世界を作ってしまった罪

頭の中が認識できない何か埋め尽くされていて、発狂。頭をとりたい。何かを切り離したい。死んでもいいかな。
たった一つの自分になりたい。いつも何かを忘れている気がする。
自分は、多面体なのではなくて、球体なんだ。全ての要素が、独立した面になっているのではなくて、全てが地続きで、繋がっていて、一つを変えることなんてできないんだ。球体ごと取り替えて、全く新しい自分になるには、死ぬしかないんだよね。
さっき昼寝から起きたら、記憶がバッサリ抜け落ちていて、自分が誰なのかどこにいるのか何をしてるのか何もわからなくなってびっくりしたよ。でも、生きてる限り、自分はいなくならないけど、その時だけ、自分がいなくなったような気がした。
死ぬまで、世界が壊れたままだよ。私が見てる世界は私の中にしかないのだから。私が頭おかしいから世界もおかしい。世界のせいになんてできない。世界は私が作った。生まれて、自意識が芽生えた時には、既にひとりっきりで、死ぬまでひとりっきりなんだ。生まれたことはよかったけど、自分が唯一無二の自分であることが、苦しい。一生、同じ部屋に閉じ込められているんだ。今までずっと、その部屋に入れられていることも、その部屋にドアがあることも気づかなかった。最近ドアを見つけた。最初に書いたみたいにさ、頭がいっぱいになって、発狂しそうになるのは、その部屋から、無理やり出ようとしているからだ。腑に落ちた。出れちゃったらどうなるのかな。全部さよならかな。

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