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我々における「和歌山」とは。

「安心感」なんですよ(Q.E.D.)。


令和を生きる、我々における「和歌山」とは(命題)。


最寄りの駅。


その角曲がると、コンビニあって、ずーっと先行ったら、ライフあるから…


踏切渡って、三つ目の角を、右に曲がると、ある、「実家」感。


そう、今や日本語ラップの「安心感」を担うのは、「和歌山」なんです(Q.E.D.)。

「Homunculu$」

この文字列を見て、圧倒的に、安心する。
まじで、良い新曲が用意されてる。

腹減ったけど、家帰ったら、三杯くらい白飯食べられる晩御飯のおかずが用意されている部活帰りのテンション。

ハンバーグと知った今、ひとまず、手を洗って、うがいして、部屋着に着替えるくらい余裕出てくる。

おれも、「Homunculu$」とみれば、水曜日の通勤時間にゆっくり聞こうかなって思うくらい、余裕が出てくる。寝るか。

Welcome 2 Wakayama ぶちあげる夜中
酒飲むアロチで仲間がまたMelt down
だんだん気づいてきてる ここで起きる何かが
それが気になるならyeah Welcome 2 Wakayama

YouTubeより

「ただいまーーーーー」
まじで、ありがとう。この日本語ラップを聴けただけで、2024年は、合格点叩きだしました。

脱線しまくりながら、
「Homunculu$」の偉大さ
を遠回しに、説明します。

前提

さて、30歳の関西生まれ、関西育ちの僕からすると、
日本語ラップは、大阪と京都のものでした(過言)。

大阪といえば…


気質もあってか、ポップに仕上げがちな大阪のシーンの反動を受けてか、京都のラップシーンは、黒かったです。

上記の動画たちは、京都観光の予習に、超おすすめ。

そして、日本語ラップの中でも独自の発展を遂げすぎた神戸。

やっぱり、各地域、後継ともいえる地元に根付くラッパーたちは、育つわけで、ラップを聞いただけで、出身地がわかり、関西の中でも育ちがわかるわけですね。

良くも悪くもネットの発達で、影響を受けるのが地元の先輩じゃなくなりました。
一部の若いラッパーにおいて影響を受ける相手は、YouTube動画の先にいるラッパーで、日本語ラップが均一化されていきます。
(でも、WILY WNKAとか聞くと、おま、ほんまに大阪か!!!?って思うラップしてます。)

本当の意味でローカライズされたラッパーが、絶滅危惧種になるかと考えたのも束の間、その懸念は、杞憂であることに気づきます。

近年、独自に文化を醸成させて、その土地に、日本語ラップを定着させることに成功した国の長、武将たちがいます。

姫路

やっぱり、MaisonDeとか聞くと、Shurkn papの偉大さがわかります。
ラップスタア誕生でも、ljのラップ聴いたバックスが

「姫路って感じですね」

ラップスタア誕生より

ウソみたいな適当なコメントですけど、ぼくみたいに、MaisonDeを愛してやまない人間からすると、これ以上ないほどに、的を得たコメントです。

姫路という荒野にMaisondeという豪華なトラップのうえで、モロ日本語ラップど真ん中リリックで、ラップする城をぶち建てたshurkn pap。


「嘘みたいなリリック」、と、「嘘みたいな名前のラッパー」が乱立してる国です。

Young Mercedes Owner - YMO.5

JUNKYによるSCREAM

四国

これは、姫路とかのローカライズと訳が違って、ラップスタイルが均一されませんでした。が、明らかに、Disry以降の四国が、明らかに、復興してるんです(Disryの前の四国代表は、SEEDとYSKですよね。)。

説明不要の四国のラッパーが豊富です。

全国にジェネリックワトソン(ワードプレイ)を広めたのは、2021年からの一大ムーブメント。

結局地元!!!
四国銀行!!!!

四国銀行 feat Disry

和歌山

でもですね、上記に挙げた、どこのローカルも、ラッパーが、シーンを盛り上げるんです。ただ、和歌山は違うんです。

和歌山は、世界から見ても、類を見ないほどの、豊富な資源国家です。
レアメタル、石炭、原油、ホムンクルスです。



これを理解せずに、和歌山を統治することは、不可能です。
ここからは、行政への説教です。

和歌山市長は、川崎市長を見習って、ホムンクルスに感謝状を贈った方がいい。


和歌山製油所は、いずれ、止まります。しかし、ホムンクルスさんは、止まりません。なぜなら、カルチャーだからです。


製油所は、国内消費が減退することを見越して、精製を止めちゃいますが、国内需要が増大することが間違いない資源は、ホムンクルスのトラックです。なぜなら、カルチャーだからです。

つまり、国策として、ホムンクルスを絶対に止めちゃいけないんです。

和歌山製油所が止まった暁には、確実に和歌山の労働先は激減しますが、ホムンクルス大先生がいらっしゃる間、和歌山の労働者(ラッパー)の活気がすごいはず。
なぜなら、カルチャーだからです。

持続可能じゃない石油精製設備とは、縁を切り、持続可能なトラックという資源に、出資した方がいい。不祥事が続く会社に、有り余ったお金を、ガバナンスだけでなく、ホムンクルスへの出資をおすすめしたい。

第三の石油と言われて、久しい、和歌山産のホムンクルストラックです。
そんな、雇用増大効果があり、SDGs効果もホムンクルスです。

いきなり、京都でごめんやけど、Young Zetton最高よな。

昔のゼットンとホムンクルスなんて、ラーメンにチャーハン付けるようなもんで、太っちゃう。

さて、和歌山のラップスタアたち。

普通の女子高生を、とんでもない仕上がりにしちゃう、ホムンクルス大先生。

SEVEN ELEVEN freestyleもどきもぬかされた。

この駐車場がバカ広い、このセブンは、たぶん和歌山でしょ。
観光地になってるのかなぁ~。



ラップの仕方を教えても、オブラートと教養を教えない、ちょっぴり、お茶目なホムンクルス大先生。

ホムンクルス大先生にかかれば、どんな不祥事を起こしても、なかったことにしてくれるから(不祥事と日本語ラップは、噛み合わせ良いし)、やっぱり、出資と同時に、ホムンクルスを社外取締役に選任することも、価値あると思うんだよな(定款を書きかえて、事業範囲に日本語ラップもいれようぜ)。

Homunculu$のトラックとは、、、と質問されても、Chaki Zulu、B.L、 TRILL DYNASTY、KMとは違って、なかなか一言で、言い得ようがないものです。

言えることは、日本語ラップのヘッズが、本能的に高揚をさせる音を持っているということです。ここ最近のトラックの中で、日本のラッパーが一番映えるのは、Homunculu$のトラックですよ。

和歌山は、Homunculu$のトラックを、ふるさと納税の返礼品にして、全国のラッパーに届けましょう!!!!
得られる税収で、公的資金でスタジオ作ればいいんです!!!!!

以上、

「Homunculu$と考える、日本の持続可能な地域創生モデル」

でした。

日本語ラップオタクブログ