を下りました。。


今回はここまで。下りたあとの話もちょこっとあるのでまたの機会に。では!


この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

50,779件

#この街がすき

43,472件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?