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ポストコロナon-line会議 #24「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」

令和2年11月19日(木)「第24回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。221名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和2年11月19日(木) 19:00~21:00
参加者数 221名
#24 「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」
1.はじめに
  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況など
3.「COVID19の第3波に備えて」
  AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」
  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
  グループディスカッション
5. Q&A
6.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの嶋中 いくえ(しまなか いくえ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーの寺子屋主催 石井 佑樹(いしい ゆうき)さん、致知一炎会会長 濱崎 健一(はまさき けんいち)さん、Link Enterprice代表 廣田 左希子(ひろた さきこ)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」。コロナ禍の中で、40代の皆さんがどんな思いや視点を持っているのかを深める機会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの嶋中いくえ氏による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。

世界の感染者数:56,101,976人、死者数:1,346,677人
日本の感染者数:123,455人、死者数:1,908人

<近況>
・米大統領選、全50州で勝者判明 米報道バイデン氏306人、トランプ氏232人
・米モデルナ コロナワクチン 「94.5%の有効性」暫定結果を発表
・新型コロナ第2波深刻 仏では規制めぐり抗議ー欧州
・東京のコロナ「急速な拡大の始まり」家庭内感染4割、年齢層も多様化
・Google、COVID-19感染予測(日本版)公開。28日間の陽性者数など予測
・東京都 新型コロナ 最も高い警戒レベルに引き上げへ

3、「COVID19の第3波に備えて」

コロナウイルスの感染が拡大してきている中、長岡先生に医師としての見解をお話していただきました。

長岡 感染が拡大しています。その原因は、①背景の問題 ②主体の問題 ③環境の問題の3つで整理することができます。

まず、①背景の問題です。私たちの体は血液という海の中に、細胞という魚が浮いているだけです。そして血液の海には毛細血管があります。この毛細血管が詰まると感染が増悪します。

次に②主体の問題です。私たちは認識空間を持って生きています。5感覚で認識し、脳で編集してこの現実画面を立ち上げています。ですから認識空間をきれいにしておくことはとても大切です。しかし、認識空間を整えるのはすぐには難しいので、腸脳相関を整えるところから始めるのがよいでしょう。

そして、③環境の問題です。私たちは環境から影響を受けます。環境とは場のことです。日本の場の概念は独特です。「祓いたまえ、清めたまえ」そんな風にお祈りをして場を整えることがあります。そして西洋の量子力学の世界で見ると、全ては量子場でつながっています。この場を見ることです。

ウイルスに対しては、場への意識を持つこと、認識を変えていくことがとても大切です。そして、認識はどんな風に変えていくのか、それは良寛やニーチェが言ったように勇気を持って果敢に立ち向かっていくことではないでしょうか。

4、 トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」

Noh先生、長岡先生、3名の40代のゲストとともに、コロナ時代における日本社会やこれからの展望について語り合った一部をご紹介します。

石井 佑樹
会社員、寺子屋主催
濱崎 健一
全国若者意識改革勉強会主催 致知一炎会会長
廣田 左希子
Link Enterprice代表 女性のライフスタイルカウンセラー

Q:新型コロナウイルスの第3波が来ていますが、日本の40代に与えている影響とはなんでしょうか?

・仕事の危機、経済の危機もありますし、両親の年齢を思うと心配になります。
・心の病です。メディアから流されるニュースに振り回されず、何が真実かを見極めることが必要だと思います。
・仕事が減りましたが、それはコロナウイルスが本当の原因ではなく、危機管理能力が足りなかったことによると思います。
・どのように生きるべきかを考えるきっかけになりました。

Q:40代の人たちが思う日本社会の課題、限界とはなんですか?

