妊婦さん&0歳児ママさん、送られて来たアベノマスク困っていませんか?(提案)

どの家庭にも送られて来たはずなのに、使っている人を見かけないアベノマスク。リメイクした、寄付した、非常バッグに入れた、などのアクションをした方に加え、何もしていないという方も大半いるらしい。妊婦さんにはさらに6〜12枚ものアベノマスクが”送りつけられて”くるとか。

わたしは1枚目をリメイクをしてみましたが、縫い目をほどいて大きなガーゼ布になった時に、娘が赤ちゃんだった頃の布オムツ用のガーゼと同じだな、と思いました。3年ほど前、娘が生まれたばかりの頃、母がある本を貸してくれました。それは、赤ちゃんにも、元々はオムツでなくトイレで用を足す本能があるので、できるだけ赤ちゃんはトイレに連れて行ってあげて、紙オムツの中でしないで済むようにしよう、という内容の本でした。最初は、2−3ヶ月の赤ちゃんがトイレで用を足せるなんて?!と半信半疑でしたが、興味本位で試してみると本当でした。数時間おきに、トイレに連れて行って、即してあげると、寝返りする頃には、ちゃんとおしっこもうんちもトイレ(おまる)でできるようになっていました。そのため、紙おむつをする必要性があまりなく、自宅で過ごす時間は主に、念のための場合の吸収用のガーゼ布と、布オムツカバーを着けていたのです。

とても残念なのは、そうした本が「オムツなし育児」というタイトルにされてしまっているために、「おしり丸出しでハイハイさせておくんでしょ」とか、「自然派ママのサークルでやるんでしょ」とか、多くの人から勘違いされていることです。わたしも、そういう勘違いをされるのを避けて、特に周りに娘のトイレ事情まで積極的に広めることはしませんでした。紙オムツも併用しながら、うまく使い分けて2歳のオムツ外れまでやってきましたが、実際に周りが大変苦労する2−3歳のオムツ外れ時期は、全くもって苦労しませんでした。しかし今になって、使われていないそのアベノマスクが、必要とされていないのに、多く送りつけられてしまっているらしいという事実に、これはムーブメントを起こす時なのでは?と思ったのです。

赤ちゃんだって、おむつじゃなくてトイレでしたい!

これは、本能です。子犬だって躾ければちゃんと決められた場所でトイレをします。おむつを開けた途端にジャーっとおしっこされた経験は子育ての親ならあるかと思いますが、これも偶然ではなく、少しでも解放された場所でしたいという赤ちゃんの主張なのです。

紙おむつは便利ですが、環境に必ずしも良いものではありません。では布オムツに排泄して、洗えば良いかというと、そこで使う洗剤や水が増えるのは確かです。しかし、もともと赤ちゃんが持っている本能で、できるだけトイレですれば、洗うものも多くなければ、ゴミも減るし、2-3歳でのトイレトレーニングで苦労する必要もなく、win-winです。だけど赤ちゃんなので漏らしてしまうこともある。そこでガーゼ布をあてておく必要がある、さあ、使わないアベノマスクの出番です。


ちょっと面白そうだな、と思ったママさん・妊婦さん。ちょっとやってみるところから、始めてみませんか。環境のことを考えていくのは、もう当たり前のことになりました。赤ちゃんという存在を通して、その可愛い赤ちゃんが子供を産んだとき、孫ができたときに、地球はどういう状態にあるんだろうーそんなことを考えるきっかけを作れればと思います。

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