Wellnee Sleep NLが国土交通省 事故防止対策支援推進事業「令和6年度 過労運転防止のための先進的取り組みに対する支援」の補助対象機器に採択されました!
この度、弊社から株式会社ネクストリンクにOEM供給している『Wellnee Sleep NL』が、国土交通省が推進している「事故防止対策支援推進事業における過労運転防止のための先進的取り組みの対する支援」の補助対象機器に採択されました。
「過労運転防止のための先進的取り組みの対する支援」とは、国土交通省が過労運転による事故等を未然に防止するために、リアルタイムで運転者の疲労状態の確認や注意喚起等を可能とするために必要な先進機器等の導入支援を行うための支援事業であり、自動車運送事業者やリース事業者の方が対象となります。
この支援事業の補助対象機器は、導入金額の1/2の補助を受けることが可能です。
『Wellnee Sleep NL』は、E-Textileを用いた導電性繊維から作成したベルト型センサと小型デバイスを腹部に巻いて寝るだけで、睡眠中の睡眠データ分析・睡眠の質を可視化することができます。
『Wellnee Sleep NL』の特徴として、スマートウォッチなどに搭載されている脈拍を用いた測定方式ではなく、睡眠中の呼吸状態をモニタリングして睡眠の質を分析することが挙げられます。また、センサ部が繊維であるために拘束感が無くストレスフリーな着け心地を実現しています。デバイス部も重量が約7gと軽量かつ小型のため、睡眠中の違和感を感じにくい設計となっています。
睡眠の質を分析する上で、睡眠中の呼吸状態は非常に重要な指標となります。睡眠中の呼吸が浅くなる、止まってしまう場合は、身体は酸欠状態に陥っている可能性があり、睡眠をとったにも関わらず「疲れがとれない」、「日中に眠気がある」などの症状が現れることがあります。
こうした呼吸状態の悪化が、「睡眠時無呼吸症候群」といわれる病気まで発展してしまうと、循環器疾病(高血圧、心疾患、脳血管疾患)の併発リスクが高まる危険性があります。
加えて、運送系の職域の場合は、日中の眠気からくる交通事故のリスクもはらんでいます。睡眠時無呼吸症候群患者の交通事故率を調査した研究では、健常者に比べて、睡眠時無呼吸症候群患者の交通事故のリスクは6.8倍まで増加することが示されています。居眠り運転は、2003年2月のJR山陽新幹線の居眠り事件や2012年4月の群馬県ツアーバス居眠り事故などの重大な事故に発展する可能性もありますので、日々の睡眠状態を把握しておくことは重要です。
『Wellnee Sleep NL』では、測定した睡眠データは分析レポートとして確認することができます。分析レポートは、個人向けレポートと企業向けレポートの2種類があります。
個人向けレポートでは、睡眠の質、睡眠中の呼吸評価に加えて、時系列での眠りの深さや呼吸レス回数、寝姿勢なども算出され、結果に応じたコメントが添付されます。
企業向けレポートでは、測定者の年代別の睡眠評価や男女別の評価といった全体レポートに加えて、拠点や営業所ごとの比較等も行えるため、それぞれの拠点・営業所に応じた課題を抽出することも可能です。
今年度の支援事業では導入費用の1/2が助成されますので、この機会に是非『Wellnee Sleep NL』の導入をご検討いただければ幸いです。