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ふらっと死ぬ人ってこんなんだろうなと思った話。

はじめに

現在は適切な治療のおかげ私のうつ病の症状は改善しています。日常的に希死念慮に悩まされているわけではありません。ご心配をおかけするようなタイトルですみません。


なんの前触れもなく、自殺してしまう人がいる。
落ち込んでいた様子もなく、直前まで元気な様子を見せていた人が。
そんな人たちの気持ちが、少しわかった気がする。

私は昨日、寝不足の状態で朝から活動し、夕方に帰宅する頃にはへとへとであった。軽食を食べて、ソファーに倒れ込むと、そのまま静かに眠りについた。
3時間ほど眠っただろうか。次の日は休日なので、寝不足にも関わらず、深夜の活動を楽しんだ。(なんで深夜ってなんでもしたくなるんでしょうね。寝なきゃいけないのに。あの静寂の時間は特別ですね。)
ようやくシャワーを浴びているとき、ふと思ったのである。

「あー、死のうかな」

自分の思考に え? と思った。いや、正確にはこれは私自身の思考ではなく、自我である。(自我と思考はそれぞれ独立したもので、自我は勝手に流れているラジオのようなものだと思っている。)
一度死を考えた人間は、その後も死が身近な選択肢の1つとしてつきまとうのだろうか。

「なんてことを考えているんだ」

すぐに我にかえった。最近は充実していたし、ショッキングな出来事もない。では、なぜ死が頭をよぎったのか?
寝不足、体の疲れ が原因だと思った。
すぐに寝よう。寝れば治るはずだ。

「寝ても治らなかったらどうしよう」

こんなに治療がうまくいっているのに、また希死念慮が蘇ったらどうしよう。そんな考えが頭をよぎった。

お腹を満たして体を温めてよく眠ることの重要性

想像してみてほしい。よく寝て、おいしいものをお腹いっぱい食べて、体はぽかぽか、あぁ死のうかな
とはならないはずだ。
ところが、よく眠れていない、お腹もすいて、体も冷えている、あぁ死のうかなだと、睡眠不足が判断を鈍らせ、不安を感じるのだと理論的に合点がいく。

希死念慮を覚えたときにすること

昨日の体験から、できることをまとめておく。

・体を温める。
・お腹が空いているなら、なにか口にする。
・刃物や高所などからできるだけ離れる。
・一時的なものであり、必ず良くなると信じる。
・深呼吸をする。
・過去に楽しかったことを思い出す。(科学的に効果が実証されています。)
・眠る。眠れなければ、体を横にして目を閉じておく。

もしこのnoteを読んでいる方で、希死念慮に悩まされている方がいらっしゃいましたら、1日でも早くよくなるよう祈っております。

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