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2023年10月前半

秋らしい日を楽しめて嬉しい。
ふと目をやると、ツバキの蕾がついている。
そうなるともう冬ってことだ。

気がせく時期に入り始めていることはわかりつつ、
いま目の前をおざなりにせず、充分に生きていたい。

20231001 Sun.

昨日までの濃密な48時間。なかなか楽しかった。
金曜日は一日かけて、鎌倉の山側と海側を観光客になりきって満喫し、夜は地魚のお刺身を堪能。土曜日は朝から街歩きABDを行い、新しい人・知人と一緒に本や鎌倉について話をした。生物多様性について改めて多角的に学び、なかでも湿地がいかに大切な生物の宝庫であるかを知り、認識が変わった。お天気に恵まれ、鎌倉の自然を味わえた。

家についてから、ABDの成果物を写真にとって参加者にシェアしたり、物品整理をいそいそと。ペンやクリップボードは今回初めて使ったので、ひとつの布バックに格納して次回すぐ取り出せるようにしてある。ペンの箱には「かまくら街歩きABD」のラベルをつけてみた。またやろうね。

さて長距離ウォークに集中していこう。


注文していた本が届いていた。
『鎌倉広町の森はかくて守られた』

いま鎌倉に広い緑地がいくつかある。
そのひとつ、先駆的に守られた場所が鎌倉広町の森。下記地図でオレンジで囲った緑色のエリアがその場所。これが守られたのち、鎌倉中央公園も出来たので、何等か関係があるだろうと思う。

私が高校生の頃、この動きを聞いていたのかもしれな行けれど、はっきり覚えていない。でもこの時期に、開発の兆しに気づいて事実確認をしていった人達がいて、この鎌倉らしい環境が守られたのだと知った。

鎌倉市 オレンジの丸で囲んだ緑地が鎌倉広町の森

鎌倉は、古都保存法や風致地区などの指定をしなければ、もっと山が切り崩され住宅地などに開発されたかもしれなかった。自然を守ろうという市民の動きがあり、法律の整備へ結びつけることで、資金面も官民双方から捻出することで、今の緑豊かな場所として存在している。

その活動の記録がこの本。
神宮外苑再開発や、そのほか日本各地で起きている乱暴な再開発や大がかりな樹々伐採に心痛む中で読んでみたいと思った。


20231002 Mon.

朝読書会。
次の本として何を読もうかと相談した。

<書籍候補リスト>
愛、パワー&パーパス: 人と組織の進化力を紡ぐ新たな物語
「自分の意見」ってどうつくるの?
無意識の構造
コモンの「自治」論
【増補新装版】障害者殺しの思想
リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T
ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち
他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
暗闇のなかの希望 増補改訂版
すごい言語化――「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法
それでも、対話をはじめよう
一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い
スマホ時代の哲学
マザーツリー
未来を創造する物語: 現代のレジスタンス実践ガイド

このなかから『未来を創造する物語』を読むことになった。

■ニュースから
新宿 無人バスを都庁周辺でテスト運行。事前予約 18名
松本 アプリ予約→オンデマンドAIルート自動バス 平日限定

同じ日にどちらも無人バスの実用についての報道。
東京都は自慢げにPRしているが(100%私のうがった見方)、松本はオンデマンドで市民にとって身近な状態にあるのでは?


危ない、危ない・・・
キャリアコンサルティング技能士2級試験の申込は明日まで!
申し込まなくては。
もてあそばれているこの試験。決着をつけたい。

20231003 Tue.

長距離ウォークとして、まだ歩いていないコース横浜~最終地点の少し前、銀座まで歩くことにした。

その前に、あれっ、スイカを入れたパスケースがない。探しても出てこない。そういえば帽子もない。少し時間をとって落ち着いて最後に使ったのはいつか、その後、持ち歩いたか思い出そうと試みた。

最後に使ったのは9/30 土曜の夕方、最寄り駅を出るとき。

この2つが無いとは、もしかして土曜日、改札を出た後にエレベーターに乗って、人が大勢いる中をひとり降りたときにられたのかな?という可能性が浮かんだ。たぶんスイカはかばんの外ポケットに。帽子は上があいた袋の上に。

