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17年間ブラインドサッカーをプレイしたおっちー流魅力紹介

 こんにちは♪
休日でも毎日起きる時間を一緒にして
リズムをととのえているメンタリストおっちーです。

 今回はブラインドサッカーの魅力について創成期からプレイしている
ぼくが熱く話しますね📣

 とりあえずブラインドサッカーのルールいまいちわかんないというあなたのためにおさらい。

https://m.youtube.com/watch?v=_NAsBkJ6PHk&feature=emb_title&ebc=ANyPxKo7bfihIzgoRfhrEZSgeVFp-Thb3zkOoUR5kaMOXQA3ZyhMOZADups6otgNnfrYWdUfeiRYNKtiXsk2rzwuW2g8S6AEoQ

パラリンピックの種目になっているブラインドサッカー⚽️
正式の名前は「5人制サッカー」です。
余談ですけどこの5人制サッカーだとパッとどんなサッカーかわからないですよね?
昔は「視覚障害者サッカー」とよばれてました。これもなんか違うよね?
だってキーパーは見える人がプレイするから視覚障害者のサッカーではないし。
そこで昔の教会の人たちで考えたのがブラインドサッカーというわけ。
ブラインド状態でプレイするサッカー⚽️

 さてさて、そのブラインドサッカーの魅力について語っていきましょう。

ブラインドサッカーの魅力

 視覚障害者としての魅力は
・全速力で自由に1人で走れる。
・プレイしているときは見えている感覚におちいる。
・1人の選手として
みてもらえる。
・日常生活レベルもあがる。

こんなとこでしょうか♪
ひとつずつ解説していきますね。
まず1人で自由に走れるというのが快感なんですよー🏃🏽‍♂️
走るだけならマラソンでも短距離でもできますけど、「1人で自由に」というとこはこのブラインドサッカーでしかあじわえない感覚です。
しかも全速力で!!
視覚障害者でもほとんどの選手は全速力で走るのはこわいみたいです。
こわいのはどこに誰がいるかイメージできない、自分が今どこにいるのかわからないから。
このスキルをみがけばすごく楽しい自由がまってます♪
 次は見えている感覚に陥るです。
プレイ中は頭の中で音の情報を処理して
映像化しているんです。でも、相手選手とかの顔はわからないから顔なしです😁
しかも先におこりうることもいくつかイメージして
おけるとスムーズにプレイができます。
そのひとつのパターンどおりにことが進んでドリブルとかできれいに2人3人とぬいてシュートを決めたときとか
「あれ?見えているような感覚だったなー。」って思うんですよね。
おもしろいのがピッチの外ではまったくその感覚にならないんです。不思議だ!
 3つめの「1人の選手として見てもらえる」

これけっこう大きな魅力のひとつ!
ブラインドサッカーを知る前の人はたいてい「視覚障害者」「白杖をもった人」として接するわけですよね。
だからせっかく声かけたのに「うるせえ!」とかひどい言葉を視覚障害者に言われたらショックで
「もう2度と視覚障害者には声かけるのやめよう。」になっちゃいませんか?
ブラインドサッカーをしているときは視覚障害者という見方がなくなり
「おっちー選手」になるんですよ!!
小さいことかもしれないんですけどこれがあったからぼくは自分の障害をうけいれられたし、少しずつ自信をつけていけれたんです!!
 最後は日常生活レベルもあがるとこですね。
ピッチの中は白杖なしで自分の足の感覚、頭の中のイメージ、まわりの音でプレイします。
なにより勇気が必要だし、仲間と声をかけあっていく必要もあるし、
もっと言えば相手選手や審判へのリスペクトも必要なわけです。
それって日常生活でもとても必要なスキルですよね。
ピッチの中で全速力で走ってぶつかりながらボールうばいあう。これを経験してたら町中を歩く勇気がもてちゃう。
さらに今自分がどこにいるのかイメージする力がつけば1度行った場所ならたいていいけちゃったり、今道のどのへんを歩いているのか肌感覚でわかるようになるからあまり危ないめにあわない。
言葉だけでコミュニケーションとっていくから言葉のひきだしが増えて日常でもコミュ力たかくなる。

そんなこんなで視覚障害の人はブラインドサッカーをやったら快適な人生がまってます🤗

 次に障害のない健常者の魅力をぼくなりに話しますね。
・偏見がへる。
・パラリンピックへ選手としてめざせる。
・一体感を感じられる。
・自分の眠っている感覚をおこす。

こんなとこかなー💡
 ひとつめの偏見がへるというのはブラインドサッカーにくるまでは
「サッカーっていっても見えないからゆっくりと激しくないんでしょ。」ってほとんどの人が思ってくるわけ。
それが目の前で激しくぶつかりあって全速力で走って、パスもつないで、きれいにぬいて、見えるキーパーからあざやかなゴールをうばう!!
偏見がくずれおちる瞬間なんです👏🏽
どこかで見えないからここまでしかできないでしょと思っていた人がブラインドサッカーと出会うと「もしかしたらここまでできそうじゃない?」という考えに変わったりするとこはすごい魅力ですよね😍
 次のパラリンピックをめざせるというのはキーパーとしてなら日本代表になれちゃうんです!!
パラリンピック種目の中で選手で障害なしというのはブラインドサッカーのキーパーだけ🌟
自転車のパイロットや陸上の伴走もあくまでもガイド。
キーパーをめざす人にひとつアドバイス。
運動神経はもちろん必要だし、キーパーの技術も必要。
でも一番ブラインドサッカーのキーパーで必要なのは先を考えて状況を伝えるコーチング技術です。
将棋やチェスが得意な人はけっこうむいているんじゃないかな👍
 3つめの一体感は特に相手ゴール裏で指示するガイドは感じるはず。
自分のガイドで選手がイメージどおり動いてスムーズにプレイしてゴール決まった瞬間は自分がプレイしたかのようにうれしいんじゃないかな🙌🏽
リアルサッカーゲームを操作している感じ🎮
勝利した瞬間は観客、ガイド、キーパー、監督、スタッフなどみんなで一体感をあじわえるのはブラインドサッカーならでは❣️
 最後に自分の感覚をおこすというのは健常者で目隠しして
プレイしている選手が感じられる魅力。
普段目をつかって生活しているから聞く力とか、頭でイメージする力とか、言葉だけでコミュニケーションとるとかってほとんど使ってないんですよ。
それが目隠ししてプレイすることでどんどんその感覚をきたえられる。
一応説明しとくと国内大会なら健常者もめっかくししてピッチにたてるんです。
最初はわけわからないし、音もほとんど聞き取れないらしいですけどきたえれば代表クラスの選手とも互角に戦えるんです。
ブラインドサッカーでおこした自分の能力は普段の見える生活の中でもたくさんいかせる場面があるんですよね。

 今回は視覚障害者と健常者の立場から魅力を話しました。
この記事でちょっとでも興味もってくれたら全国いろんなとこにクラブチームがあるのでサポートでもキーパーでも参加してみてください。
サッカー好きな女性はガイドとかおすすめです📣

詳細はブラインドサッカー協会のホームページをご覧ください。


https://www.b-soccer.jp/club_team

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