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ポテンシャライトの「仕事への価値観」を詳しく説明いたします

ポテンシャライトの採用活動における選考基準の1つに「仕事への価値観」があります。当社はベンチャー企業の「支援者」として、そして当社自身がベンチャー企業であること。また、代表の僕が仕事が好きであり、永続的に自己成長をしていきたい、と言う思いから当社にジョインいただくメンバーはこの「仕事への価値観」がマッチしていないと双方において幸せになれないと思い、掲げています。

ただ、こんな事象が発生することがあります。

「仕事への価値観を重要視という事は、とにかく仕事をする「時間」、仕事の「量」を重要視している」

このように捉えられている選考の候補者様がいらっしゃいます。また、直近で入社したメンバーも多く存在しており、同じような「認識」を持ってしまっているかもしれません。本ブログでは、当社(僕)が考える「仕事の価値観」とは何かを詳しく記載していきたいと思います。本ブログを通じて、認識のミスマッチをなくしたいと思っています。


1. そもそも価値観とは何か?

価値観とは
これまでの人生で培ってきた簡単に変えられない物事に対しての考え方

当社ではこのように定義しています。ちなみに「素直さ」は価値観に分類されますでしょうか?結論としては価値観ではありません。なぜならば、「尺度で良し悪しが測れるもの」とは価値観ではなく「人間力」に分類しています。つまり、コミュニケーション力、課題解決力は皆さん「人間力」とすぐに認知できるかと思うのですが、「謙虚さ」「やる気」などは持ち合わせていた方が明らかに良いものになるため、「人間力」となるわけです。
一方で「価値観」とは具体的にどのようなものなのかを記載します。結論としては価値観を2つに大きく分類しています。


 1-1. 人としての価値観

まず内容を見てみましょう。

外向 - 内省
感性 - 論理
自我 - 共感
達成 - 貢献
規律 - 適応
着実 - 挑戦

ご覧いただけるとご理解いただけるかと思いますが、このそれぞれの内容について、どちらに価値観が寄っていたとしても「良し悪し」と言う話ではないかと思います。例えば、「論理」に寄っている方はコンサルタントや理系就職の類に関われば良いと思いますし、一方で「感性」に寄っている方は、クリエイターや芸術家等の類に交われば価値観をうまく発揮できるかと思います。


 1-2. 仕事への価値観

本ブログの本題です。
こちらもまず内容見てみましょう。

ハードワーク - ワークバランス
公私区別 - 公私混同
臨機応変 - 初志貫徹

あくまで事例ベースになりますが、前項と同様にどちらに触れていたとしても「良し悪し」はありません。僕自身も、この仕事への価値観が自分とミスマッチの方と仲良くできないわけでは一切ありませんし、社内ではよく話題に出しますが、高校時代の友人で37歳になった今でも定期的に会う友達は、この仕事への価値観が僕と逆だったりします。そのため、一概に自分の友人や家族とこの価値観がマッチしているとは限りません。
話を戻して、当社は理想としている仕事への価値観は存在します。繰り返しになりますが、この価値観がずれてしまうと、双方(当社/候補者様)にとって幸せではないかと思いますし、価値観のマッチングは非常に重要になるかと思います。


2. なぜ仕事への価値観を重要視するのか

冒頭に頭出しいたしましたが、そもそもなぜ仕事の価値観を当社が重要視しているのかも きちんと説明したいと思います。

 2-1. ベンチャー企業の支援者であること

先日こんなブログを書きました。

ポテンシャライトは「ベンチャー企業様」を対象としてHR支援をしております。当社のお客様の大半は数億円単位の資金調達を実施しています。つまり、第三者から借金(資金の調達)をして、事業を大きく飛躍させようと試みている方々と日々ご一緒しているイメージです。

皆さん、イメージしてみていただければと思うのですが、
もし仮に自分が起業をして、3億円の資金調達を実施したとしましょう。3億円と言う額は、資金調達をしている企業様の中では割と一般的な額です。ただ、今この時点から「3億円の借金をする」場合、どのような感情になりますでしょうか?3億円も借金することなんてないでしょうし、イメージがわかないかもしれないのですが、もちろん100%以上の自分が持てる力をフルに発揮し、事業成長のために邁進するかと思います。

