子どもとの対話①〜お散歩まだ続けたい!〜
2歳9ヶ月の男児クンとのこと。
小さな子たちとの散歩に同行してもらったのですが、時間が過ぎ、そろそろ帰ろうと散歩カーに小さな子たちを乗せ、活動の切り替え(お昼ごはんの支度、大きな子たちのさらなる散歩への接続)を配慮して、
「そろそろ帰ろう」
と伝えると
「やだ〜、かえらない、まだダンゴムシさがす!すぅさんきらい‼️」
と泣き出してしまった。
最近、誘うことと、本人のやりたいこととの思いの相違が、同じようなシチュエーションで、泣き出してしまって、平衡状態になることが度々ある。
それがお昼寝の時間だったりして、泣き出してしまったあとに泣き寝入りで終わったりしていたのですが、今日はソレが散歩先で起きてしまいました。近くにいたら同世代の子も同調して、
「かえんない、だんごむしまださがす〜!」
(どうしよう。困った…)
「小さな子たちは、お腹もすいちゃうし、困ったなぁ〜。今一緒に出かけたのは、“小さな子たちのお散歩について行く“のお約束だったのだけど、『かえんない!』って言われちゃったら次一緒に行けなくなっちゃう…困ったなぁ〜」
と困った様子をアピールしてみたものの、泣いて目をつむられ、聞く耳、世界シャットダウン。
「○くんは、ダンゴムシ探し続けたいんだよね。やりたい気持ちはわかるよ。今一緒に出かけたお散歩は“小さな子たちのお散歩“だから、一度帰ったあとに、△さんと(大人のキャスト)またもう一回ダンゴムシを探しに行く散歩に行けたら良いのになぁ〜」
と、繰り返し伝えました。困った様子と○くんの気持ちを代弁、次の活動への見通しを伝え…
しばらく、同じことを伝え続けた気がします。(個人的に長いと感じた時間…でもある)
「うん、いいよ〜、かえろう〜!!」
(え?ホント?!)
いつの間にか、小さな子たちを乗せていた散歩カーそばに走り寄っていた○くんに笑笑
みんなで無事帰ることができたのです。
散歩のあと、トイレに行き、もう一度ダンゴムシを探しに行くお散歩へ再び出かけた○くん。
このあとにも、お昼ごはん後のトイレやお昼寝も同じく思いの相違でぶつかり、泣きと対話を繰り返す今日だったのですが、
「泣いているだけだと、○くんの気持ちは何にもわからなくて解決しないから、おはなししようね」
と同じことを繰り返し伝えて今日が終わりました。
MIRAI LABO∞KIDSでは、ストーリーパークというアプリを使って、子どもたちとの活動の様子を写真や動画で紹介しています。動画を○くんが見て関心を示していたので、
「今日いっぱいおはなししてくれたよね。○くん、どんな気持ちだったか、ママと話してもいいと思うし、またあとで気持ちを教えてね」
と○くんにも伝えてみました。
後日どんなことを教えてくれるのか、を心待ちにしたいと思います。
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