転職したて。産休前に無給で休む際に考えたお金のこと
こんにちは、バリキャリでもゆるキャリでもないフルキャリ会社員です。
日系ホワイト大企業→外資系企業→スタートアップへ転職して3か月。ただいま第二子を妊娠中です。
第一子の妊娠中に切迫早産(早産しかけている状態)となり入院したことから、今回は早めに自己都合で休職することにしました。
今回はその際に考えたお金のことを書こうと思います。
いつから休むか
法律では34週(予定日6週前)から取れます。これは1947年から変わってないとか。
私の場合、第一子のときの会社は超ホワイト大企業にいました。正社員だった私は、8週前から産休取得ができて、さらに有給休暇を使い28週(8か月)から休みました。
時期的にはちょうど良かったと思います。動くのがだんだんつらくなってきた頃で、1か月で出産準備して、32週(9か月)で切迫早産で入院になったので。
ただ、第二子はお腹が早く大きくなるので、より早く休みたいところでした。
育休取得要件を確認
産休は誰でも取得できます。ただし育休は違います。
2022年6月現在、有期の契約社員である私が確認しなくてはならないのは大きく二つでした。
契約終了予定がないか
採用時に言われてはいませんが、うちの会社は6か月で正社員登用するのが普通っぽかった(補助金が出るため)ので、おそらく契約更新されると踏んでいました。あと、ひどい言い方ですが、妊婦を簡単に切れませんしね。休業開始日前2年間に賃金支払基礎日数(就労日数)が11日以上ある完全月が12ヵ月以上か
私の場合は前職を含めると問題なく満たしていました。ちなみに途中産育休とか取ってる場合は、必ずしもこれに当てはまらないのでご確認を。
気になったのは給付金の額
育休開始から180日間
休業開始時賃金日額 ×支給日数×67%育休開始から181日以後
休業開始時賃金日額×支給日数×50%
問題は休業開始時賃金日額ってやつです。
計算方法は
育児休業前(産休を取得した場合は産休開始前)6ヵ月間の賃金(ボーナス除く)/180
あれ、もし私が産休より1か月前から取得したら、5か月の賃金を180で割ることになる…?
ただ、第一子のときに調べた際、もし予期せず休業となっても都合の良いシステムだった気がしたので、ハローワークに聞いてみました。
完全月のみ算定対象
問い合わせたところ、算定されるのは賃金支払基礎日数(就労日数)が11日以上ある完全月のみとのことでした。
ん、完全月?実は育休取得要件のところにも出てきました。
例えば産休取得が2023年1月1日からの場合、通常の算定対象は2022年7月5日〜2022年12月31日です。
ここで12/2〜12/31の30日間を、自己都合なり入院なり、休業状態だったとしましょう。(入院の場合は傷病手当が貰えますが、この金額は算定対象外)
12月は賃金支払い日数が11日に満たないので、この月は算定しないことになります。
この場合、7/5より前の30日間を見て、算定対象かな?と確認してくれるのです。
ちなみに算定は、この180日を対象として払われる給料で行われるそうです。
何が言いたいかって、例えば180日を超えて休業に入ってから給料や残業代が支払われた場合でも、その給料や残業代は180日を対象としたものなので、算定に入ります。
ざっくりなので、月の分け方など細かいことはご自身のお勤め先の管轄のハローワークに聞いてください。
私の場合はどうしたか
出産予定日:12月下旬(40週)
産休開始:11月上旬(34週)
私傷病(自己都合)休業開始:10月上旬(29週)
有休消化開始:9月後半(27週)
としました。
この場合、10〜11月あたりの自己都合休業期間は、就労日数が11日に満たないことになるので、算定に入りません。
したがって4〜9月あたりの給料で算定してくれることになります。(有休消化中は給料が出てるとみなされます)
私は3月中旬から現職で働き始めましたが、もし算定月が前職にいた時期に被ったらどうなるんですかね?
とか気になりはします。
ぼやき
第一子のときはザ・日本企業におり、月給安くてボーナス多めでした。産育休の給付金の算定対象にボーナスは含まれないため、ショックを受けた覚えがあります。
今回は年俸制でボーナス無しの会社なので、月給が高く、給付金も多くなるので嬉しい!と思いきや。
給付金って上限があるんですね。月給が上限超えてた場合は、ちょっと悲しいです。
ちなみに上限までは、社会保険料とかも控除されるので、手取りはそこまで大きく減額にはならない…らしいです。
「育休取ったら給料減るから〜」とぼやいている、特にパパには知っておいてほしいですね。
最後に
そもそも34週で産休って遅すぎやしませんか?
お腹パンパンで歩くのも大変ですよね。一人目のとき、普段坂とも認識しないような緩やかな坂で息切れしていたのを思い出します。
ギリギリまで働きたい人も、早めに休みたい人も、選択肢の幅がもっと広がったらいいですね。
この記事では私のパターンをご紹介しましたが、細かい条件は人によって違うと思うので、必ずハローワークにご確認ください。
読んでくださりありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?