少し言い換えて説明します。

当社がお付き合いしているベンチャー企業様の社長様は、「社会人人生において最も頑張らなくてはならない「1年間」において当社のHR支援を受けていただいている」ということです。大体の方は20代前半で社会人となり、65歳の定年まで仕事を続けるかと思います。その43年間の中で、爆発的に頑張らなくてはならない数年間を当社は並走しているわけです。

そんな人生を賭けた大チャレンジをしているお客様に対して、少なくとも「マインド」は同等以上のものを持たなくてはなりません。それができなければ、ベンチャー企業の支援者としては不適切だと思っています。


 2-2. ポテンシャライトがベンチャー企業であること

僕らのお客様がベンチャー企業であると同時に、当社自身が継続的にベンチャー企業であり続けたいと強く思っています。

その理由としては、ミッションとビジョンの達成にこだわっているからです。当社は日本/世界のHRのスタンダードを作り続けたいと思っています。HRと読む領域において、日本/世界をリードしていく会社を作っていきたいと本気で思っています。本ブログは仕事への価値観の話ですが、仕事の価値観以上に「ミッション/ビジョン」への共感がないと当社は採用をしていません。

話を戻すと、前述した内容については「本当にそんなことできるのか?」「大きなこと言っちゃって」と疑心暗鬼な方もいるかと思います。ただ、これは実現の可能性の話をしているわけではなく、目指す方向性/地点の話をしています。何が言いたいかと言うと、どの企業も目指すのは自由です。そして、自分たちを棚に上げて話をする、この目標/思想を目指すことができる「立ち位置」にいると思っていますし、その「権利」も掴めている実感があります。

本ブログの「仕事への価値観」についてですが、こんな大きなことを言っているのにも関わらず、のほほんと仕事しているのが筋は通らないでしょうし、僕は必死になって人生をかけて成し遂げていきたいと強く思っているが故に、仕事への価値観を重要視しているとご理解ください。


 2-3. 山根自身の話

当社はまだ100名未満の中小企業です。代表である僕の価値観は色濃く反映されている事は事実です。

僕は仕事が好きです。仕事をしているという感覚よりも、ミッション/ビジョンを追いかけている、というニュアンスの方が正しいかもしれません。また、現在37歳ですが、毎年大きな成長実感があり、仕事を通じてあらゆるスキルを得て、様々な方と出会いましたが、こんなにエキサイティングなものはないと思っています。そのような価値観の代表がいる会社の中で、僕と仕事への価値観がミスマッチな方は居心地が悪いのではないかと思います。

少し話の角度を変えます。

経営陣以上の方はご理解いただけるかと思いますが、このレイヤーの方は寝ても覚めても会社の経営のことを考えていらっしゃるかと思います。例えば、寝る前にベッドに入った時、目が覚めてスマホを見た時、シャワーを浴びてる時、トイレに入っている時、出勤している時、ランチタイム、家族とのご飯、プライベートの場面、ありとあらゆるシーンにおいて、頭のどこかで仕事のことを考えており、何かアイディアが頭に浮かんできたらすぐにメモをする。また、突然良いアイディアや顧客への課題解決策が思い浮かぶかもしれません。そのタイミングで、昼夜問わず、平日/休日関係なく、突然没頭したようにPCでカタカタとタイピングすることもあるでしょう。

何が言いたいかと言うと、「仕事への価値観」というのは、経営陣以上の方は当たり前のように持っている価値観です。ただ、経営陣クラスと一般的なメンバークラスの方が会社でコミュニケーションを取る機会が少ないが故に、経営陣クラスの仕事への価値観に触れる機会は少ないのではないかと思うのですが、当社はプレイングマネージャー主義で仕事を進めておりますので、代表の僕がほぼ全社員とコミュニケーションを取る機会が多くあります。つまり、僕と仕事を一緒に進める機会があるのにも関わらず、この仕事への価値観がミスマッチである事は非常にまずいのです。


3. ポテンシャライトが定義する仕事への価値観とは?