クレジットカード機能付きなので、JRへ電話して使用履歴を調べてもらったが、その後のクレジット使用はなかった。一安心。でも中に入っているSuica残金やポイントを使われるかもしれないな。

今一度探してみた。
ない。
うーむ。

とりあえず切符を買って列車に乗り、横浜へ向かう。

歩きだしは14時ちょうど。そこから主に京急線の近くを歩き、鶴見川を越え、多摩川を越え、大田区・品川区・港区と進み、中央区銀座まで。

京急線が常に走っているので、一人でぽつんと歩いている感覚ではなく救われた。でも本番は深夜になるから、きっと電車は走っていないだろうなぁ。

品川や三田の辺りを歩くころは、20時くらいだったので会社員が大勢いた。数人で喋りながら帰途に着いたり、会食に向かったりしている。そのなかをキャップを被り、小型リュックをしょって歩く私。辛うじてスパッツの上に薄手のふくらはぎくらいまでのスカートを履いていて街歩きの雰囲気を醸しているつもりなのだけれど。かなり変、それでも銀座中央通りを8丁目から4丁目まで歩いた。我ながらすごいなぁ。呆れる。

本番は銀座4丁目を海側へ右折して豊洲へ向かう。でも今日は銀座4丁目交差点で寸止めした。本番まで取っておく。というか、この深夜に豊洲まで歩く気にならない。

ぜひ本番はここまでたどり着き、ゴールへ行きたいものだ。
でもすべてが整えばそうなるだけで、そうならないかもしれない。そこはわからない。

靴はmidfoot
前回は左膝が少し痛くなった。
今日は、筋力で歩くのではなく、骨で歩く、というバランス重視で無理ない歩き方を試みた。結果、靴で痛くなることがなかった。

足指の側屈、つま先を上げてしまうので脛の筋肉、前脛骨筋が痛くなった。
50kmを越えて歩くことは出来た。


朝の読書会。
引き続き意識段階についての論文を読んでいる。

参加者のお一人が、連絡用グループSNSに投稿された「坂口安吾のエッセイ」が、ずきずきした。
これは私のことか。
参加するなかビハインド感を感じていたが、この投稿は足を引っ張っているという指摘だ。黙っているほうがいいのか。参加しないほうがいいのか。

あるいは、それを問題だと指摘したくなるお一人に、何か問題があるのか。

何が動いているのだろう。

20231004 Wed.

昨晩、夜中に帰ってきて入浴後、身体のメンテナンスをしてから寝たので、ぐっすり。大きな痛みもなくて嬉しい。

友人とお茶した。二子玉川のパパスカフェにて。
その人が購入している疲労回復のハーブやオイルが入ったクリームをゆずってもらう機会に近況報告。

高島屋の紳士服フロア内にあり、知っている人が集まる場所。この辺りらしく、お客さんは60‐70代とおぼしき年配のグループが多い。40-50代の奥様も少し。お金持ちぼっちゃんらしき、30代男性グループも一組。

シナモンプリン

私から報告するような進捗はあまりなかったが、アホな取り組み100kmウォークについては「面白そう」との反応をもらった。「誘ってもらいたかった」とも。

結構お金がかかっているとか、自分の身体との対話なんだとか、それなりにトレーニング効果を感じていることをお話し、そのうえで少しでもダメージを和らげ完歩に近づくためにハーブ&オイル入りクリームを手に入れたかったのだとお話した。話してみて「そうか、あとは楽しく歩くだけなんだ」とも思った。足りないのは歩く技術とか体力というより(それは急に伸びないので)、あとは楽しんで歩いていれば歩けるんだ、ということ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地球の引力があって歩ける
地面からの反力と、ちょっと前へ重心を置くことで前へ進む。
地面からの力を受けて、身体が運ばれる感覚。

