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自分が今できる事

はじめに

能登半島地震で被災され、ご家族やご友人を亡くされた方々に哀悼の意を示したいと思います。
また、今も自病や寒さや余震の不安と戦っている方々にエールを送りたいと思います。

何とか今を乗り切って下さい!

私は自分ができる範囲で、支援をしたいと思います。

今何をすべきか

私は昨年、防災士という民間の資格を取りました。
その理由は、東日本大震災後、数々の災害が起こる中で、近い将来必ず大きな災害と直面することになるだろうという危機感から、自分や周辺の方々にまずは防災に対して興味を持ってもらい、自らの考えで対策に動いてもらいたいという想いからでありました。

私は高知県の中部に住んでいます。

海が大好きで、毎日のように海に行っては、サーフィンをしたり釣りをしたり、ただ眺めるだけのときも多くあります。

日常が突然無くなってしまう恐怖、多くの知り合いや家族までもが命の危険にさらされる恐怖は、ぐうたらな私を変えるまでに至るものでありました。

南海トラフ巨大地震が発生した場合に備えて、『ポジティブ防災DAO』というコミュニティを立ち上げ動き始めたところでしたが、その矢先に能登半島の大地震が発生しました。

今、私にできることは何か。
何をすべきなのか。

発生から6日経った現在、災害の全容が明らかになってきていますが、まず優先すべきは被災者の安全確保と要救助者への適切な手助けであると思います。

この活動を決して妨げてはいけません。

良かれと思って、むやみに現地へ駆けつけたり、物資を送りつけたりすることはかえって被災地に負担をかけてしまう事につながると考えます。

適切な時期に、適切な物や人材等を、協力という形で連携することが望ましいと私は考えており、適切なことをすることが、今私に求められていることだと考えています。

適切にできること

防災士として得た知識や正確な情報を周囲に伝え、適切な行動につなげることが、まずは私ができる事です。

また、防災意識が高まっている今だからこそ、実際に防災対策に動いてもらうように、各人に防災対策を進めるような呼びかけをすることも私ができる事です。

さらに、今回の地震を私の目線でまとめ、これを伝えていく事も私ができる事です。

また、事前にやっておいた方が良かったこと(課題)について、実際に動く事も私ができることと考えています。

【能登半島地震に関する1月2日メモ】
・令和6年能登半島地震
・2024年1月1日 夕方発生16時10分発生
・M7.6 震度7 直下型地震 逆断層型 
・深さ16キロ程度 3mの地殻変動 
・余震が多いのが特徴 
・3年前から群発地震 原因は地下流動体の圧力増
・今後も続く可能性大
・周期1〜2秒の成分が多かった
・木造家屋に影響しやすい周期
・阪神淡路大震災に匹敵する
・長周期地震動も発生
・震度4以上124回(1月2日6時現在)
・断水は石川、富山、長野、新潟、福井で発生
・停電は32700戸
・医療機関の機能低下 21箇所影響あり
・病院で手術 水と電気が必要 透析に電気必要
・当日は通信不能
・交通機関 上越新幹線、北陸新幹線運休 
・JR運休、ダイヤ変更
・道路寸断 地割れ道路→被害の大きさ不明
・火災発生 消火活動困難
・倒壊50件以上 48人死亡(1月2日19時現在)
・倒壊により閉じ込めらる人多数
・ビルが根こそぎ、古い木造家屋 
・ノリ面崩壊 土砂崩れ多数
・液状化現象 道路陥没
・孤立した箇所多数
・原発不具合確認→結果は大丈夫
✳︎全容が明らかになるにつれ、数字は大きくなると考えられる
・列車ホテル 新幹線1200名いた
・建物が全壊していなくても、歪みがあり危ない
・1月2日の6時から給水タンク設置
・お年寄りに被害が集中している
・昼間は10℃前後 夜は1℃以下 雪や雨

【被災者のコメント】
・寒い事が1番キツい
・余震で精神的にキツい
・断水および下水道機能が麻痺しているためトイレが流せず、排泄が困難
・水が足りない
・ガソリン、灯油、毛布が足らない

【問題】
・Twitter偽情報約10000件、偽募金もあった
・地震発生の際は偽情報が広まりやすい
・詐欺が横行しやすい
・性的暴行も起きやすい

【テレビやSNSでの呼びかけ】
・通電火災の可能性
・蝋燭火災に注意→ガス爆発にも注意
・スマホの設定はバッテリーセーバー、ブルーテゥースオフ
・電子マネーは使えない
・小銭、身分証明書を持っていた方が良い
・加温グッツ、マスク保温、上履き、寝袋、温かい格好をした方がよい
・子供や女性は単独行動しない方が良い

【感じた事】
・今何をすべきかがすぐに判断できない
・発生後の情報収集の重要性
・発生前の体制や担当のシステム構築の重要性
・役所、役場の役割とサブ組織の連携の重要性
・避難所の役割、準備の重要性
・病院の機能確保の重要性
・被災地側と支援者側の連携がバラバラ
・すぐに動きたい人材は非常に多い
・感情的に動く人も非常に多い

迅速な動きで積極的な参加の意思を伝える方が非常に多い印象
企業も個人も意識の変化が見えた
情報の精査を怠り、良いか悪いかは関係無く、自分が知らない情報をあたかも良い情報として発信している人もいた
義援金や支援金の違いも分からず募金を募る方もいた
適切に行動するためにはまず被災者側のまとまった情報から支援者は適切な行動をとるべきだと思った。スーパーボランティアなどのスペシャリストは消防や自衛隊と同じレベルかもしれないので、少し事情が異なるかも知れないが、多くの支援者は自分勝手な判断をすべきではないと思った。
発信する情報に関しても、正確な情報が重要。偽情報が出回る状況を考えれば情報の正確性は非常に重要な意味がある

最初のまとめとして、noteに書いておきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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