本ブログの本題です。
本ブログで何度も記載されている「仕事への価値観」とは具体的に何を指すのか?

結論としては、「仕事への熱量」です。

噛み砕いて説明すると、「熱量」と言うのは、仕事に費やす時間の中での「本気度」と表現すると適切かもしれません。誤解がないように説明すると、仕事の「時間」や仕事の「量」について、僕からメンバーに対して指示をする事はほぼありません。

つまり、

「もっと長い時間仕事しなさい」
「AさんよりもBさんのほうが仕事量が多いから偉いんだよ」

などと言うことはありません。短い時間で生産性高く、かつクオリティー高く仕事ができるほうが良いですし、それが理想です。

ただ、もし仮に短い時間で生産性高く仕事ができた場合は、他のメンバーよりも時間が捻出できるわけです。その時間で大いに「自己研鑽」をしてもらいたいです。この「自己研鑽」についてはうるさく伝えています。当社を選択して入社するメンバーは自己成長意欲が非常に高いです。それにも関わらず、周りの社会人と同じような自己研鑽の量だと、自分が成長したと思っても、周りとの相対比較をすると大したことがない、という事象が発生してしまいます。

そのため休日については「自己研鑽したほうが良い」という話はメンバーにはよくしています。ただ、誤解がないように説明すると本ブログのテーマである「仕事への価値観」は、尺度で良し悪しを測れないものです。「周りの社会人と同じスピード感で成長していけば良い」と言う価値観の形は、自己研鑽をする必要は全くないでしょうし、むしろしない方が良いと思います。ただ、繰り返しになりますが当社はベンチャー企業の支援者であり、当社自身がベンチャー企業であることから、僕らも成長し続けなくてはなりません。それは必須であるかと思います。

また、当社には「合宿」という取り組みがあり、休日に有志で集まりゼロからイチを作るようなアクションを起こしたり、自己研鑽をしたり、などをしています。不定期に開催をしており、且つ任意参加になりますが、毎回別のメンバーが集まり、会社のミッション/ビジョンの達成のため、自己成長のために皆それぞれアクションをしています。


一つ補足します。

最近思ったのですが、仕事への価値観が当社とマッチしていたとしても、「業務における生産性」も重要であるだろうと感じています。
例えば、10の仕事を5時間でできる人と3時間でできる人がいた場合、明らかに後者のほうが生産性が高いです。同じ業務「量」ですが、業務「時間」は後者のほうが短いわけです。ここで2時間の差分がありますが、後者のほうが2時間 自由に使える時間があります。

何が言いたいかというと、前述した内容である自己研鑽やゼロイチなどは、うまく時間を捻出しないとなりません。生産性高く捻出するメンバーもいますし、業務に終始追われてしまい時間を捻出できないメンバーもおります。そのため、もし仮に仕事への価値観が当社とマッチしていたとしても、一定の業務の生産性がなければならないと最近感じております。

つまり、一定の仕事の能力/地頭(という言い方は好ましくないかもしれませんが)がなければ、業務時間が多くなってしまい、時間の捻出ができず、もし仮に強引に自己研鑽の時間を捻出したとしても、プライベートの時間が無くなってしまい、人生が豊かにならないかもしれません。僕としても「プライベートの時間を無くして自己研鑽をしなさい」と言いたいわけでは一切ありません。そのため、仕事の能力/生産性を上げるトレーニングをポテンシャライトでは行なっています。それでも尚 上がらないという場合は、ちょっと厳しいかもしれません。

4. 山根はどのような生活をこれまでしていたのか?

