見出し画像

フリーランスで仕事を得るための方法

最近、映像を作る若人に良く聞かれる内容の話。
「フリーランスで食べて行くにはどうしたらいいですか?」
私は自主映画からキャリアをスタートし、フリーランスとして
活動している時間が長かった故、
この壁はなかなか高くて頑丈な壁であるように思う。
正直なところ、この壁をいつの間にか乗り越えていた
というのが実際のところだが、自分なりに今思うことを
できるだけシンプルにして明文化してみたいと思います。

  • 逆から考えてみよう!

  • 何はなくても人脈

  • “自分は何ができるのか?”を伝えるツール

逆から考えてみよう!

「仕事を頼みたい人」から見た視点と「仕事を任せて欲しい人」から
見た視点とでは当然ながら異なってくる。
要は、「仕事を任せて欲しい」のなら、「仕事を頼みたい」という気持ちで
「どう在れば良いのか?」を考えてみようということだ。
以下、私の場合…

  • 自分よりその分野に長けていること。

  • 約束を守る人(納期や決まり事、または留意点)

  • 「1」伝えて「1~5」くらいまでわかってくれる人

  • 仕事・レスポンスが早い人。

  • 仕事を先回りして進めてくれる人

…などが思い浮かぶ。
逆にこれらのことが守れない人には仕事をお願いしたとは
思わないということになる。
最低限、自分が仕事をお願いしたいと思う人でいることが
大事であると思う。

何はなくとも人脈

「結局、人脈か…」とがっかりした人もいるかもしれないが、
ここからは確率の問題となる。
もちろん、効果的な営業アプローチというのも大事だと思うのだが、
「仕事を任せてもらえる」ようになるには、
「仕事を任せてもらえる確率を上げること」だと考える。

例えば…
あなたに30人知り合いがいるとする。
ある日、連絡が来てあなたに仕事をお願いしたいと言われたとする。

30人/1人

という確率が割り出される。
この30人の知り合いが、60人、90人、120人と増えた場合、
単純に考えて仕事を依頼してくれる人が2人、3人、4人と増える計算になる。
では、ただ単純に知り合いを増やせば良いのか?
と思われるかもしれないが…
ここで少しオプションが生じる可能性がある。

リピートされる可能性と実績作り

あなたに仕事をお願いしてくれた人が、あなたの仕事
(納品物や商品、サービスなど)を見て自分の身の回りに
宣伝をしてくれる可能性がある。
所謂クチコミである。そして、あなたに仕事を依頼してくれた人が
リピーターとなり帰ってきてくれることがある。
もちろん、あなたの仕事の出来や、仕事を依頼してくれた人の
事情によるがその可能性も決して否定できない。
そして何よりも実績作りができる可能性が広がる。
※詳しくはこのあとに

“自分は何ができるのか?”を伝えるツール

最後に、新たに人と知り合った人に求められるのが、
”ポートフォリオ”である。
なぜ、ポートフォリオなるものを求めるのか?
その答えは、商店など一般的なお店に例えると理解しやすいと思う。
「君は何屋なんだい?」「八百屋なんだね?どんな野菜を置いてるの?」
という問いを投げかけられているのと同じことなのである。
「動画を撮影してきました」→どんな?
「編集をやってきました」→どこまでできるの?
などなど、「仕事を頼みたい人」からすると知りたい情報が多々ある。
どんな仕事をどこまで頼むことができるのか?
無理なことをふっかけても自分の首を絞めるだけである。

前述、”実績作り”について触れたが、このポートフォリオを
作るために重要なのが実績作り。
良い実績を作って積み重ねていければ、ポートフォリオの
クオリティーが上がり、どんどん魅力的になっていく。
そうすると「この人にお願いしたい!」と思ってくれる
可能性が上がるということである。

最後に

ツラツラと長文になってしまいましたが、
いかがだったでしょうか。
好きな仕事をどうやったら続けられるのか…
自身が生活していくためには様々な困難な状況が
訪れることと思います。
私もそうでした。
しかし、最後はその仕事が本当に好きでいられるかが
勝負になるんだと思います。
最後の最後に根性論かと思われるかもしれませんが、
事実、続けられている人たちはみんなそうです。
私が言っていることが全てとは思いませんし、
間違っていることかもしれません。
しかし、私自身がこれまで経験してきたことから
理解できたことをシェアさせて頂きました。
読んでくださった方の少しでも助けになれば嬉しく思います。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?