ワーホリ|〜1ヶ月でワーホリを諦めて帰国した理由〜
Photo location: Bondi Beach
この話、いろんなところでしています。笑
たくさんの人がこの内容に興味を持ってくれて、励まされたと言ってくれて、正直すごく驚きました。
同じように考えている人がたくさんいるけど、やはり周りの目を気にして1年未満で帰ってくる勇気がない・・・など。
私はさっさと切り上げて帰ってきた背景と理由、お話しします。
1ヶ月、とは言えど、実は3回目のワーホリでした。
1度目はオーストラリア、2度目はカナダ、そしてオーストラリアのセカンドビザを約8年越しに使用し3度目にまたオーストラリアに戻ってきました。
1ヶ月で帰ってきたのは、この2度目のオーストラリアの時でした。
そもそもなぜこんなに時間を空けてからオーストラリアに戻ってきたのかと言うと、
実は海外で婚活をしたかったから笑。
もう全然開き直っていました。会社の人にも婚活しに行くから辞めると言ってたくらい笑。
日本では外資系IT企業で仕事をしていて、仕事内容も同僚も給料も申し分なしの安定した生活を捨てて、それでも海外に行こうと思ったのは、当時、人生最大級の失恋をして、どうしても環境を変えないと自分が変われないように感じてしまっていたからでした。
何も迷いはない!と言えば嘘だけど、私には漠然と「いつか海外で生活する」っていうビジョンが常にあったし、ワーホリは最後のチャンス(ギリホリでした)ので、行く決意をしました。
・・・にも関わらず、たったの1ヶ月で即帰国。笑
理由は単純・・・全然楽しくなかった!笑
一度住んだことある国だし、英語はもう話せるので、文化や言葉の壁は、この時点ではほとんどありません。
だからこそ、そういった「特に不便なく暮らせる国」で、外国人として本当にそこに留まりたいかどうかって、やっぱり出会う人だったり、そこの雰囲気が自分に合っているか、いわゆる『Gut feeling(直感)』が一番大きいと思いました。
私がオーストラリアに来たのはちょうど冬が始まる頃で、寒い日が続き、クローゼットの中の服がカビるほど雨ばかりでした。
超が付くほどの観光都市に住み、世界中からもサーファーが集まるような有名ビーチ沿いに住んでいたので、仕事もたくさんあるかと思いきや職探しは難航・・・。(選んでいたから、というのもありますが。)
やっと見つけたレストランは片道1時間近くかかる上に、殆どシフトを入れて貰えず、それでは生きていけないのでセカンドジョブを探すも「別の仕事をしているとシフトが組みにくいから」と言う理由で1週間でクビになりました。
ルームメイトたちは皆とても若く、友達同士でワーホリに来ていたりで、そこでもあまり馴染めずにいました。
本来の目的だった婚活、それどころじゃない。
毎日レジュメ配りに明け暮れ、いろんなコミュニティに参加してみるも、何故か全て空回り、どれもこれも上手くいかず、とても息の詰まる1ヶ月でした。
全然充実感がなく、幸せを感じない、仕事探しも友達探しも天気も何もかもが苦痛に感じ、「私一体ここで何してるんだろう」と自問自答の日々。
ある日、「無理してオーストラリアに留まる必要性がない」と悟り、
その瞬間、日本行きのチケット買っていました。
初めてのワーホリで、同じように1年未満で帰国を考えている人、
もしそれが、語学の壁や文化の壁だったら、少しだけ、踏ん張ってみてほしいと思います。
語学習得には時間と忍耐力を要します。
私だって、今は英語話せるけど、1年、2年そこらのワーホリで話せるようになった訳ではありません。初めてワーホリをした時からもう10年以上、常に英語に触れ、学び続けているからです。
私は、初めてのワーホリでは言葉の壁が原因で苦い思いもたくさんしました。差別もたくさん受けました。
それでも1年間踏ん張れたのは、英語を実践で学びたい、ワーホリをやり通したいという思いが強く、何より素敵な友人にも恵まれたからです。
でも、今、辛い思いをしている人、無理しないで下さいね。
貴重な20代(30代)の1年を、苦痛な思いをしながら過ごすなんて勿体無い。
周りに何を言われようと、あなたが生きる自分の人生、心が軽くなる決断をすればいい。ワーホリだけが全てじゃないのです。
Thank you for reading :)
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