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はらぺこの住むアトリエ

はらぺこカーニバルで作ったステージの装飾物を事務所兼アトリエの窓に飾っています。線路沿いなので電車からも目立つし、近所の子どもたちも写真撮ったりして楽しんでくれているようです。週替わりでいろんなキャラクターと登場させてみようとかスタッフと話していて、むしろ僕たちが楽しませてもらっています。

不動産業をしている友人に「建物が死んでるなぁ」って言われたことがあった。以前は事務所前で野菜を売ったりして地元の人と少しだけ交流があったけれど、本業と並行してやるには準備が大変でやめてしまった。それからというもの、ご近所の付き合いもそれほどなくなり、TAN-SUがどんな会社なのかも知ってもらう機会も少なくなり、なんとなく電気はついてるから人が出入りしているのかしら!?みたいな不思議な場所になってしまった。

無理せずに近所の人が喜ぶような場所になればいいなぁと思って考えてはいたのですが、飲食店でもないし、人が出入りするようなサービスがあるわけでもなし、ショップでもない。そこで思いついたのがイベントやステージで使った美術品の展示。子どもたちが「ナンジャコリャ〜!?」って、ちょっとでも楽しんでくれたら建物も喜ぶんじゃないかと思ってはじめてみました。

まだ飾ってから数日しか経っていませんが、電車から見えたよ〜って連絡もらったり、写真撮ったりするお子さんがいたり、なんか少しだけ楽しい場所になってきたように思います。子どもたちが自由に入って来れるような、はらぺこの住む森を目ざして頑張ろう。

建物に命を吹き込むってとっても大切だなぁと思った夕暮れ時でした。今日は遅めの日記。

明日も、おちゃのまポップな一日になりますように。

実際のアトリエ

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