ポルト観光とおすすめ街歩き完全攻略Guidebook
いつもありがとうございます。ポルトピです。
こちらのメディアはSNSなどでポルトガルの現地の情報や現地生活・トレンド・移住ビザなどについて発信をしております。
実は、ポルトガル観光攻略ガイドシリーズが人気でして
「ポルトもまとめてください!」
というお声をいただいており、「やるぞ〜今日こそやるぞ〜」と思いながら早3ヶ月。。。
「なんの進展も得られませんでした!!!!」
という状況を打破すべく筆を取っております。
ということで今回はポルトガル第二の都市でありながらも観光都市としても大人気の"ポルト観光完全攻略Guide"を書いていきたいと思います!
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ちなみに弊メディアは観光ガイドでもなんでもないので、こちらのNoteは私がポルトを観光するならこうするなっていう効率のいい周り方や、良かった場所、自分の時にやった過去の経験などを私視点で挙げているのでガイドブックと違うところもあると思いますが、そこはどうかご容赦くだささい。
普段は現地情報関連や移住関連の記事も書いていますので良かったらこちらもご覧ください。
ポルトの魅力を徹底解剖!
ポルトガル第二の都市ポルトは、ドウロ川の河口に位置する港町です。歴史ある街並みと美しい景観、そしてポートワインなどのグルメが魅力で、世界中から多くの観光客が訪れています。そんなポルトってどんなところ?ということでポルトについての知識を下記にまとめていきます。
1. ポルトの場所、人口、面積、歴史
ポルトは、ポルトガル北部に位置し、リスボンの北約300kmに位置します。人口は約21万人、面積は41.4平方キロメートルです。リスボンからは鉄道で2時間半、車での2時間半、バスだと3時間ちょっとかかります。
ポルトの歴史は古く、紀元前5世紀頃にはケルト人が居住していたと考えられています。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ、貿易で栄えました。
5世紀には西ゴート王国が支配し、7世紀にはイスラム勢力に占領されました。11世紀にはレコンキスタの進展により、ポルトは再びキリスト教徒の支配下に入りました。
12世紀にはフランス王の一族であるアンリ・ド・ブルゴーニュがポルト公となり、ポルトはポルトガル王国の基礎となりました。
15世紀には、ポルトに生まれたエンリケ航海王子が大航海時代の幕開けを告げ、ポルトは海外進出の拠点として発展しました。
18世紀から19世紀にかけては、ポートワインの輸出が盛んになり、ポルトはさらに繁栄しました。
20世紀には、ポルトガル共和国の成立や第二次世界大戦などの影響を受けましたが、ポルトはポルトガル第二の都市として、経済や文化の中心地として発展し続けています。
ポルトの歴史の代表的な出来事まとめ
紀元前5世紀頃:ケルト人が居住
紀元前1世紀:ローマ帝国が支配
5世紀:西ゴート王国が支配
7世紀:イスラム勢力が占領
11世紀:レコンキスタの進展によりポルトガル王国の支配下に入る
12世紀:アンリ・ド・ブルゴーニュがポルト公となり、ポルトガル王国の基礎となる
15世紀:エンリケ航海王子が大航海時代の幕開けを告げる
18世紀から19世紀:ポートワインの輸出が盛んになる
20世紀:ポルトガル共和国の成立、第二次世界大戦
2. ポルトの主要観光地はどこになるの?