力技で前へ進むのとはちょっと違う。

地球と一体になって前へ進むことを楽しむ。
一歩一歩が喜び。
周りの風景も刺激となる

ときに歌をうたい、音楽をイメージして、ルーティン化する細胞に刺激を送る
疲れた筋肉を振ったり伸ばしたりして、力を抜いて酸素を送る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お茶の後、友人がスパッツを買うのに付き合ってスポーツ店にいったとき、無くした帽子の代わりになるキャップを選んだ。100kmウォークの昼間にはやはり必要。私は頭が大きく、毛髪が多くて、だいたいの帽子は浮いてしまう。このお店なら沢山キャップがあるので見つかるかも・・・と探してみる。撥水性があるといいなぁ。でも種類が沢山あってよくわからないなぁ。これならいいかも?というグレーのキャップを試着して友人にも見てもらう。いいんじゃないかな。

値段が高かった・・・5000円。だけどなかなか合うものがないし、今回必要だし、この機会にえいっと買ってしまおう。

帰りに図書館に寄って帰った。
足取りが重い。昨日の疲れか。
体幹を支える筋力が疲れて重心が下がっているのか?

まぁそんなことを感じ取れるようになったのは、ここまで歩き重ねてきたからこそ。

家に着いてから、譲ってもらったクリームを塗り、マッサージ、ストレッチをして、気持ちよく眠りについた。

20231005 Thu.

おお、寝坊してしまった。
目覚ましをかけていたはずなのに、7:30に始まる読書会にも起きられず、8:30まで寝ていた! 夜涼しくてよく眠れたからか、昨晩塗ったクリームが気持ちよくて筋肉が休まったのか。


昨日、友人と話していて「そうだ、楽しく歩くということを忘れていた」と気づいたのだった。
こんなアホなことに取り組もうと思うほど健康な身体に感謝し、引力あってこその地面からの反力で歩くことに感謝しようと思っていた。楽しくやるために、道中、思い浮かんだ歌を歌ったりしていたけれど、そもそも大変だ~という気持ちで取り組んでいることに気づいた。楽しく、楽しく。

これがポイントだなぁ。

ひとつひとつ課題をクリアすること。
楽しく歩くこと。

課題のクリアを考えていると、だんだん困難さが膨らんでしまう。
でも課題にひとつひとつ対応していくことが、必要な2か月だった。


私は今後どうしていくのだろう。

・論文読書会で落ちこぼれ感がある。身を引いた方がいいのか。
・知人がこの4年ほどで、3つくらいの資格といえるものを、それも公的資格ではなく、先鋭的といえるものを取得し、そのひとつは私も最初に同席したものだった。おおきく一歩すすみ、ある団体の役職者となった。

私は、この4年間、ぶらぶらと過ごし、新しいコトに触れつつ、何らカタチにならない。こういう人生なのか。もやもやする。自分なりの取り組みも形にならないし、世間のルールにも適合していない。

人と比較して落ち込んでいる?
自分の歩みはどうなっている?


100kmウォークがいまや関心の中心になっている生活。といって生活スタイルが全てそこに集中しているわけでもないが、まぁ優先順位の一番になっている。すると、あれこれ対処することが多く、内面に向かう時間が少なくなっている。短時間でも深いといいが、どうなのだろう? 深い気づきもあるけれど、全体的に浅くなりがち?

自己疑念を感じやすい獅子座ゆえなのか。


そんなことを考えつつ、もう21時近いのにまだ外に居た。餃子を食べたくなってデパ地下を観たけれど売り切れていて、近くのスーパーお惣菜にも残っていなくて、仕方なく冷凍餃子を買った。フライパンで焼くやつ。

なのに、なのに、フライパンで上手く焼けず、ひっくり返すとき、ごそっと皮がフライパンの底に残ってしまい、餃子は上と下に分かれてぐちゃぐちゃになった。ああ、餃子さえうまくいかない!

いやだ~
何にもうまくいかない!


いいこともあった。
定期入れに入れたクレジット機能付きSuicaが出てきた。
入れていた鞄のポケットから滑り落ちて、鞄の置き場所にむき出しの状態で見つかった。ああ、気持ちの上で誰かに掏られたのではないかと思って人のせいにしていた、ごめんなさい。

帽子はどうしたのだろう?
落とした記憶はないのだけれど。。。落としたのか?


