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【5日目】生成AIと漫画制作 -ネーム編①-

7/17〆の創作大賞(オールカテゴリ)に向けて創作漫画づくりを生成AIと行う取り組み5日目です。今日はプロットからネームへの変換です。
すごい時間に書いてますが(寝落ち)クロッキー以外の今日の作業自体は計1時間半くらい?

1~3日目のプロット案を基本として切り貼り&描写を直して作っていきます。

プロット

大体の流れがわかればいいので、ひとまずザクザクと。足りないセリフは後でいれていきます。葛藤がなく描写があっさりしすぎているのでネーム側で調整するかも?


アーネストの飛空艇
p.1
作中の世界を表すような大パノラマ。雲の間から見えるは大都市、高層ビル群とそれに溶け込むような飛空艇。【無言・描写中心】
◆◆◆
p.3
アーネストが空を見上げる。「故障か?」と、焼け落ちた飛空艇が降ってくるのを目撃。

ガガガガガガ
アーネストがフリッツと一緒に飛空艇を修理。
◆◆◆
p.5
びっくりして飛び起きる住人「またアーネストのやつか。うるさいな…」
町の人が会話、「アーネストって自分で修理するんだってさ。ロボットが直すこの時代に…しかも操縦も自分でしてるらしいぞ。信じられない。前時代的だよな」

町の人がつぶやく、「相変わらずのもの好きだな…」
◆◆◆
p.7
ジロッと窓からアーネストがこっちを見やる。
びびる住人。
街のひと「いつ見ても感情が読めないんだよな。危険なことも平然とやってしまうし不気味だよ」

アーネスト「フリッツ、こっちも照らしてくれ」
目の光で明かりをともしてるフリッツ。
アーネスト「なるほど、これが異音の正体か…」
マックス(犬)が出てきて、ワン!ワンワンワン!と吠える。
アーネストが静かに言う。「なんだマックス?」とマックスをなでる。
フリッツが操縦席を駆け回る。

◆◆◆
p.9
最後にシートに満足そうにストンと座る。
その様子を見ているアーネスト。
フリッツがその様子を静かに見ている。
アーネスト「よし、もう大丈夫か。マックス、フリッツ、試験飛行に出るぞ。」
アーネストが試験飛行の準備を行う。空をとぶ様子
マックスが楽しんでいる様子。

飛空艇が突然揺れる、警報が鳴り響く。

◆◆◆
p.11
【警報「警告、警告。異常を検知しました」】
アーネストが慌てて操作を試みる。【アーネスト「これは……フリッツ。データをバックアップしておいてくれ」】

フリッツが素早くデータバックアップの操作を行う。【無言・描写中心】
アーネストがマックスを抱きしめ、墜落の衝撃に備える。【アーネスト「マックス」】
飛空艇が地面に激突する大破壊の一コマ。【無言・描写中心】

暗転
◆◆◆
p.13
場面転換
ベッドに寝ているアーネストをロボットが見ている。
アーネストが目を覚ます。「ここは……マックスは?」
フリッツが画面を投影。
うつされたのは、壊れた飛空艇と、傷つき、血塗れのマックス。【無言・描写中心】
マックスの死体が描かれ、彼が静かに眠っているように見える。【無言・描写中心】

「そうか…」とアーネストが言う。「最新のロボットに任せるべきだったかもしれない。」

立ち上がるアーネスト。フリッツがじっと後ろから様子をみている。
アーネスト「心配してくれているのか?俺が泣くわけがないだろう」

◆◆◆
p.15
街の人の会話。アーネストのところから音が聞こえなくなったな。
そりゃあんな事故をおこしていればそうなるだろう。

その会話の横をフリッツが歩いていく。
アーネストのもとにいく。
「フリッツか」
フリッツが飛空艇を見やる。修復はし終わっている
「いや、もういいんだ。マックスがいない今、もう乗る意味はないんだから」
フリッツが身体をこちらに勢いよく向ける
◆◆◆
p.17
わんわんわん!突然フリッツがマックスの録音を流す。
「フリッツ…?」
フリッツがマックスの動作を再現し、座席に座る様子。アーネストを見る【無言・描写中心】
マックスのデータの表示
アーネストがフリッツの画面を見つめて【アーネスト「マックスの...データ?それって...」】

「乗れって言ってるのか?」
フリッツがうなずく動作。じっとお互い見やる。
アーネスト「………」
フリッツと一緒に再び飛空艇に乗る。用意をしはじめる。
駆動音がなりひびく。
◆◆◆
p.19
飛空艇が美しい雲海を飛びながら、アーネストとフリッツが前を見つめている。
アーネスト「この景色は変わらないな、フリッツ」
綺麗な風景と操縦桿を握る手
アーネスト「自分の手で修理した船で、自分の手で動かすことにこだわる理由をアイツらはしらないんだ」
◆◆◆
p.21
マックスの喜んでいた様子を思い出す。

フリッツがアーネストに近づき、操縦桿の手にもぐってくる。【無言・描写中心】
飛空艇が飛び立つ。
アーネスト「ありがとう、フリッツ。ありがとう、マックス。」

◆◆◆
p.23
アーネストが墓地で手を合わせる。その隣でフリッツがじっと見つめる。
通りがかりの人が言う。「墓参りをしている人なんて珍しい。」
何かに気づく。
「ああ、お前さん、ソッチなのか」
「そろそろオイルさしとかないのか?」

首元をさすって、
アーネスト「ああ、すっかり忘れてたな」
アーネスト: 「さあ、行くぞ、フリッツ。」
去っていくアーネスト

通りがかりの人: 「ああ、ここの…相当な偏屈野郎で有名だったってじいさんが言ってたよなあ。でも…」
◆◆◆
p.25
回想
じいさん「あいつはなんだかんだロボットにも動物にも優しくて、見かけによらず本当に感情豊かな奴だったよ。」
お墓の名前にはアーネストの文字


ネーム


ネームに直します。まずミニネームで全体の流れを把握したいので、前に作成したミニネーム変換ツールにかけます(これもChatGPT利用しながら作りました。地味に形態素解析とかも使用)

■仕組み

プロットを入力すると、右上のミニネーム下敷きが作成されるようになっています。
クリスタのストーリーエディタ用にセリフ抽出も同時にやってます

■ミニネーム下敷き

各ページごとにどんなシーンを描きたいかわかるように薄い文字でいれています。セリフは一応別だしにして、フキダシ位置も調整できるようにしてるんですが、現状はあまり使えないかも…

ChatGPTと画像生成とあわせてコマワリとシーンの配置ももう少し自動化できると思うんですが、まだそこまで作りきれてないのが現状(どこまで自動化するのがいいのかも悩みどころ)

本日のクロッキー

今日はここまで。ちょっとずつ作業が遅れていく…

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