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共通テストっていつ勉強を始めたら良いの?〜絶対後悔しないために〜

共通テストが終わりました。
受験生の皆さん、保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

そして、今は志望校が決まって2次試験に向けて奮闘している最中だと思います。

皆さんの成功を願っています。

さて、共通テストの結果がわかり、満足いく点が取れた人、満足できなかっ人、大きく2分されたのではないかと思います。

多くの受験生は、「もう少し早めに勉強を始めていれば、、。」とこれまでの自分の勉強への向き合い方に後悔している人も少なくはないでしょう。

では、一体いつから共通テストの勉強を始めていればよかったのでしょうか。

本日は、受験を意識した勉強を始める時期について解説します。

1. いつから受験に向けた勉強を始めたら良い?

まずいつから受験勉強を意識して勉強すべきかということですが、

人によります。

すいません。明確な答えを与えられなくてすいません。
しかし、これは仕方ないのです。

いつから勉強すれば良いかというのは、その子の理解力、計算力、思考力等に依存します。
また、中高一貫私立にいるのと公立にいるのとでも、大きく状況は変わってきます。

そこで今回は、
「才能最強」「才能高め」「才能普通」「才能低め」という4段階に分けてお話しします。

ここでいう才能とは、理解力や思考力、記憶力の高さを表すこととします。
偏差値で言うと
「才能最強」は70以上
「才能高め」は65~70
「才能普通」は55~65
「才能低め」は50~55
のイメージです。

2. 東大・京大・医学科などの最難関を目指す人

まずは最難関の東大、京大、医学科についてです。

どの大学についても、中学、高校とある程度は勉強している前提で、本気をいつから出すと合格可能性が高いかをお話しします。

普段全くやってこなかった子は、いくら頑張っても間に合いません。

「才能最強」・・「部活が終わってから」がデッドライン。部活が終わるまでに受験モードに入っておくと、余裕を持って高得点を取れる。理想的には2月までくらいには本気を出す。

「才能高め」・・本当に受かりたいなら、部活は高2の夏でやめて勉強に専念した方が良い。

「才能普通」・・高校入学から部活は週一程度のもので、とにかく勉強する。早めに自分でどんどん先の分野まで進み、3年生の最後の一年は演習に当てたい。

「才能低め」・・中学から本気を出す必要がある。中学までに、基礎的な計算力、読解力を高めておかなければ確実に間に合わない。

3. 難関10大学を目指す人

続いて、東大、京大を除く、旧帝大+一橋、東工大、神戸についてです。

「才能最強」・・「部活が終わってから」しっかりと真面目にやれば間に合う。不安であれば、高2の1月ごろから部活をやめて受験に専念すれば、まず間に合う可能性が高い。

「才能高め」・・部活が終わってから本気を出すと、結果は五分五分。落ちても全然おかしくない。高2の夏に部活をやめてそこから受験モードになればかたい。

「才能普通」・・部活を最後までしっかりやると、4.5人に一人は受かるようなイメージ。偏差値が60~65くらいなら、部活を優先した場合、浪人すれば受かると思います。浪人が嫌ならば、高2の夏に部活をやめてそこから受験モードになる必要あり。偏差値55~60の子は特に。

「才能低め」・・高校入学から部活は週一程度のもので、とにかく勉強する。早めに自分でどんどん先の分野まで進み、3年生の最後の一年は演習に当てたい。そうすれば五分五分くらいの確率で受かる。


いかがだったでしょうか。
最難関、難関大学に行こうと思うと、やはりそれなりに時間をかけなくては始まりません。

大体これくらいから本気を出せば間に合うかな?と言うイメージ作りができていれば幸いです。

正しく準備し、最高の結果にしましょう。



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