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パニック障害×子育て(イヤイヤ期編)

初めまして、sallyです。

パニック障害歴、かれこれ10年。
結婚してすぐ発症、1年くらいで落ち着いて出産・育休取得しましたが、仕事復帰3日目に再発。

前回は、「パニック障害×子育て(赤ちゃん編)」を書いたので、今回はイヤイヤ期編(魔の二歳児、Terrible two)です。


魔の2歳児と言えば、世の中的には「最も子育て大変な時期」的な感じですが、私的には子育てが少し楽になった時期でした。

赤ちゃんの頃は、初めての子育てで気負いすぎたことが完全に裏目に出て、超絶神経質になっていました。

が、2歳ごろには育児にもだいぶ慣れてきたのと、子供の個性が少しずつ分かってきて、子供も言葉にならないながらも主張してくれて意思が分かるようになってきたのが大きかったです。(この辺りは、空気を読んで察する能力が高いHSPが役に立ったのかな。笑)


それでも、うちの子も人並み程度にイヤイヤ期がありました。

めちゃくちゃすごかったわけではないですけど、普通にショッピングモールの床に寝転がってギャン泣きとかありました。笑

ベビーカーで眠いのに寝れなくて怒りまくり、なぜか「オクラと一緒に寝る!」と叫んでスーパーで買ったオクラを持って寝たこともあります。。笑


でも、思い返してみると、私は割とイヤイヤ期を楽しめていたかなと思います。

基本的に私は神経質で気にしすぎな性質なんですが、2歳ごろの子供はもう「一人の人間」として割と客観的に見れるようになっていたなと、今になって思います。

赤ちゃんの頃は「私が守らなきゃ!」という気持ちが強すぎてプレッシャーでしかなかったけど、2歳過ぎたころからは「この子の個性を伸ばしたい」という思いが強かったです。


客観的に見れるようになると、だいぶストレスは少なくなるんですよね。

これは子育てだけではなく、自分自身についても当てはまると思いますが、「自分のことを客観的に見る」というのはだいぶ人間力高くないと難しいです。

でも、自分の子供はあくまで「自分」とは切り離した存在で(もちろん世界一大事な存在なんですが)、別に私色に染める必要も全くないし、むしろ染まってほしくない。

この考え方が、功を奏したんだと思います。


プレッシャーまみれで自分を追い込んで全く子育て楽しめなかった赤ちゃん時期を乗り越え、ようやく子供の性質や意思が分かるようになり、ある程度好きにさせたいと思えるようになったので、少しずつ子育てを楽しめるようになっていました。


あと、もう「この子いま魔の2歳児なんですよ、すいませんねー」って感じで、割と開き直ってた気がします。

ギャン泣きされたり、外で寝転がって叫ぶと周りの目が気になると思いますが、「いやー、2歳児なんでね、こうしながら自我を確立中なんですよねー」という気持ちで(実際に言うわけではない)、落ち着くのを見守っていました。

これはなかなか良い方法だったと、個人的に思っています。


子供がイヤイヤするのって、自我の確立中だからなんですって。

自分でもどうしたいかよくわからない、自分が何を求めてるか分からない、だからあんなことに(笑)なるらしいです。

そう考えると、イヤイヤ期って成長の大事な時間だから、親としては付き合ってあげたいし、世間がそれを冷たい目でみるのって変ですよね。

冷たい目線を向けられたら、ガンくれてやりましょう。

「子供がうるさい」と言われたら、「あんたも子供の時はこうだったんだよ」と冷静にため口で言い返しましょう。


そうやって子供は自我を確立し、親は忍耐と度胸を身につけ、家族みんなで成長できる時期なのです。

このイヤイヤ期対応を乗り越えると、本当に自分が成長するのを実感します。


特に仕事で、一生懸命がんばるけどうまく行かない後輩・部下を温かく見守れるようになるし、仕事できないくせに一生懸命虚勢をはっている先輩・上司も温かく見守れるようになります。

これ本当です。


なのでイヤイヤ期が来たら、子供は「自分とは別の存在」として客観的に見ることと、自我を一生懸命確立している大事な時期だから見守ることが最善、と思って過ごすことで、ストレスが減らせると思います。


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