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ブランドのアルゴリズム「命を吹き込む」

2024年6月になりましたが、

お久しぶりの投稿になります。

  POSSVI「ポスビー」の東野です。  

「ミームマーケティング」を使った活動をしています。

今回は、以前のブログでお約束させていただきました「命を吹き込む」についてのお話しをさせていただきたいと思います。

反響を見て、「命を吹き込むシリーズ」なんかもこの後少々考えたりしていますが・・・ ただなるべく、皆様の生活や仕事のお役に立てるような、一緒に進化のアルゴリズムを使って何か「コト」を起こせるように、ミームマーケティングを創造できる活動を目指しています。

この後長いですが、ミームマーケティングに興味がある人は、どうぞよろしくお願いします。

  ところで、最近次のような質問を受ける事がありました。  

「ミームマーケティング」は、作業の分散化ではないのか? といわれたことがありますが、分散化でも、分担化でもありません。

時には、分散化することもありますが、逆に統合化することもありますし、条件や環境によって、両方使い分けることもあります。

最近の傾向として、というよりも、もっと前かな?  

一般的には、作業を分散化することが好ましいとされていますが、これは主に生産現場や一部のマーケティング活動に限られていると思われます。

しかし、長期的かつ継続的な成功と進化を目指す場合、作業の分散化は必ずしも最適な戦略ではないという印象を持っています。

例えば、分散化するほど、最初の頃のイマジネーションが徐々に薄れてくるもので、そのために初期の頃に持っていたような開拓者精神旺盛の「創造のアルゴリズム」の中でも特に「代用の力」が極端に減り、それと同時に安心や安全を求めるようなアルゴリズムだけを好みがちになるという意味になります。

「代用の力」とは、ここではそれ程詳しくし話ませんが、ある厳密なルールの下で、特定の機会や武器を、様々な条件下や環境に合わせてこの「代用の力」は、仮に時代が変わり、世の中が変わり、マーケットが変わっても、長期的に進化をし続けることを体感できている組織や会社やブランドには、実は何かいつまでも変わらない、力強くて、心強いそれぞれの「独自性の高いアルゴリズム」になります。

先ずは、それを見つけて、そして、自分の進化のアルゴリズムや、自分の武器「SWM」に取り込んで行くことになります。

  そこでいきなり質問です。

「何をするにしても飽きやすくないですか?」

「最近、何かといらいらしませんか?」

「いらいらを誰か他の人にぶつけていませんか?」

「誰か特定の他の人の活動や行動が気になって仕方がないことがありませんか?」

「どちらかといえば、成功している人の行動よりも、失敗している人を追いかけていませんか?」

これらの傾向が、「代用化」が減退してきている兆候になります。

言い換えると、文明文化の興亡に深く影響を与える可能性があるということで、特定の意見や認識を重視し過ぎ、信者のようにそれに固執することで、自分自身で感じたり考えたりする機会を失うことに繋がりやすくなるということです。

その上、作業の分散化の最大の欠点は、一定の時間が経過すると、作業者自身が進歩しなくなり、代わりに自分に影響を与えない範囲で、何らかの刺激を求め始める傾向があるようです。

その結果、時に、周りに理解ができないような思い込みの中で、突発的な事件や事故に繋がることも少なくはありません。

逆に、作業をあまりにも統合しすぎると、個々の能力が高い人には良いかもしれませんが、組織全体やブランドがそれを継承することに対しては、非常に困難になるでしょう。    

それでは、そろそろ本題のブログに入らせていただきます。

これまでと同じように、独自の活動の合間に、皆様の反響を見ながら、投稿させていただきます。

ちなみに、POSSVIのプロジェクトに関しての参考にもさせていただきます。

又、DMを中心にプロジェクトのコラボも同時に探していて、   もし、ご興味があれば、今ならSWM化「個人・組織・ブランドの連結した武器化」についても、少しだけお受けできそうなので、ご相談を受け付けております。(初回のDM相談は基本無料になります。)

