仕事において「自由」を得るタイミングが早かった人へ
先日テレビのニュースを見ていたら、こんな悲しいニュースがありました。
働く価値観は人それぞれなので、特に肯定も否定もありませんが、個人的には働くことに対しての価値観が異なり、もし当社の社員がこの類のことを話していたらちょっと残念だなと思っています。
もちろん働く量を減らして、かつ自分が快適な環境で仕事をする、そして満足のいく給料をもらう。これはすごく楽かと思います。
一方で、自分に負荷がかからない仕事の仕方を20代からしてしまうと、「頑張り方」がわからなくなってしまい、成長角度もかなり鈍化します。その仕事の仕方がスタンダードになってしまうと、取り返しのつかないことになり、頑張ってる方とそうでない方の二極化が一気に進むことになるかと思います。これまで以上に格差社会になる事は必然で、それは皆さんの働き方が作っているのです。
僕の周りにはスタートアップ/ベンチャー企業界隈の方が多いです。その界隈にいらっしゃる方なのであれば、自己研鑽はし続けているかと思います。
ただ、今回のコロナの影響により顔を合わせて働くよりは、自宅で1人で仕事をすることが増えたかと思います。自宅で仕事をする場合、「業務をこなす」スタンスの方が増えたかと思います。業務をこなすだけでは成長角度は鈍化します。いかに個人で事故を奮い立たせながら自己研鑽することが社会人にとっては重要です。
自身を奮い立たせながら自己研鑽をし続ける方が、日本に多くいるとは思えません。そもそも「管理(マネージメント)」をされるべき人材が、コロナの影響でマネージメント化から外れて、自分で業務設計をして、且つ高い角度で成長をし続ける方をあまり見たことがありません。むしろそういった方が日本に多いのであれば、日本からスタープレーヤーがもっと生まれているはずです（スポーツもビジネスも）。
特に若手の方。
仕事において「自由」を得るタイミングがちょっと早いです。皆さんはまだ仕事においてのペース配分や、自己成長するための自己研鑽の仕方などが固定化されていません。そんな中でこれからの社会人 人生の中で大きな成功を得る確率はそこまで高くないかと思います。目の前にいる成果を出している/成長著しい先輩を肌で感じながら仕事をすべきです。
仕事において自由を得るのは、「成果を出した方」という前提があります。
前々職のネオキャリアに在籍しているときに、当時のトップセラーが言ってました。
「自由が欲しければ成果を出せ」
ものすごく腑に落ちました。その方は成果を出して働き方の自由を獲得していました。当時デスクトップPCが日常でしたが、その方はノートPCを持っていました（と思います）。外で仕事ができるなんて最高だなと新卒ながら思っていました。ただ、「僕もノートPCをください！」とは言えませんでした。会社で仕事をしたほうが得るものは大きいですし、成果を出していないので認められないと思っていたのです。
もう一つ違う話題を。
スタートアップ/ベンチャー企業で働いてる方、そして仕事に対して非常にモチベーションが高い方は、知り合いからこんなこと言われた事は無いでしょうか。
「なんでそんなに一生懸命仕事をしてるの？」
おそらくこの類の質問してくるのは、両親、古い友達、お付き合いしている彼氏彼女、夫または妻が該当するかと思います。
なぜこの質問が来るのか。
それは答えは簡単で、「今」皆さんが持っている仕事の価値観と、目の前にいる人の仕事の価値観が異なるからです。
特に両親や古い友人、お付き合いしている彼氏彼女と出会った時期が比較的過去であれば、その「過去」の仕事の価値観と、皆さんが「今」持っている仕事の価値観が異なり、目の前にいる方の価値観とずれているということです。これは必然的に起こります。
僕も過去に何十人と部下がいました。女性の部下の夫から「そんな働き方は辞めたほうが良い。定時帰りの仕事をしたほうが良い」と言われた部下がたくさんいました。これも価値観ですし、結婚関係であれば特に口は出しませんが、やる気がある人の邪魔をしないでくれ、と思っていました。
皆さんがなぜそんなに一生懸命働いているのか。この答えは皆さんの心の中にあるかと思いますが、人それぞれで良いと思います。
ただ1つ言える事は、
「皆さんが心の奥底から”本当にやりたいこと”が見つかった際に、それにチャレンジする力を身に付けている」
そう思ってもらうと筋は通りやすいです。
僕個人的にもポテンシャライトを立ち上げたのは2017年の4月で、社会に出てから約9年間仕事を必死にしてきました。その必死に仕事をしてきた足跡は未来で活かせる事が多く、一方で普通のペースで仕事をしてきたらいざやりたいことがあったときに、自己実現できないことが非常に多いです。
と、本日は採用の知見などの話ではなかったため、少し退屈をさせてしまったかと思いますが、
何が言いたいかと言うと、今のコロナ化の環境下の中で、ビジネスマンの成長率の二極化はさらに進んでいます。僕個人的にも肌で感じています。
このブログを読んで、ハッとした方は今からでも遅くありませんので、自己研鑽をしましょう。自由な働く方を手に入れるタイミングが早かった方は特にです。
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今後も採用/人事系のアプトプットを続けていきます。
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