・感性の摩耗です。感じる心を育てるよりも考えることに重きを置き、自分が何をしたいのかがわからなくなっています。
・謙虚すぎて謙遜や卑下にまでなっており、結局は自分を守っているのだと思います。もっと自分の尊厳を大切にしていくことが必要です。
・夢や希望が全くないことです。志に人はついてくると思うので、私たちの世代夢をもってチャレンジしている姿勢を見せ、チャレンジする楽しさを共有していきたいです。
・日本人としてのアイデンティティが立っていないことです。

Q:40代が思うグローバル社会に貢献できる一番の日本の魅力・美しさとは何ですか?

・日本人の心が豊かに満たされた時、世界へ向けて本当の心の在り方を見せ、思いやりを示し、世界の人たちに対してお役に立てるようになるのではないでしょうか。
・日本人の自分のためにはできないけれど、人のためにだったら力を発揮できるという底力です。
・感性です。誇りと魂でもあります。かつて日本のために私財を投げうったり、10代、20代でも国のために命を投じたように。そんな日本人の心こそが世界から愛されるべき日本の魅力だと思います。
・日本の美しさは自我を消せるところではないでしょうか。世界が生き方勝負をした時に、日本は死に方勝負をしました。自分を全体に溶かしたのです。
・切腹文化にみられるように、中途半端な死に方ではなく、完全死・生きたまま死ぬ心の時代を開くのが日本です。

Q:40代が思う組織モデル・リーダーのモデルとは何ですか?

石井 トップアップよりは、ボトムアップでチーム全体が現場の声を聞きながら一人ひとりが目的をわかり、やらされているのではなく、やりたくてやっている状態であることです。私自身、組織づくりに行き詰った時がありました。その時、一見無駄に見えるようなコミュニケーションや時間の使い方が、結果として後輩たちの心に触れたんです。それに、失敗した姿や涙を流す自分も見せたり。そんな風に関係性をつくりながら、チャレンジして失敗しても、一緒に笑って語れるような関係性や組織が求められるのではないでしょうか。

濱崎 私は忠臣蔵にそのモデルを見ます。大石内蔵助は昼行燈と言われながら、自分の周りに有能な部下を置き、部下への感謝を忘れませんでした。そして、最後に彼が切腹した時、部下たちは主君の後を追って切腹しました。一方で、切れ者と言われ皇帝にまで昇りつめたナポレオンは孤独死に終わりました。どちらが理想のリーダーだと言えるでしょうか。今の時代に、主君と共に死ねるような覚悟のある部下を何人持てるのか、リーダーと共に苦しめる部下を何人持てるのか、私はそんなリーダー像を目指したいと思います。

廣田 正直、私自身は組織が苦手です。一方で仲間のことはとても大切に思います。この格差が何なのだろうと思った時、組織の中にいると自分の意見が否定されたらどうしよう、意見が合わなくて仲間外れにされたらどうしよう、という不安な気持ちがわくから組織が苦手なのだと思います。こういう感情は、幼少期時代に周りからの何気ないひと言などで自分のアイデンティティを否定されたという経験を根強く信じてしまっているところにあるのではないでしょうか。ですから、誰一人として人の価値観や存在を否定しない、承認するような組織がモデルとなるのではないかと思います。

長岡 今までにない全く新しい組織が生まれてくるべきだと思います。私は医師なので、体を見ると素晴らしい組織のモデルだと感じます。細胞1個1個は意志があるのに、全体が調和して機能しています。エントロピーが無限大に向かいながら同時に0化する。それは破綻することがない強烈な組織です。個が立ちながら、同じ方向性を向いている、一人ひとりがリーダーでありフォローである、そんな組織でもあります。

Noh 明治維新は、強烈なミラクルを起こしました。それだけのチームプレイを成しえたからです。西洋がつくったものを短期間で日本が超えて、朝鮮や中国がスコップしかつくれなかった時に空母を31隻つくったのが日本です。そして無限大の確信を持って走り切った結果は原爆でした。あの明治の人たちの精神性と今の日本では格差がありすぎるように思えますが、無意識深いところには当時の精神性を覚えているはずです。令和元年~5年が日本が変わるチャンスです。物質文明の限界が来て、新型コロナウイルスまで出て、人の心が小さくなっています。危機に強い日本こそが突破していくことできると私は確信しています。

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5、Q&A

Q:経済をとるのか、命をとるのかと、リーダーが一貫性がないことを言っているように思いますが、そこについてはどう思いますか?