僕は今、37歳ですがこれまでどのような生活をしてきたのかを簡単にご紹介したいと思います。
とは言いつつ平日はもちろん皆さんと同様になりますので、土日の生活をご紹介したいと思います。

 - 山根の土日の生活 ※22〜26歳(1社目)
  - パターン①
   - 6:30 起床
   - 7:15 出発
   - 8:15 会社着
    - 8:15〜12:00頃 仕事
   - 12:00〜18:00頃 フットサル+仲間とご飯
   - 18:00〜24:00 フリー(テレビ/仕事/自己研鑽)
  - パターン②
   - 6:30 起床
   - 7:15 出発
   - 8:15 フットサル場着
    - 8:15〜13:30頃 フットサル+仲間とご飯
   - 13:30〜18:00 会社 or 外で自己研鑽+仕事
   - 18:00〜20:00 家族とご飯
   - 20:00〜24:00 フリー(テレビ/仕事/自己研鑽)
 - 山根の土日の生活 ※26〜30歳(前職)+30〜35歳(ポテ/子供生まれる前)
  - パターン①
   - 5:30 起床
   - 6:15 出発
   - 7:15 フットサル場着
    - 7:15〜11:00頃 フットサル練習
   - 11:00〜12:00 移動
   - 12:00〜13:00 ランチ
   - 13:00〜18:00 仕事したりカフェ行ったり
   - 18:00〜20:00 夜ご飯
   - 20:00〜24:00 フリー(テレビ/仕事/自己研鑽)
 - 山根の土日の生活 ※35〜37歳(ポテ/子供生まれる後)
  - パターン①
   - 6:00 起床
   - 6:45〜8:30 子供と散歩しながら仕事&自己研鑽
   - 8:30〜9:30 朝ご飯
   - 9:30〜10:00 子供寝かしつけ
   - 10:00〜12:00 フリー(仕事/自己研鑽/体動かす)
   - 12:00〜14:00 子供と遊ぶ
   - 14:00〜17:00 仕事 ※ベビーシッターさん
   - 17:00〜20:00 子供と遊ぶ+夜ご飯
   - 20:00〜23:00 フリー(テレビ/仕事/自己研鑽)

 - まとめ
  - 22〜26歳(1社目)
   - プライベート/家族など :6時間
   - 仕事/自己研鑽系      :4.5時間
   - フリー(どちらでもない):6時間

  - 26〜30歳(前職)+30〜35歳(ポテ/子供生まれる前)
   - プライベート/家族など :9.5時間
   - 仕事/自己研鑽系      :5時間
   - フリー(どちらでもない):4時間
  - 35〜37歳(ポテ/子供生まれる後)
   - プライベート/家族など :6.5時間
   - 仕事/自己研鑽系      :4時間
   - フリー(どちらでもない):5時間

  - 全体平均
   - プライベート/家族など :7.3時間
   - 仕事/自己研鑽系      :4.5時間
   - フリー(どちらでもない) :5時間
    - ここで仕事/自己研鑽はしているが

ふむふむ。

休日は1日4〜5時間程度、仕事or自己研鑽をしていました。
ここでいう「仕事」は実業務というよりは「未来を創る仕事」と表現をしたほうがイメージと近いかもしれません。

ポテンシャライトでいうとゼロイチという類ですね。例えば新規サービスをひたすら作り込んだり、既存のサービスをブラッシュアップさせたり、社員にフィードバックを書いたり、などになります。           

土日は48時間あるかと思うのですが、睡眠時間が6時間/1日だったとしても、36時間余るじゃないですか。仮に食事の時間が3時間/1日だったとして、30時間余るじゃないですか。僕らは土日に30時間の余暇を与えられているのですよね。そのうち僕は9時間ほどを仕事/自己研鑽に充てていた、ということになりますね。

つまり、21時間はプライベートやその他諸々の時間に充てることができていました。

1日あたり10.5時間。1日に10.5時間も自由に過ごせる時間があれば十分かな、と個人的には思っています。ただ、1年2ヶ月前に子供が生まれてから生活を変革しましたが、仕事/自己研鑽に割く時間は変わっていません。これは僕にとって非常に大きかったです。

皆さま、ご理解いただけましたでしょうか?


最後に

皆さんいかがでしたでしょうか。
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