先ずは、DMの方へお願いします。(ご相談のない方は、そのまま進んでください。)  


  それでは、ここから始まります。  

よろしくお願いします。  

ちなみに、今回のお題は、「ブランドに命を吹き込むアルゴリズム」のお話しをさせていただきます。

文字数は、シンプルに以前の3分の1程度の、10000字程度になりますが、少々、機会の有効活用と、投稿自体をコンパクトにして、できるだけ、定期的に投稿させていただきたいと思っております。  

お時間のある方は、どうぞよろしくお願いします。  

 ミームが意図している「命を吹き込む」とは? その「命を吹き込む」ことに魅了された「ブランド」とは?

実際に、「ブランド」という言葉は、さまざまな市場や企業によって異なる意味を持ちます。

一般的には、同じカテゴリーの商品やサービスを区別するための概念とされていますが、このブログではPOSSVIが定義する「ミーム化されたブランド」を指しています。

そして、「ミーム化されたブランド」とは?

単なる商品やサービスの集まりではなく、生産者や関係者の「明確な意思」「強い情熱」が宿り、消費者にとってはブランドの中に、これらを感じることで、より強い親しみや安心感を感じ、時には、強い尊厳を持ったり、前向に物事をとらえるなどの「どこからわき出るのかわからない自信」に繋がることも珍しくありません。

そして、当然ながら、長い時間これらのブランドの創造に携わっている生産者といわれる人達だけでなく、消費者としてマーケットに携わっている全ての人々の「意思と情熱を持った魂」をも、目の前の商品やブランドに注ぎ込むような「いくつかの明瞭なプロセス」がなければ、長期にわたり安定した「魂を感じるブランド」になることは難しいと感じています。

これらの作業こそがブランドのクオリティに直接的な影響を及ぼし、消費者に対して特別な価値を提供する要素となります。

日本のブランドが、今後世界で、もっと存在感を高めるためには、これらの意思や情熱をどのようにマーケットに継続的に活かすかが鍵となるでしょう。

「魂を感じるブランドにする為のいくつかの明確なプロセス」「ミームのアルゴリズム」の中に具体的な形で入れ込み、プランニングを経て実施する事で「ブランド」に「命を吹き込む」ことに繋がるのです。

多くの企業や組織が、できない、またはする意志がない、あるいはするつもりでいても実際にはできない、その他に取り組むべきことが見つからない、またはその手段を積極的に探そうとしないなどの理由で、数年から多くても数十年以内に、企業不祥事などによる市場の信用失墜に直面し、消滅する運命にあるのです。

敢えて、ここで具体的な会社の実名に言及したり、晒したりするまでもないですが、多くの企業の不祥事の為に、会社組織の消滅にまで至った超有名な巨大企業は、世界中にたくさん存在しました。

当時はそれぞれ世界的に大きな問題になり、社会自体を不安定にさせるだけのインパクトがあったものです。

最近も、子会社に長らくの間データの改ざんを強いてきた、今現在の時点では世界のマーケットを圧倒している巨人にも、同じような事が言えるでしょうし、これらの会社もここ10年が本当の勝負になるとみています。

長い間、世界の覇権を握るとされてきたかの国家でも、インチキなブランドや不健全な企業体質では、信用と共に利益も瞬く間に失われる時代になっています。

これは、「コロナ」や「世界不安」が引き起こしたわけではなく、例え、それがきっかけであったとしても、実際の原因は企業の真の実態が明らかになるにつれ、砂上の楼閣が必然的に崩壊する過程にあったということです。

確かに、個人も、企業も、マーケットも、全てが100%なんてことは、現実に考えてあり得ません。

言えることは、全てが進化のアルゴリズムを無視し、表面的な体裁や自分の利益、または一部の社会に受け入れられることだけに焦点を当ててきた結果であるということです。  

それでは、具体的にどのようなこが重要とされるべきなのでしょうか?