ポルトの主要観光地は、以下のとおりです。
・リベイラ地区
ポルトのリベイラ地区は、ドウロ川沿いに広がる歴史地区です。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ、貿易で栄えた場所でした。
12世紀には、ポルト公となったアンリ・ド・ブルゴーニュによって、リベイラ地区の街並みが整備されました。石畳の路地や、カラフルな建物が特徴です。
15世紀には、リベイラ地区はエンリケ航海王子の出生地となり、大航海時代の拠点として発展しました。
18世紀から19世紀にかけては、ポートワインの輸出が盛んになり、リベイラ地区はさらに繁栄しました。
20世紀には、ポルトガル共和国の成立や第二次世界大戦などの影響を受けましたが、リベイラ地区はポルトの歴史的・文化的中心地として、現在も多くの観光客が訪れる人気のエリアとなっています。
リベイラ地区の見どころ
ドウロ川沿いの景観
リベイラ地区は、ドウロ川沿いに広がっています。川沿いの遊歩道を散策したり、カフェでドウロ川の景色を眺めたりするのもおすすめです。川沿いのカフェに行くのがいいでしょう。
カラフルな建物
リベイラ地区の建物は、カラフルに塗装されています。石畳の路地を散策しながら、色とりどりの建物を楽しむ街歩きは結構おすすめです。
歴史的建造物
リベイラ地区には、歴史的建造物が数多くあります。サン・フランシスコ教会やボルサ宮など、ぜひ訪れてみてください。
・ドン・ルイス1世橋
ドウロ川にかかる鉄骨アーチ橋です。20世紀初頭に建設され、ポルトのシンボルとなっています。上からドウロ川の街を眺めたり、橋を写真に収めたり、夜景を見るのも大変おすすめなのでぜひ行ってみてください。
・レロ書店
レロ書店は、ポルトガルのポルトにある書店です。1869年に創業。現在、
世界で最も美しい書店として注目を集めています。
レロ書店の外観は、赤レンガの壁に、鮮やかな色のタイルが貼られた美しいデザインです。階段の踊り場に描かれた、本を抱えた天使のモザイク画が印象的です。
店内は、天井の高い吹き抜けに、螺旋階段が美しく映える、ゴージャスな雰囲気です。天井は、ステンドグラスで彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
レロ書店には、ポルトガル文学や歴史に関する書籍をはじめ、さまざまなジャンルの書籍が揃っています。また、ポルトガルの伝統工芸品やお土産も販売しています。
入場は混雑して並びますが、ポルト観光の定番スポットとなっており、店内は常に多くの観光客で賑わっています。
・インペリアルマクドナルド
世界で一番豪華なマクドナルドとしてポルトで有名なお店です。店内はステンドグラスなど豪華でマクドナルドであることを一瞬忘れさせる内装です。しかし、注文タッチパネルで「あ、私たちのマクドナルドだ」ってすぐに我に返らせてくれるチャーミングな場所です。
・サン・ベント駅
サンベント駅は、ポルトガルのポルトにある鉄道駅です。1916年に開業し、ポルトの玄関口として、国内外を結ぶ鉄道が発着しています。
サンベント駅は、アズレージョと呼ばれるポルトガルの伝統的なタイル画で有名です。駅舎の壁面には、約2万枚ものアズレージョが施されており、ポルトの歴史や文化を物語るシーンが描かれています。超おすすめです。
・アルマス聖堂
アルマス聖堂(Capela das Almas)は、ポルトにある礼拝堂です。18世紀初頭に建てられ、青と白のアズレージョで覆われた外壁が特徴です。
アルマス聖堂は、サンタ・カタリーナ通り沿いに位置しているのですが、外壁には、聖書の物語や、聖カタリーナの人生などが描かれた、約16,000枚ものアズレージョが施されていて、とても素晴らしいのでぜひ見てほしいです。
・ワイナリー見学
ポートワインの生産地を訪れて、ワイナリー見学や試飲を楽しむのもおすすめです。ドウロ川歴史地区の川向かいには沢山のポートワインのワイナリーがあり、試飲なども出来るようになっています。お土産にもおすすめ
・ベイラ・リオ市場(Mercado Beira Rio)
サンデマンのワイナリーの道沿いにある市場。沢山のお店とフードコートがありとても楽しい場所。ランチにタパスをつまんだり食事にしてもいい場所。
3.ポルトピ式ポルト1日観光プランとは?