また訃報。
今度は音楽仲間の奥さん。ずっと闘病なさっていたらしいが経過はよくわからない。とにかく、今日か昨日か一昨日かに亡くなったようだ。

20231006 Fri.

昼間、歩くトレーニング。
3時間弱、13km。少し早めペースに保ったつもりだったが、平均4.7km。5kmには達しない。これまで30km以上歩いたときは平均4.0kmだったから、それよりは早いペースだ。これで数回歩いておくと、身体が慣れるかもしれない。といいつつ、あと2週間!


18時中野駅集合で、大学時代の友人3人と魚の美味しい居酒屋へ。
ほぼ毎年、この4人で会うことにしている。

今回は中野に住んでいるこのうちの一人、その行きつけの自慢のお店へ。

店主は沖縄出身、釣り師
ヒブダイのカマ塩煮 奄美大島の魚

中野駅に降りたのは、私は初めてか二度目。少し早めに来て中野サンプラザがある北口側をくるっと見て回った。屋根のあるアーケードにはリーズナブルな飲食店が沢山ある。駅から家までの間に、こんなに沢山お店があったら作るよりも店へ行って空腹を満たしてしまいそうだ。

先日亡くなったRの話、それを受けて「やりたいことは前倒しでやることにした」との話、郷里に帰りたいという北海道の二人。地元佐賀には帰らずこのまま東京だろうなという一人。私は鎌倉かなぁ。

私が今月、佐賀に行きたいと思っている話をしていたので、佐賀の美味しいものの話。そしたらなぜか佐賀牛の名店、季菜の東京店で次回会食を行おうという話になってしまった。ちょ、ちょ、ちょっと。2~3万円するのよ、あなたたちは働いているからいいけどさ・・・と言いたいところを飲み込んで、お金を積み立てる話になった。

会食にかこつけて、美味しいものを気兼ねなく食べたいという集まりなのだ。この中の二人はお仕事で美味しいものを食べることはあるかもしれない役職にいるのだが、仕事の人達と食べても面白いわけでないらしい。

一人は今日、仕事終わりの四谷から中野まで歩いてきたという。約7km、1時間半くらい。それは健康的だねと皆で褒めたたえた。その後、電車に座れて一駅降り過ごしてしまったそうだ(笑)。程よい酔いと歩き疲れの相乗効果だったらしい。

20231007 Sat.

12時の特急で信州へ。
今回は駅レンタカーを借りられたので、降車したホームから直接レンタカー店へ入って車に乗り込んだ。母にはとても好評。「階段を上り下りしなくてよくて便利ねー」

信州茅野のあたりは、ごく一部葉っぱが赤や黄に色づいている。空気はかなり冷たい。

駅から温泉へ直行し、食料品を買って宿泊場所へ行った。今回はスムーズに進み16時頃到着。

快晴で八ヶ岳連峰が全てよく見えた。

20231008 Sun.

布団から出るのに寒い位、長野の朝の気温は低かった。
朝ごはんを食べたり、電気カーペットをつけても、何となくまだ寒い。昼ごろになってお互いの手を触ると、特に母の手が冷たかった。みな膝や顎のあたりが冷たい。

今日はゴロゴロしているだけだが、温泉へ行って温まろう。

良く行く温泉は、6つくらいある市営温泉のひとつ。
きれいに整備されている。地元の方もよく来ていて、受付から温泉に行くまでの廊下には、地元の方の写真や切り絵の作品が並んでいる。入口に近い方には地元の催しのチラシが張ってある。

私達のようなたまに行く人にとっても興味深いチラシ。真ん中に病院祭は諏訪中央病院のもの。長野は老人まで健康状態がとてもよいと評判で、その活動の中心になっているのがこの病院だ。こんなふうに病院を解放するイベントをするのかぁ。地元との接点を作るために工夫しているなぁ。

ほくほくの温かい身体になって、昨日買った餃子を焼き、野菜と少しの牛肉を焼いてすき焼き風の味付けにした。これで早く寝てしまおう。

佐渡にも三人で旅行したし、今回また家族三人。
今年は一緒に過ごす時間が多い。

妹は以前よりもリラックスして過ごせているようで私も嬉しい。仕事が忙しいのは変わらないというか、もっと忙しさが増しているようだけれど、イライラは落ち着いているように見える。

