どうか自信をもって劇場公開してください　「ブルービートル」

#ネタバレ


1ヶ月前に観て、覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ



・これを日本で劇場公開しなかったことは本当に愚かだったと言いたい、こんなのみんな大好きじゃんって

・文字通りのファミリー映画、ヒーローのオリジン映画としては「アイアンマン」を超えてるかもしれないとすら思う、予告にも出てた剣を構える決めポーズなんて素晴らしすぎてさすがに鳥肌だった


・人種構成のフレッシュさを、生活感や音楽あたりの雰囲気づくりとセットで提示してくれるので堅苦しさが一切ない

・血縁ではなく心の繋がり、互いを思いやる関係性としての家族が素晴らしいのだという描き方がまた良かった
・無条件に家族最高！という話では決してなく、心配りと連携、決断と行動の中でこそ繋がれるということだったからね

・実際あれだけ無神経に騒ぎまくる家族は普通に最悪だとも思うし、でもそれがゆえにピンチを切り抜けられるという「ミッチェル家とマシンの反乱」的アプローチのヒーロー映画としても魅力的だった

・往年の、という表現が似合うくらいにはベタで既視感あふれる展開も多めではあるけどこれはこれで上手くいってると思う
・敵側のドラマも含めて丁寧に描き切る、現代的なバランス感覚で密度高めに構成されたストーリーでもあった

・主人公が成長しすぎない、なんならピンチを一人だけで乗り切ることは決してできない、そこが良い！！！
・スカッと爽快でありながらメッセージも充実していて、こんなの最高以外の何物でもないなとニコニコしながら鑑賞しました

・エンドクレジットのおまけ映像も引っ張り方としてすごく上手い、アメコミ映画が量産されるようになって久しいけどシンプルに続編が観たいと思える幕引きだった


#映画 #ブルービートル #感想