ポルトはコンパクトな街で1日で駆け足で街を見て回ることも出来ます。しかし、橋の上からの夜景など1日だけの滞在は勿体無いので本当は最低1泊はして欲しい街ですし、近郊の観光など含めるともっと日数が欲しいです。
しかし限られた時間で効率よく回りたい方のためにこちらに1日観光プランを用意しました。良かったら参考にしてください。
ポルトの朝はサン・ベント駅からスタートしましょう。
コーヒーを飲みながら駅のアズレージョを見学して、そのままサン・フランシスコ教会へ。
駅から教会までは徒歩5分ほど。のんびり街中を歩いて教会を観光しよう。ポルトはリスボン観光みたいに急ぐ必要はない。ゆっくり回るのがおすすめ。教会の場所から見えるポルトの景色は素晴らしいので要チェック。そのあとは書店へと向かいましょう。
ポルトで最も混むのはこのレロ書店かもしれません。「世界で一番綺麗な本屋」でも有名。なんと住んでいる人からもお金を取ります。それでも別世界だから並んでもお金を払って見る価値あるからぜひ見てほしいです。なるべくならここは午前中に行くほうが空いていると思われます。
世界一豪華なマクドナルドインペリアルも書店の近く。基本ポルトは歩いてまわれるのでサクッと立ち寄るのもいいですね。
体力に自信がある人はこのままアルマス聖堂に行ってドンルイス一世橋まで歩いていきましょう。橋の上からの絶景はポルトのハイライトなので絶対外せません。
ランチは橋の下でせっかくだから食べたい。お値段は観光客価格だけど、払って楽しむほうがいいと思います。でも、そこまで高すぎないからご安心を。ランチはポルト発祥のフランセジーニャや、リオ市場でのランチも捨てがたいです。
食後は対岸のポートワインエリアを見学して余裕があれば試飲も。お土産にポートワインを買ってもいいですね。
ここまでで疲れていたら一度ホテルに戻って小休止。
夜はディナーに繰り出して。おすすめのお店はいくつかこの下にご紹介するのでご参考までにどうぞ。ここにはありませんが、"Muu Steakhouse"はポルト人気レストランTOP5の常連となり、スコッチエッグが絶品です。
ディナーが終わったらドンルイス一世橋からの夜景を鑑賞を。冬は寒いし、春秋は涼しいので女性は羽織物を持参するのが◎。
…こんな感じで詰め詰めだけど、1日で観光したい場合はこのプランを参考にしてみてください。きっといい感じに疲れているはずです笑
4.ポルトのおすすめレストランはある?
さっき出してしまったのでそちらを参考にしてもらえるといいかなと思います。コスパからオシャレなレストランまでカバーしています。
5. 近郊の観光地としておすすめの場所
ポルトの近郊には、以下の観光地がおすすめです。
ギマランイス
ギマランイスは、ポルトから北へ約70kmほど離れた場所にある14世紀にポルトガル王国が誕生した地です。そのため、中世の街並みが残る歴史的な街並みが魅力です。
石畳の路地や、カラフルな建物が立ち並ぶ街並みは、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
世界遺産に登録されたドゥアルテ城
ギマランイスのシンボルであるドゥアルテ城は、14世紀にポルトガル王国初代国王ドゥアルテ1世によって建てられました。
中世の城塞の雰囲気を残すドゥアルテ城は、1996年に世界遺産に登録されました。
ギマランイスのおすすめはこちらでもまとめていますので参考にブクマしておいてください。
・ポルトガル第三の街ブラガ
ブラガは、ポルトガル北部にある都市です。ポルトから北へ約50kmのところに位置しています。
歴史と文化の街
ブラガは、ポルトガル最古の都市の一つです。ローマ時代にはブラガ・ウルスラエ(ブラガ・ウルスラの町)と呼ばれ、重要な都市として栄えました。
ブラガには、ローマ時代の遺跡や、中世の教会、バロック様式の建築物など、歴史を感じさせる建造物が数多く残っています。また、ブラガはカトリックの聖地としても知られ、世界最大級の聖堂の一つであるブラガ大聖堂があります。また、世界遺産でもある「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域」もあります。ここは素晴らしい教会と建物と名物の600段にもなる階段があります。ギマランイスとセットで1日で回ることが可能です。
ブラガのまとめはこちらにありますので参考にしてください。
・サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)
ポルトは北に行くと国境を超えてスペインに抜けることが出来ますが、ポルトから日帰りで行ける場所にスペインの世界遺産の街「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」があります。
ポルトから日帰りツアーも出ていますので、気軽に行くことが可能です。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教三大聖地のひとつであり、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の終着地として、毎年世界中から多くの巡礼者が訪れています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブの遺骸が安置されていると伝えられています。聖ヤコブは、イエス・キリストの弟子であり、ポルトガルの守護聖人として崇敬されています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、歴史的・宗教的にも重要な都市であり、1985年に世界遺産に登録されました。
こんな感じでポルト観光だけではなく、周辺にも見所があるので全部を回りたければ4日くらいは必要になると思います。ポルトだけではなく、リスボンやその他の都市を回る予定がある場合は3日くらいになると思うのでどこに行きたいかを事前に決めておくといいと思います。
また、ポルトガル旅行でよくある質問などはこちらのリスボン攻略Noteの後ろのほうに掲載していますので、併せて読んでいただけるといいかと思います。
また、リスボン観光するなら必須のシントラ攻略はこちらにまとめていますのでご覧になってください。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はポルトと周辺の観光エリアとしてまとめてみました。ポルトもとても人気の都市なので、おすすめです。
このような感じで各都市やおすすめのエリアなどを記事にまとめていきますので、良かったらこのNoteにスキをつけていただけますととても嬉しいです。
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