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「彼女と彼氏の明るい未来」の時間の流れ

この前、ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」の前半の感想を書いたんですが↓

今日はもっと構成的な話を。
私がこの物語の「中身」ではない部分、「枠」をどう見ているか、
という主観的でマニアックな話です。

このドラマは「彼女と彼氏の明るい未来」という
題名を冠していながら
「過去」がとっても重要なテーマになっていると思います。
そういう時間的なものが常に横たわっているドラマなので、
「時間の流れ」の表現がとても、
興味深く感じます。

ふつうのドラマだったら長く切り取らないようなシーンが長く、
沈黙の時間や何も動きがないシーン、
他愛もない会話のシーンのウェイトが重いように感じます。

早く時間が流れてほしい苦痛な時間ほどゆっくりと流れていくような
重苦しい感情をとても表していると思います。
ああ、苦しいなぁ

エンディングの時に流れるような幸せな時間は
走馬灯のようにチカチカと一瞬で流れていく。

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