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【note書き初め】2024年に教育者として心がけたいこと

さて、皆さんあけましておめでとうございます。

本日は、新年最初のnote書き初めということで、2024年に私が教育者として心がけたいことについてお話ししようと思います。

私の個人の目標ではありますが、教育に携わる人が全員心がけると良いと思っています。

教育者や保護者の皆さんにも普段から意識してもらえると良いかと思います。


1. 子ども達にアガペーを与える

まず第一に、「アガペー」を与えることを心がけます。
アガペーとは、「無償の愛」です。

無償の愛とは、「存在そのものを肯定してあげる」ということです。

学校現場ではどうしても、
・成績が良いから褒める
・授業態度が良いから褒める
・成績が悪いから叱る

と言ったように、成果や態度で褒め、叱る場合が多いです。

その褒めたり叱ったりする行為そのものは良いのですが、「愛情は全員に注ぐ」ことが大切なのです。

「愛を持って褒め、愛を持って叱る」

これを教育者ができると、子供の自己肯定感が育まれ、学校がより楽しいものになります。

誰に対しても笑顔で声をかけることから始めましょう。

2. 子どもの主体性を育む

次は、「子供の主体性」を育むことです。

現代の教育現場では、暗記したり問題を解く方法を覚えたりすることよりも、「自分からどんどん行動・探求していく力」が大切だと言われています。

これを「主体性」と言います。

この主体性を育むことが、現代教育では重要視されているのです。

なぜなら、現代の社会は変化が激しく、どんどん知識をアップデートしていく必要があります。

自分から調べて、自分から物事を探求していく姿勢こそ、現代で活躍できる必須条件なのです。

したがって、授業の中で主体性を育てる工夫をする必要があります。

従来のように、「ただ教師が前で解説して、子供達はそれを黙々と理解しようとする」といった形式の授業では、主体性が育まれる可能性は著しく低下します。

それよりも、教師が生徒に問いを与え、それを生徒達が自分で思考したり、調べたりして答えに辿り着くような形式で授業を進めると、より主体的な授業になります。

ある程度は生徒自身が授業を進めていくという形式を取ることが大切です。

教師は、
・どんな問いを立てるのか。
・どういう風にサポートするのか。

と言ったところを考えていく必要があります。

その辺りを進化させていく一年にしたいと思います。

3. 対話を意識した授業を行う

主体性ともう1つ、現代の教育で大切と叫ばれていることがあります。

それは「対話」です。

主体性だけでなく、「対話」も重要視していこうと、今の教育現場では言われています。

対話も同様に、現代の社会では必須のスキルです。

職場での普段の会話から、少人数でのディカッション、大人数での会議などありとあらゆる場面で「対話力」が要求されます。

対話力を鍛えることもまた、現代において子供達が身につけるべき力の1つなのです。

学校現場でこの力を鍛えようと思うと、やはり従来型の授業は適していないことがわかるでしょう。

授業の中で、生徒同士が相談する時間をとり、生徒主体で話をし合う機会を増やしていきます。

あぁでもない、こうでもないと生徒たちだけで話し合い、その中で少しずつ論理的な思考だったり、他者を尊重する姿勢を育んでもらいます。

そうすることで、これからの社会で力強く生きていく子どもを育てることができるのです。


では、今年も一年間頑張っていきましょう!


#note書き初め

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