SUPER S∀PIENSSというエンタメ革命に参加できる話
SUPER S∀PIENSS(スーパーサピエンス)という新しいプロジェクトが本日スタートした。そのプロジェクト発表会の場に僕もお揃いのパーカーを着ていた。
これから何が起こるのかわからないという面白さと、夢の世界だと思っていた映画作りに自分が直接関われるかもしれない余地があるという面白さがあり、興奮を隠しきれずに。
映画に興味のある人、ものづくりに興味のある人はご一読してもらいたい。
SUPER S∀PIENSSはなぜうまれたのか
SUPER S∀PIENSSは3人の映画監督が中心となって生まれた。踊る大捜査線の本広克行監督、SPECの堤幸彦監督、ストロベリーナイトの佐藤祐市監督の3監督である。
映画プロデューサーの森谷雄さんがプロジェクトを指揮する。そこに、クラウドファンディング2.0「FiNANCiE(フィナンシェ)」の代表、國光宏尚さんが入り、「クラウドファンディング×トークンで資金調達をして、クリエイターエコノミーで新しい作品作りで世界を目指す」というプロジェクトが生まれた。そこに、さっそく漫画プロデューサーでコルク代表の佐渡島康平さんや、若手のクリエイターたちが参戦して、作品作りが始まろうとしている。
これだけ聞いても何のことか「???」だと思う。
一言で言うのは難しいが、無理やり一言で言うと「クリエイターが本当に作りたいものを思い切りつくって、作ったものが評価されれば、ちゃんとクリエイターや応援して支えてきたファンにも還元される仕組み」と言えると思う。
本当に作りたいものが作りにくい映画業界
この一見、当たり前のように思えることが、クリエイターの世界では、当たり前にやることは困難だった。
例えば、映画業界であれば、映画の製作委員会という仕組みがあり、映画作りに対してお金を出した人(会社)たちで製作委員会をつくり、映画があたった利益を分配する仕組みになっている。つまり、映画がヒットしてもクリエイターには非常に還元されにくく、制作委員会だけが潤う流れになる。
さらに、製作委員会に入っている企業の担当者はいわゆるサラリーマンである。失敗が許されないという立ち位置では思い切ったことがしにくいのは想像ができるだろう。
製作委員会の都合による制約や、公開日やオンエア日また予算などが予め決まっていることなども弊害となり、「もっと面白くできるのに…」という挑戦がしにくくなっている現実がある。
コレを変えてやろうというのがSUPER S∀PIENSSというプロジェクトである。
トークンコミュニティによる資金調達
そのために、まずは前述の3監督が新しい仕組みで映画作りに挑戦する。そして、関わりたい人、応援したい人にトークンというコミュニティ参加権のようなものを買ってもらって、巻き込んでコミュニティにしていく。作品とともにコミュニティが成長していくと、トークンの価値があがっていき、初期にトークンを勝った人にも報われる仕組みがある。
実はトークン募集開始7時間程度で約900万円が集まるほどの勢いである。これはFiNANCiE(フィナンシェ)で公募したプロジェクトの中で過去最高の勢いである。
↓ぜひ、一度プロジェクトページをのぞいてみてもらいたい。
これをエンタメの世界でやっちゃおうというプロジェクトが「SUPER S∀PIENSS」。クリエイターにも、応援したファンにも還元される仕組みが、どんなものを生み出してくのか、非常に楽しみで仕方がない。
↓雰囲気も感じたい人はぜひプロジェクト発表会の配信をご覧ください。
成瀬のSUPER S∀PIENSSの一員!?
で、成瀬は何者として関わっているんだ…という話ですが、実はまだ何もしていない。
ただ、ちょっと貢献したかもしれない話をすると、1年ほど前からちょいちょい本広監督にビジネスのことを相談されたことがあり、ブロックチェーンやNFTやメタバースの話を知ったかぶりながらしたことがある。
そのことがきっかけになってかならずか、その直後に行われたイベントで本広監督は、堤監督や佐藤監督との会話の中で「NFTとかブロックチェーンを映画作りに活かして、新しい映画作りをしたいんですよね」というような話をしていた。
そのイベントを仕掛けていたのが映画プロデューサーの森谷さんで、森谷さんが「そう言えば、その分野に強い人が元部下にいますよ」と言って、つながったのがFiNANCiEの國光さん。
そこから話がどんどん進むのだが、何を隠そう僕が偉そうに本広監督に話していたNFTやメタバースの話の仕入れ元こそ國光さんだったのである。clubhouseで話をさせていただいたことをきっかけに国光さんの講演などに参加して、学んだことがグルっと一周したわけである。
正直な話、この先、僕がどんな役割を担うのか、担えるのかわからない。というか、DAO(ダオ=自律分散型組織の意)的というか、僕が良いと思って動いたことがプロジェクトの活動になるのかもしれない。
何を任されるのを待っていれば何も起きず、自ら動いていけばいろんなことが起こる。先が決まっていないからこそ、自分次第で未来が変わる感じで、それが面白いのかもしれない。
何を言っているか全然わからなくても、僕の興奮が伝わっていたとしたら、それでOKとしよう。この興奮がどんな未来を予想していたのかは、これからのプロジェクトの行く末が証明していくのだろうから。