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“ポテンシャライトアカデミー”を実施したら、受講生さん よりも 当社 のほうが「得られたもの」が大きいと感じた話

合計6回にわたる「ポテンシャライトアカデミー」も今日時点で第3回まで終了し、折り返し地点に差し掛かっています。

※ポテンシャライト アカデミーの説明は下記より。

アカデミーについては「何」事業と呼んでいいか、ましてや「事業化」を目的としてスタートしていないため、何を目標に/何をゴールにするべきかなど社内で議論しておりますが、

半分の講座を実施した今、感じているのは、

「受講生と同程度に、ポテンシャライト側も得られるものが大きかった」

ということです。

本アカデミーは無償です。「なぜ時間をかけてやるのですか?」とご質問をいただくことも多々ありましたが、一番の目的はto C向けへの人事知見のアウトプットをすることです。もちろんアウトプットをすることによっての波及効果などは期待していますが、もともとその目的でした。

ただ、本アカデミーを全力で実施/改善をすることによって、あらゆるものが得られています。もしかしたら受講生さん以上に当社のほうが得られるものが大きかったのでは?とも思っています。

これは考え方一つです。

「無償で、お金にならないことをやっている」
「アカデミーを実施することによって受講生以上にポテンシャライトのほうが得られるものが大きかった」

どちらの状態/結果のほうが今後のポテンシャライトのためになるかというと圧倒的に後者です。もちろん当社は株式会社ですので「利益」を考えなくてはなりません。ただ、僕(山根)の社会人人生の中で「短期的な利益」を狙う戦略は長続きせず且つ疲れが生じ不幸せな人が出てくる。一方で、「長期的な利益」を目指すとファンが増えユーザーが幸せを感じてくる経験を何度もしてきました。ポテンシャライトがここまで大きくなれたのも、その経験からです。

現状、本アカデミーにお金以上のやりがいを感じており、そのやりがいは「やりきった!」「人のためになっている!」というもの以上に、「仕事はこのように取り組めば成果(成長)は数倍にでもなるのではないか」と34歳にして改めて感じているため、本ブログを書いてみました。

ポテンシャライトアカデミーを実施して、 当社が「得られたもの」と感じていることを具体的に下記したいと思っています。  

(1)人事の卵が疑問に感じてること、聞きたいことが知れたこと

本アカデミーでは、将来人事を目指したい方向けに、様々な知識/知見をお渡しする形で実施しております。まず「何を知っておかなくてはならないのか」「何を知りたがっているのか」を当社側がキャッチアップすることができています。
これはポテンシャライトのメイン事業である採用コンサルティングにも充分適用することができる情報となっており、なるほど、そこがわからないのかという新たな発見に繋がっています。

(2)膨大な質問に対しての回答履歴

本アカデミーでは、「振り返りシート」を用いて、当日の講座の内容の学び/今後活かせること/質問などをまとめてもっています。皆さんモチベーション高く、毎回のアカデミーでたくさんの質問があげていただいています。今回の参加者は20名強で、毎回のアカデミーで3〜4割程度のご質問いただいており、その質問に対して当社メンバーが回答しています。質問の質も高く、これらの質疑応答集を完成させることができれば、すごく価値のある「採用の教科書」のようなものが完成できるのではないか、と思っています。

(3)ウェビナーの経験

ポテンシャライトでは3月からウェビナーを5本実施しておりますが、本アカデミーで 既に3本実施しております。且つゴールデンウィーク中に立て続けに3本実施しましたので、毎回PDCAを回して、受講生側の体験がより良くなるよう日々改善を進めています。ここまで早いスピードでPDCAを回すことができるのはすごく価値が高いものであり、ウェビナーにおける経験、知識(知見)が猛烈なスピードで上がった事は貴重な体験でした。

(4)当社若手の成長

本アカデミーは合計6名のプロジェクトメンバーを組んでおります。山根、そして創業者の小原を除くと全員が20代中盤の若手メンバーで構成されています。そして、本アカデミーのプロジェクトマネージャーを務めているのは先月4月に入社したばかりの社員であり、彼女にとってはものすごく重いミッションかと思います。且つ、会社としてもはじめての経験(ゼロイチ)であり、そのような場において、今後起こりうることを想定し、全体設計をして実行まで移す、という経験はビジネススキルが一気に向上する良い機会となっています。また、当社若手メンバーがサブ講師を務めており、受講生さんからのウェビナー上の質疑応答を担当しています。その場で質問をいただいて、これまでの知識を頭の中でサーチし、適切な回答する力は貴重な経験であり、成長できるポイントだと思っています。

(5)ポテンシャライトの知見の再整理

今回合計6回の講座になっていますが、これまでに当社がやった知見を取りまとめる良い機会になっています。
もちろんこれまでたくさんのノウハウをブログとして世の中にアウトプットしてきましたが、「文字情報」としてのアウトプットが多く、クリエイティブに図や表を用いてのアウトプットが本アカデミーではたくさん資産としてたまっています。
たった今、第4回、第5回のアカデミー資料を作成していますが第4回についてはエンジニア採用における基礎的な知識になります。これまで社員の入社前研修を「口頭」で行っていたものが「クリエイティブ」に整理されたのは当社にとってものすごく価値の高いことであり、且つもちろん受講生さんにも価値が高いことであると思っています。
思い返してみると同社は設立当初からたくさんのセミナーを実施してきました。そのためにセミナー資料を一生懸命作っておりました。その資料を既存のお客様向けに提供する資料として用いたり、提案書に盛り込んだり、あらゆる活用ができております。
本アカデミーの資料についても全てを公開するわけでは無いですが積極的に外部公開はさせていただきつつ、当社の資産としても蓄えようと思っています。

と感じたことを記載しました。アカデミーも残り3回!今まで以上に良い体験をしていただけるよう、動いていきたいと思っています。

※ちなみに本アカデミーの内容は下記。

第1回:5/2(土) 
講座名:まず基礎から!世の中にある「採用手法」を全てハックしてみる
担当講師:山根/小原

第2回:5/3(日) 
講座名:必ず抑えておきたい!「媒体」の特徴。
担当講師:山根

第3回:5/5(火) 
講座名:今の時代に外せない!「採用ブランディング/採用広報」
担当講師:山根

第4回:5/9(土) 
講座名:「エンジニア採用」の基礎知識

第5回:5/10(日) 
講座名: 「エンジニア採用1.0〜7.0」

第6回:5/16(土)
講座名:採用のプロに向けて、最後のまとめ、質疑応答


※第二回アカデミーを実施するかどうか、実施するのであればいつ実施するのか、などは未定ですが、ご興味をお持ちの方は下記フォームにてご連絡ください。

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では!

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