母はやや自分で自分のことを頼りなく思っているみたい。そんなことないけれど。知的好奇心は旺盛でしっかりしつつ、日常生活のふとした場面で自信がぐらつくような様子だ。それはそれで当然なのかもしれない。私たちはサポートし、安心していいと伝えて、愉しく過ごすことをしよう。

20231009 Mon.

長野でお世話になった場所を掃除して、帰途に着いた。
布団類を干したり、大型コインランドリーで洗濯しようと思っていたが、わりと激しい雨が降っていて諦めた。ははは、簡単に諦めた。

落ち葉だらけになったレンタカー m(__)m
なぜか長野で野田ナンバー(千葉県)に乗る。

初冬というのは早すぎるが、しっかり秋を迎えた信州。
雨だと鹿の姿が見えないが、霧深い程度の曇なら群れで草を食べている。冬を控えてしっかり食べておく必要があるのだろう。仙台のほうで子連れの熊が住宅地までやってきたと報道されていた。北海道でも当然のように熊目撃情報がしょっちゅう流れている。みな冬を控えて準備している。

田んぼは、ほとんど稲刈りが済んでいたが、2割くらいはまだ植わっている。はざかけした米が雨に濡れているところもある。あれは、数日後の晴れの日に乾けば問題がないのだろうか?

帰ってくると、東京も気温が下がっていた。

20231010 Tue.

もう少しジャーナリングを真面目にやろうかな。
今日時点でまだ9月後半を上げられてないし、中身が揺れている。

このnoteをジャーナリング替わりに書いている。

ひとりごと:内的葛藤についての言語化
行動ログ:自分の活動、変化
社会動向:ニュースに出てくる事柄を自分がどう受け止めたか、どんな外部の認識をキャッチしていたか。
人々の雰囲気:上記出来事や場所から感じ取れる人々の感情・価値観・文化などについて読み取ったこと

最近は独り言と行動ログが増えていて、外側の事実に対してぼんやりしている。100kmウォークをするために、運動と内面の感情にかなりエネルギーを割いているからかもしれない。

時期によって振れ幅があるかもしれない。


銀行間トラブル
時々銀行システムは問題が起きる。ただ今回、どのシステムがどうトラブっているのか、よくわからなかったなぁ。
もともと複雑すぎてわからない話なのだけど、最近ネット取引が増えているなか、トラッキングの複雑さも以前の比ではないだろう。

20231011 Wed.

イスラエル、ハマスの戦い。
ガザ・イスラエル双方で
2200人以上の死傷者、双方に人質。

以前観た『パレスチナのピアニスト』
彼は才能あるピアノを学ぶ学生で、許可証をとってガザからイスラエルにいる先生のもとにレッスンに通っている。ニュースでみる長い通路を通っていた。

もう明らかだ。
わかっていたけど、もう欺瞞的にはなれない。
当事者同士よりも、戦争させたい人達が仕掛けている。

イスラエルとパレスチナの不毛な戦い。
ウクライナとロシアの不毛な戦い。
そこにいる人は理不尽に死んでいく。


『ガザの美容室』も観てみたい。


コンサート前に少し歩く。
代々木公園を2,3周。

夕暮れ間近な代々木公園
金木犀が香ってきた


藤井壮太 八冠とのニュース。すごいなぁ。
このニュースは、イヤな感じが全くない。


バロックのコンサート

またもや友人が都合悪くなり行けなくなったチケット。
先般、何枚分かまとめてお礼をお渡ししたのだが、毎回、自分では選ばないものに触れて、開眼(いや開耳?)させてもらっている。

バイオリン 技術高い 生き生きしている 曲の解釈
チェロ 音が野太い、なぜかとてもリズム感がある 音の重さ、速さ、そんなものの組み合わせ?
チェンバロ 正直なところバイオリンとチェロが力強すぎて聞こえにくい。でも独奏も2曲あった。チェンバロとしては、バッハもいいけれど、私はクープランが好きだなぁ。

それにしても、バッハが古典だ、という意識は吹っ飛ぶ。
とても現代的だった。それは演奏によってもたらされるものでもあるが、バッハの曲自体に普遍性があるということでもある、と思う。

イザベルのたたずまいは、笑顔が素敵で、凛としてカッコいい。

三人が笑顔でカーテンコールの挨拶をするのだが、日本だからこれだけ満面の笑みをキープしているのだろうか? いつもそうなのだろうか?

