2021年にかけてトレンドとなるであろう動画求人について
個人的な所感ですが「文字」だけの求人票は時代遅れになるのではないかと思っています。
先日リリースしたブログに記載したのですが、2020年以降の「求人媒体」はいくつか変化が起きると予想しています。
上記ブログでは、
インフォグラフィック
コミック
動画
この3つが今後の求人トレンドとなる、と記載しています。文字だけではなく、何かクリエイティブを活用した求人がトレンドとなるであろう、と予想しているのです。
本ブログでは「動画」にスポットを当てて、求人内容にどのように動画を取り入れた方が良いのかを説明していきます。
1. なぜこのタイミングで動画なのか?
「求人動画」がこのタイミングで注目されるであろう理由は、いくつかあります。
1-1. 動画が当たり前になっていること
動画が僕らの生活の一部になったのは間違いなくYouTubeの存在です。YouTubeを見て土日を過ごす、という方もいらっしゃるかと思います。YouTubeを用いて情報収集をする方も多いのではないでしょうか。
最近の10代、20代の方はメディアや雑誌、本など「活字」を読むよりも、 チャットや画像、動画のほうが慣れています。何かわからない言葉があった際に「ググる」のではなく、「YouTube」で検索をする若手が増えているようです。それにもかかわらず求人内容が文字のみというのは、トレンドに沿っていません。動画がトレンドになっているのであれば、求人も動画化する必要があります。これが背景の1つ目です。
1-2. よりリッチ化されたコンテンツが求められている
スマートフォンの台頭に伴い、僕らの生活の質は向上しました。
一方、求人内容を「文字」で表現するのは、ここ30年ほど変わっていません(もっと長い期間かもしれません)。こんなにも世の中が豊かになっているのに、求人内容の変化は乏しいままなのです。
繰り返しになりますが、表や図、画像や動画を組み込むことによってユーザー体験は向上します。よりリッチなコンテンツが必要とされていることは間違いありません。そして、まだ動画求人には取り組んでいない会社が多く、今取り組むことにより、他社を大きくリードできるメリットもあるのです。
2. 動画のメリット
求人に動画を取り入れることで発生するメリットはいくつかあります。 そのうち3つをご紹介します。
メリット(1)
人や建物、背景が動くため臨場感を楽しむことができる。
メリット(2)
音楽を加えることができる。音楽があると高揚感が生まれ感情移入もしやすくなる。
メリット(3)
声を加えることができる。その人の雰囲気なども伝えることができる。
この3つのメリットを存分に発揮できる内容が、動画のコンテンツには最適です。具体的にどのようなコンテンツ(内容)が適しているかは、もう少し後でご紹介します。
2-1. 他の手法と比較をしてみる
求人を動画で表現することに対してのメリットはご理解いただけたかと思います。では、動画以外のテキスト、インフォグラフィック、コミックなどの「手法」と何が異なるかを見てみましょう。
縦軸に「手法」、横軸にはそれぞれ特徴を記載してみました。○、△、×をつけてみると上の表で表すことができます。今回スポットに当てている「動画」は雰囲気や臨場感を伝えるのには長けていますね。また△と○の数が多く、きちんと作成できれば使い勝手は良いかと思います。
3. 動画の種類
動画には「種類」があります。僕は動画についてはあまり詳しくないのですが、色々な動画を見てみると、3つに分かれることがわかったのでご紹介します。
種類(1)
静止画を組み合わせて動画にする。
人の写真やプレゼン資料のスライドに文字を入れて作成するパターン。
種類(2)
静止画+動画を組み合わせて動画にする。
画像やスライド、そして動画を組み合わせて作成するパターン。
種類(3)
動画のみ。
もしくは動画と動画の組み合わせで作成するパターン。
「静止画」と「動画」をうまく組み合わせることによって、色々なパターンの動画を作成することができます。もちろん動画同士の組み合わせも可能です(編集難易度は上がりますが)。
そして皆さん、ここで質問です。「これまでに見てきた中で1番クオリティが高かった動画」を思い浮かべてください。
僕が見てきた動画の中でクオリティが高かったのは「映画」です。そして「映画の予告」もクオリティが高いですよね。