長岡 ウイルスが何かがわかれば何をすべきかが明確に見えます。ウイルスの動態を見て、私は日本式ロックダウンを提唱しました。今の学問は表層しか見ないからウイルスが何かもわからないのです。ワクチンを開発しても根本的な解決にはなりません。モノの観方自体を変えなくてはならないのです。

Noh ウイルスを制圧するのは薬ではなく、人間の免疫システムです。正直言って、ウイルスとは何か、ロックダウンとは何かをわかって実施した国は一つもありません。今回の新型コロナウイルスのことは、人間自体が進化するチャンスでした。けれど世の中のリーダーたちがやったのは、今までやっていたことをそのまま真似して繰り返しただけです。何もわからないままやっても経済的にさらに苦しくなります。体のコロナ、経済のコロナ、心のコロナの問題が迫っています。今回のことは世界政府が必要なレベルです。世界がワンワールドになっていくこと。そのためには今までの西洋が主導してきた学問のレベルではなく、本当の学びが必要です。

6、まとめ

石井 40代として背中で語れるリーダーシップを発揮して、コロナ時代を良い機会として良い時代をつくれる一員になっていきたいと思います。

濱崎 一貫して考えるべきところは心の在り方だと思います。私はアフターコロナではなく、ウィズコロナだと思っています。どう付き合っていくのか、様々な意見を総合的に受け入れたうえでどう生きていくのか。今日のお話はその指針となりました。

廣田 これからは、今までの自分の感性や思考を壊していかないと思っています。今が当たり前ではなく、新しい情報、考え方が必要だと改めて教えてもらいました。

長岡 今の時代に日本がどう舵を取っていくのか。世界を巻き込めたら時代は心の時代へと大きく変わっていきます。私たちからこの危機をチャンスに変えていきたいです。

Noh 2019年令和元年、天が開いて令和の幟が立ちました。人間が今まで生み出した中で一番美しい言葉が「令和」=「今1で生きる」です。2020年は地が開き、2021年は人が開きます。来年には素晴らしいリーダーが日本から量産されていくでしょう。コロナウイルスも、私から観れば日本の涙そのものです。人類文明全体を巻き込んだ大変革であり、日本の時代が始まっています。日本から英雄集団が、英雄のタイミングで、英雄の勝負をします。私は皆さんとともにぜひそんな勝負を見たいですし、共につくっていきたいです。本日はありがとうございました。

ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#24 「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)40代編」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook

ポスコロ2

インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

世界基軸教育28日間プログラム

ポスコロ4

おわりに

当日の会に参加した皆さまから「お三方のような40代が増えたら日本が変わると思いました」「大人が希望を見せること、それが40代のミッションではないでしょうか」「アイデンティティ、問題の根底を見る必要性ありますね」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

出演者(敬称略)

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  寺子屋主催 石井 佑樹(いしい ゆうき)
  致知一炎会会長 濱崎 健一(はまさき けんいち) 
  Link Enterprice代表 廣田 左希子(ひろた さきこ)
ファシリテーター
  嶋中 いくえ(しまなか いくえ)
グループディスカッション 
  原田 卓(はらだ すぐる)
  木村 哲也(きむら てつや)
  大野 夏希(おおの なつき)
  福島 さとみ(ふくしま さとみ)
  岩田 千佳(いわた ちか)

スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美、大村祐子
ビデオカメラ 吉村真奈美、中田健一
配信スイッチャー 三笠惠美
音声ミキサー 森智樹
スチールカメラマン 中田健一
現場サポート 土岐直美
Zoom操作 平井健太、山田結城、坂中有子、川名哲人
YouTube操作 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 大村祐子
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)

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