イザベルの衣装は、イッセイミヤケだった。ボレロのようなジャケットは絶対にそうだ。スカートもきっとそうだろう。

ジャケットは、イッセイミヤケのアイコンスタイル、たてに布をギザギザ寄せた加工がしてある。
このタイプの衣装は、チェロ奏者ミッシャ・マイスキー、ピアニスト内田光子など、トレードマークとなっている演奏家も多い。軽いし、乾きやすいし、何より肩回りなど動きやすい。そして体に沿いつつ、オシャレな形。
イザベルが来ていたのは銀色で、こんな色を売り場で見たことがない。欲しいなぁ。

スカートはとても説明しにくい。紺と白、4つのパーツに分かれていて、前・後ろ、それらをつなぐ左・右。前は、足元が見えるくらいに短めで紺と白の縞模様。後ろは、裾を引きずるような長さで、これも紺と白の縞模様なのだけれど、前身ごろより太い縞、裾に近い方は紺色のみとなっている。左右のパーツは、コルセットのような硬さがある部品だった。

チェンバロ、これは王子ホールの持ち物か、日本のどこかから運んできたのか、クリスティアンが持参してきたのか。とても美しい形だった。ねじねじと二匹の蛇が巻き付いたような足、天板の内側の紋章。意味があるんだろうな。

前日と二連続公演。二晩続けて聴いたお客さんもいるようで、会場は静かな熱気にあふれていた。お客さんの層がいつもと違い、マニアックなのか、王子ホール会員なのか、服装と雰囲気が独特だった。

20231012 Thu.

今日やらなければ50km越えの事前トレーニングは出来ないよなぁ。
といって、朝一からやるわけでもなく。
10時頃から準備して、11時過ぎ歩行スタートした。帰りは24時前かな。

とにかく最長の距離と時間を経験しよう。それが目的。

コースはどうしよう。日中、街中をウォーキングスタイルで歩くのは結構ストレスがある。街歩き風にスパッツの上に薄手のスカートを履くことでカモフラージュするが、小型リュックを背負っているのは普通ではない。

そのことがストレスで朝のスタートがぐずぐず遅くなった。
新しいキャップも被り、眩しいからサングラスもかけた(笑)

帽子を無くして出てこないので、新しく購入したグレーのキャップ、サングラス、水色のタオル首巻、黒のスカートとスパッツ、小型リュックとポシェットという出で立ち。途中ですれ違った人が「おしゃれ」と言ってくれた。だいぶ気分が上がる(笑)

代々木公園で20km。我ながらかなり粘った。
街中を歩くストレスを避けたいという理由だったけれど、さすが公園、歩きやすいし気持ち良い。
途中、売店でホットドッグを食べた時間以外は、ストレッチか靴紐かお手洗い。

犬の散歩、リハビリ中らしく杖を持ってご夫婦でゆっくり歩いている人達、走っている人等々。公園の広場では、外国人若者のグループや、日本人女性のグループ、子供連れの家族などなど、皆秋らしいお天気のもと、思い思いに過ごしていた。

この広場は、東京オリンピックを行うときにライブビューイング会場として使うのだと、都が木の伐採を行おうとしたところだ。反対の声があがり、結局その計画は実行されず木は残った。

本当に残って良かった。

代々木公園を出てから新宿、護国寺、茗荷谷、上野などを周った。夕方以降は街中を歩くストレスは少し和らぐ。

長時間歩いていると、疲れや痛みのことも気になるが、飽きて退屈するなぁとも気づいた。退屈するとエネルギーが下がってくる。

歌を歌ったり、アミノバイタルを飲むのも、気分がクリアになる気がした。

先日購入したグレーのキャップ。
風にもあおられず、充分機能した。
十分怪しげなかっこうなのだけれど、キャップを被りリュックを背負っていると、もはや徘徊老人や異常者ではなく、都会を歩いている変な人であることが明快に見て取れる。