映画を見に行くと、必ず映画の予告がいくつか流れるかと思います。映画の予告は引き込まれるような動画であることが多いかと思います。「あ、この映画見てみようかな」と思ったのであれば、予告の動画を作った方の術中にハマっています。
では、映画の予告は「動画」の組み合わせが多かったでしたでしょうか?それは否で、「画像」と「動画」をうまく組み合わせることによって作成されています。つまり「動画求人」と一言で言っても、動画を撮影する必然性は高くなく、「静止画」の組み合わせに音楽を挿入すれば出来上がることも多くあるのです。
4. 動画求人の作り方
では、実際に動画求人をどのようにつくれば良いのかを整理して参りましょう。2つに分かれます。
4-1. 題材を決める
求人内容と一言で言っても「題材(内容)」は幅広くあります。題材は4Pに分けてみるとわかりやすいです。
上の図はポテンシャライトが4Pの説明をする際に使う資料になります。4Pとは、人が会社に興味を持つ人を分類すると、この4つに分けることができる、という概念になります。動画についてはあらゆる題材に適用することができますが、適切な題材をピックアップしてみましょう。
僕の主観で選んでいるのですが、下記が動画に適切な題材になります。
理念/ビジョン
バリュー
メンバー紹介
「事業内容」や「福利厚生」、「人事制度」を動画を用いて説明することもできると思いますが、前述した3つのメリット(2. 動画のメリット)を存分に生かす題材ではないと思っています。
一方で、「理念/ビジョン」、「バリュー」、「社員紹介」などはこの3つのメリットを存分に使うことができると思います。
「理念/ビジョン」はその企業の魂であり、理念/ビジョンが決まるまでにたくさんの決断などを経て、大変だったことと思います。臨場感を短い時間で伝えるには最適な内容になっています。
「バリュー」についてもその企業の行動指針を表すことになるので、動画は最適だと思います。
「社員紹介」については、スポーツの選手紹介をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
5. 事例
では、どのような動画が実際に作成されているのかを見て参りましょう。
5-1. ミッションビジョン
当社の事例をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?自分で言うのもアレですが、比較的臨場感があったのではないでしょうか。文字で伝えるのも良いですが、動画にすることによって、少しでもこの動画を見てワクワク、ドキドキされたのであれば動画にした目的は達成できます。
5-2. バリュー
こちらも当社の事例をご覧いただければと思います。
ミッション/ビジョンと同じような作成の仕方にしており、臨場感を感じていただけたかと思います。こちらも静止画をうまく組み合わせることによって作成をしたものになっているのですが、うまく表現できたのではないかと思っています。
5-3. メンバー紹介
繰り返しになりますが当社の事例をご覧ください。
メンバー紹介は動画で作成しやすいですね。こちらも文字でメンバーの名前を記載しており、採用広報などで文字で表現するよりも、より伝わりやすいかもしれません。
5-4. 長い時間での会社紹介
これは前述をした3つと比較すると、ある程度オーソドックスな内容にはなりますが、必要なことです。
前述したものはある程度臨場感が必要でしたが、今回の会社紹介の動画については「正確さ」「わかりやすさ」が優先されます。なのでそんなに動きは無いのですが、きちんと落ち着いて見れるような内容になっています。
※こちらは完成し次第、upしたいと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
動画は文字と比較してもワクワク、ドキドキ、そして臨場感があるということはご理解いただけたかと思います。僕は社会人になってからフットサルの東京都リーグに参加していましたが、大事な試合の前はテンションが上がる動画を見ていました。モチベーションも上がり、やや興奮状態で試合に臨むことができ、良い効果が出ていました。
会社選び(転職活動)もスポーツと同じ、とは言いませんが、一定モチベーションを上げる=志望度を上げる、そして興味を持ってもらうことができるキッカケにはなるかと思います。是非皆さんも試してみていただければと思います。
ポテンシャライトでは求人動画作成についての支援をしております。
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