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新入社員に伝えたい事〜お金編①〜保険のセールスには気をつけろ
新年度になり早くも2か月が経とうとしております。私の職場にも初々しい新入社員が配属されましたが、このご時世で歓迎会もできないのは悲しいですね。
今回は、新入社員の時に私が教えて欲しかったお金に関する内容を書きます。金融リテラシーを学生の間に身に付けるのは難しいので、私も社会人になってから少しずつ学んでいます。今回のテーマは保険について、以下3点を中心に書いていきます。
①セールスとの出会い
②セールスが勧める保険
③保険に対する考え方
それでは書いていきます。あくまで私見ですので悪しからず。
①セールスとの出会い
まずは、大学の友人や先輩が保険会社に入社していて、彼らから営業を受けるというケース。特に体育会のように大きなコミュニティに属していた人にありがちです。このケースで良くないのは先輩からの依頼で断りづらい場合があることです。
次に友人や同僚の紹介というケース。○ルデンシャルのようなゴリゴリの営業マンが知り合いを紹介してくれと言い、繋がれるケースですね。
基本的に上記の2つのケースで保険に入るのは避けるべきです。共にセールスのノルマに貢献するだけで契約者にとってはメリットが少ないことが多いからです。
②セールスが勧める保険
全員がそうだとは言いませんが、だいたいのセールスは保険会社が儲かる保険を売りつけてきます。その代表格が、貯蓄型の保険です。
セールストークとしては、「今の時代将来に備えて貯蓄したいですよね。でも何かあった時のために保険も入っておいた方がいいですよね?そこでこの貯蓄型の保険です!」というもの。
簡単に言うと、何もなければ保険料が戻ってこない掛け捨て型に対し、数十年後に保険を解約すると保険料+運用益が戻ってくるというのが貯蓄型保険です。
この保険の良くないところは、月々数万円の保険料がかかるという点と、解約するとしても数十年後でないと支払った保険料より低い金額しか戻ってこないという点です。しかも数十年我慢したとしても利率は微々たるものです。
銀行口座に置いておくよりはマシですが、貯蓄というにはあまりにリターンが小さいですし、流動性が無いという点では預金より劣るとも言えます。
③保険に対する考え方
保険というのは不測の事態が起こった場合に、経済的不安を取り除くためのものです。
車を保有しているなら自動車保険は入るべきですが、生命保険は自分が死んだ時に財産を残してあげたい家族がいる人を除き、入る必要は無いと思います。
仮に生命保険が必要という人であっても、生命保険は掛け捨てにして、貯蓄は積立NISA等を利用すべきです。保険と貯蓄はきちんと役割を分けて考えましょう。
押しに弱い人はまずセールスに会わないようにし、会ってしまったらすぐに契約をするのではなく、信頼のおける第三者に相談することをお勧めします。
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