20231013 Fri.

フットケアのお店で足の爪やタコ跡をケアしてもらう。これで来週は大丈夫だろう。少し爪にやすりを掛ける以外は。

道中にある「ナイルレストラン」でランチ。昨日歩いていてカレーを食べたいと思っていた。スパイシーなものを食べたい感じ。2度目かな。目の前で骨付きの鶏もも肉をほぐしてくれる。カレー、鶏肉、マッシュポテト、キャベツとサフランライスを混ぜ合わせて食べる。美味しかった!

15時から下北沢でお知り合いの先生のお芝居。昔の職場先輩とご一緒する。
かなりハチャメチャだが、テンポが良いお芝居で、笑いどころが沢山あった。1時間ほど先輩とお話して近況報告。あっさり帰る。

昨日の長距離トレーニングの影響かとても眠い。
本番は21日から22日朝にかけて。

準備を重ねてきた。だからといって完歩できる保証はない。できれば完歩したい。すべてはその日の様々な状況の組み合わせ、身体のコンディション次第。
意志だけで何かできるものではない。
身体の声をきき、身体を信じて、さまざまな状況に逆らわず活用して、一歩一歩進もう。

これから体調準備、基礎トレーニングとストレッチはしっかりやって整えよう。


解散請求 旧統一教会。
文科省の動きは遅いなぁという印象を持っているが、確実に進めたんだなと今は思う。どちらもその通りなのだろう。遅い。着実に進めた。

最近始まった『きのう何食べた?』のシロさんだって、もしかしたら二世かもしれない。お母さんが壺を買ったりしてシロさんがまともに育つように祈っていたし、そのために老後資金を援助してもらいたいといういきさつがあった。


ゼッケン来た。
100kmウォークでつけるゼッケン番号。出発時間もこれで確定。
一緒に練習した7人、ほぼ同じ時間帯での出発となった。といっても、その後バラバラに分かれてマイペースに歩くだろうけれど。

20231014 Sat.

ハマス、イスラエルの戦い、長引きそう。

松野官房長官「テロとの戦い、ハマスはテロ。」 
それをいうならイスラエルのこれまでの活動もテロだ。
つじつまが合わない。
ガザにミサイル攻撃してきた、破壊してきた、エジプトと協力して封鎖していた(電気・水など渡してる、水が豊富なイスラエルを自慢している)
イスラエルは国際法違反を重ねてガザに住む人達を抑圧している。これはジェノサイド。

居場所は大事だ。
安定した居場所をつくるために、線引きする。線引きは必須なのだろか?

内輪の線引き、壁
ベルリン(冷戦 ソ連とアメリカ)
ウクライナとロシアも、

民族=国土とならない場合の少数民族の扱い、宗教の扱い。
ハマスもそう、ドンバスのロシア系住民もそう、チェチェンもそう、アフリカもそう。

そこにロシアやアメリカ、場合によってヨーロッパのベルギーとかフランスとか、大国の都合でコントロールしようとする。
戦いをしかけて裏で儲けている。

いま緒方貞子さんがいたらどうするだろうか?
何というだろうか?


中学同窓会の打ち合わせ。

大枠を固めようという前に、そもそもどういうスタンスで同窓会を行うかについて時間を費やした。

10年前にかなり労力をかけて、中学卒業後、初となる全学年10クラス合同同窓会を行った。中学生当時の名簿をデータ化し、住所表記変更、引っ越しなどを追ってデータアップデートし、メールアドレスもわかる場合は加えていった。

連絡が取れない人、連絡が届いているようだが絶対に参加したくない人、誰か仲が良い人が仲介すると参加しようと思う人、様々。

そもそも同窓会は行かなくてはいけないものでない。行きたければ行く。行きたくない時は行かない。長い間に行きたかったり行きたくない時がある。

10年前、社会が個人情報に敏感になっている時期で、何かの売り込みなのではないかと疑われたりすることもあり、各クラス毎の幹事は心理的負担も受けながら、なるべく大勢に声をかけようと尽力した。

その結果、これまで友達でなかった人と友達になったり、長く連絡を取っていなかった人と復活したり、少なくともその場が楽しかったとなればいいなぁ。その場を楽しむといっても、どうせ皆大勢集まっているなかで、数人と話しているんだ。皆と話す必要はない。

同窓会がいつでもアクセスできるオープンなものであってほしい。

20231015 Sun.

30歳年下の人とあそぶ
30歳年上の人とあそぶ
情報にうとくならない

老人ホーム、母も行きたがらない。私も行きたくない。
行きたい人も居る。なぜ行きたがるのか?