正常なマーケットとは、顧客、サービス、雇用を核とした、丁寧で力強い生態系を築くことです。

この生態系の中で、公正な判断と平等な機会を通じて、マーケットの参加者、雇用者、雇用主に属する潤滑で、価値の高い人材の活動を創出し、支援することが求められます。

そして、その中で常に、個人が組織の中で進化する事の意味、組織が個人に対して持つ影響を維持するための責任を理解できなくてはいけません。

それは、それらのブランドの遺伝子は、組織に受け継がれ、その組織に育てられた個人1人1人の力の進化のアルゴリズムが最終的にマーケットとなって、ブランドを飛躍的に成長させるからです。

それが、「進化のアルゴリズム」という物になります。

以前、私たちのクライアントの責任者が、「私たちの感覚では、世の中の流れにはもう対抗できないので、新しい感覚を持った人材が必要だ」と述べたことがありました。

その時は些細な発言のように思えましたが、今ではその言葉が心からの真実であると感じていますし、自分たちではなく、新しい才能が輝ける環境を最も重視することの重要性に気付いたのです。

ブランドに込められたこれらの魂がいかにしてクオリティに繋がり、そしてそれがどのように日本のブランド戦略に反映されるかに、これからの世界のブランドの再生させるヒントがあると見ています。

最近、「日本の職人の技」を肌で感じることができ、海外の旅行者の土産としての人気が爆上がりしている物の中で、「堺の刃物職人の包丁」があります。  

私が堺出身であることを考えると、「日本の職人魂」という言葉が、古来から日本人にとって大切な、目に見えない意識や情熱を象徴するものとして、世界中で広く認知され始めていることを知り、非常に嬉しく思っています。

「日本の職人魂」という言葉は、私にとっても、誰にとっても簡単に理解できるものではなく、時には扱いにくいものですらあります。

また、それが本当に存在するのかを証明することすら、全ての人にとって難しいかもしれません。

しかし、何故か? それでも、この「職人魂」は私たちの中で強く生き続け、私たちの生活に情熱をもたらす原動力となっています。  

このようなブランドにおける「魂」とは、単なる理念やビジョンを超えた、作り手の深い「思い」「情熱」、そしてそれに伴う「信念」のことで、例えば、この堺の包丁のような日本の伝統工芸品は、その作り手の「熟練した技術」と、何世代にもわたる「知識の集積」によって成り立っています。  

それ故、これらの製品には、単なる商品価値以上の「日本の職人魂」という名の「影響的な存在価値」が込められており、それが他の商品との差別化要因や、ブランド自体のクオリティーにも繋がっているようです。

実際には、この「堺の包丁」や、日本を代表する宮大工などの職人魂も、一時期、存続の危機に直面してきました。

しかし、伝統的な職人たちの熱心なプロモーション、若手職人の登場、日本のブランドを再評価するメディアの動き、そして最近の海外旅行者によるSNSでの拡散により、日本の職人技が世界的に共感を呼び、日本文化の溢れ出る魅惑と、圧倒的な存在感とを見せ始めています。

その「日本の職人の魂」は、通常の企業や大手のブランドにも新しい風を吹かせながら、次の世代の日本の新しい技術開発や、エクスポネンシャルテクノロジーなどのより大きなプロジェクトへの良い影響をもたらすまで発展してくれることを確信しています。  

これらの「魂」が、ブランドのクオリティに直結する理由としては、その「魂」が製品やサービスに対する「作り手の命をかけた真剣な姿勢」や、「細かく繊細な作業のプロセス」「何代にも渡って受け継がれてきた物が、自分の手で具現化でき、進化できることへのプライドと喜び」などを示しているからで、我々は、このようなプロセスのことを、「魂のアルゴリズム」と呼んでいます。

通常は、この辺りから「SWM」のブランドアルゴリズム(進化のアルゴリズム)を作るのですが、

 例えば、これらを少し「進化のアルゴリズム」で表現してみると・・・・

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