シニアを無条件に尊敬したり持ち上げない雰囲気・若者の対応
職位・社会的パワー以外をレスペクトする軸があっていい。


木曜日に夜中まで歩いてから、丸3日経過。
ちょっと左のかかとが痛い。
たまに左の膝が痛い。

ストレッチ、柔軟しよう!


ハマスとイスラエル。

あの地で起きていることは、ずっと以前からよくわからない。
私が育つ間にも中東戦争が第四次まであり、繰り返している。その後、戦争という形はとっていないが、色々といざこざはある。私はいざこざと書いてしまうけれど、すごい量の嫌悪のエネルギー、戦いのエネルギー、悲しみのエネルギーが行き交っていたはず。

『パレスチナのピアニスト』はその生活を紹介していた。特別な許可がないと、ガザから出られない。ガザのなかでは電気も水も制限されている。
豊島区の5倍?もの人口密度。

明らかにガザの人達は人間としての尊厳を守られない状態で、けなげに生きている。ますます尊厳は損なわれる方向に何年も何年も制限されてきている。それを私達は見て見ぬふりをしている。

やはり思うのは、ここに緒方貞子さんがいたらどんな言葉を発するだろう。どのような行動をするだろうということだ。
でも同時に、私はどう感じているか、どうするか、それが肝心だ。


図書館へ行くとき、
病院の前で出てくる人を待っている様子の介護タクシー運転手をみかけた。
少し先、10mくらいの歩道橋の階段の日陰に簡易車いすで、その場にとどまっている年配女性。

大勢の人が行き交うなか、二人は静止していた。

あれっ、もしかして年配女性は迎えを待っている? あの介護タクシー? でも外で立って待ち構えている運転手さんに、あの歩道橋の影は見えない。

私の頭のなかで、何となく「待っていたのにタクシーが来ない」という女性の声、「待ち構えていたのに依頼者が出てこない」という運転手の声がする。そうだとすれば、いずれ気づくだろうと思ったり、いや気づかずお互いイヤな思いをするのでは?とか、いやいや二人と私は関係ないだろう。きっと私の思い過ごし・・・と思ったり。

でもどうしても気になって、30mくらい後戻りし、迷って、タクシー運転手のところへ行き「もしかしたら違うかもしれませんが、依頼した方は、あちらの歩道橋の影にいらっしゃる方ですか?」と聞いてみた。そしたら、そうだったようで、運転手さんがその人に歩み寄り、女性が「ああ、わかりましたか」みたいな声。「あの方が教えてくれたんです」と私の方を指しているようだった。

運転手さんに軽く会釈して通り過ぎて、「ああ、よかった~」

あの女性、日差しが強く、人が行き交う広い歩道のなか、あの場所を選んだのだろう。でもちょっと感じるのは「なかなか見つけてもらえなかった」というあの人の気持ちだ。簡単にトラブルの元になりそうなやつ。

良かった。お互いイヤな気持ちにならず。


もう少し先にいくと、新潟アンテナショップがあり魚沼コシヒカリ新米を売っていた。おにぎりや小分けのお米。小さな500gパックを買ってみた。佐渡で食べたお米、美味しかったなぁ。



秋になると特に感じるのは、夕暮れ前に日差しが一層強くなること。そしてアッという間に暮れていく。そしてこれからは長い夜。明け方は一番寒くて一番暗い。
早朝、朝日のおかげで空が明るくなってきて、太陽が出ると格段に暖かさが増してくる。

ひとときに懸命に取り組み、光を希求したい。



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