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2023年7月後半

もーしょ、もーしょ、
蝉の代わりに誰かが連呼しているのか、
皮膚の内側全てをよんどころない暑さに占領された感覚。
せめてどこか一部分でも、ひと時でもいいから
スッキリ爽やかでありたい。

20230716 Sun.

前日15時過ぎに着いて荷物を解いた。今回はレンタカーを一部日数しか借りられなかったので、スーパー経由でここまでタクシーで運んでもらい、軽く夕飯を食べて早寝した。確か21時頃。

夜ごはん:山茸味噌汁、かぼちゃ、(購入した)肉巻き寿司、海苔巻き

そこから6時半くらいまで熟睡。
もしかすると5時頃、鳥のさえずり声に意識がいくぶんか覚醒したかもしれないが、覚えていない。

母と妹は朝起きた時でさえ、何か疲労をまとっている。良く寝て、ゆっくりして英気を養ってもらいたい。私は本を4冊持ってきた。既読1冊、ここで読みたい本2冊、ちら読み1冊。

『日本の大問題「10年後」を考える』 2015年7月 一色清ほか多数
『「自由」の危機』2021年6月 藤原辰史ほか多数
『文脈病』    2001年3月 斎藤環
『トランジション』2014年4月 W.ブリッジズ

妹と午後散歩した。40分程だが標高1500mを越えているのでいい運動になり最後は汗ばんでくる。5月に来た時には、新緑もまだ始まったばかりだった。今日は夏の盛りで若い葉が大きく太陽を受けている。

今年は鹿をまだ見ていない。
鳥・リス。

妹は二泊三日だけで、もう明日帰る。
それでも関東も猛暑に見舞われているこの3日、脱出できて良かったと思っている様子。移動疲れもあるだろうけれど、そう思えてよかった。

朝:じゃがいも、玉ねぎ、ピーマン炒め、パン、チーズ、りんご
昼:果物、お菓子、適当に・・・ 
夕:サラダ(茹でジャガイモ、いんげん、赤ピーマン、ロメインレタス)、
        鶏とキャベツ炒め、わかめ即席スープ

20230717 Mon.

妹が午後の特急で帰るので、それまではゆっくりする。
が、何となく気ぜわしく、妹も会社へ向けて若干緊張が始まったサザエさん状況みたい。

母も妹も、胃腸というか体幹というか、身体の内側があまりよい状態ではないそうだ。夏疲れなのか。それとも普段の疲れが溜まりに溜っていて、ここへきて2,3日するとやってほぐれてくるのか。

元気になってもらいたい。

私は睡眠が数日不規則だったためか、肩より上が疲れている。マッサージ、ストレッチ、散歩、睡眠などでほぐしていこう。


妹を送ってから、今日から借りるレンタカーに乗って、途中買い物をして戻ってきた。殺鼠剤、べったら漬け、ししゃもを購入。

出掛けている間に、購入したデッキチェアが届いた。わーい。
明日使ってみよう。


メルカリがひとつ売れた。人気あるのになかなか購入者が出なかったバーバリーのタオル。久々の動き。

朝:スクランブルエッグ、ソーセージ、いんげん、トマト、ヨーグルト、パン、チーズ、りんご
昼:外で ハンバーグ・チキンプレート
夜:カレースープ、べったら漬け

20230718 Tue.

デッキでキャンプ用椅子に座って本を読んでいたら、かたわら1mくらいのところにある太い松の幹の向こうから、リスがデッキへ移ろうとして慌てて身をひるがえして幹の影に隠れたのが、目の端っこに入った。
「わぁごめん、ごめん、驚いたでしょう」
私も何のこげ茶の物体かと驚いたけれど、石のように大人しくしていたら、リスはそのまま進んでいけたのにね。


昼ご飯替わりに、すいかをデッキで食べた。
ちょうど白樺の葉が木陰をつくっている場所へ椅子を移動させ、スイカの種をそのまま捨ててもいい状態で。松本ハイランドというブランド名をつけて長野でも美味しいスイカを作っている。母は今年初。私はスーパーでカットスイカを一度買ってしまった。松本ハイランドすいか、美味しかった!


午後2時頃から、母とドライブがてら遠回りして大門街道を通って、縄文の湯へ入って帰ってきた。大門街道から茅野市街へ降りてくる道はある地点で、ぱあっと視界が開けて、畑や水田と両脇の林が見事。春は林の新緑、ところどころ桜、今の季節は水田の稲穂、ソバ畑のソバの白い花など、季節ごとに楽しい。

するするっと下ってきたら、違和感なく新しい道へ誘導され八ヶ岳を正面に観ながら進むと、以前の変形五差路ではなく、ビーナスラインに接続するわかりやすい丁字路へ導かれた。手前を右折すると国道299号へつながっている。このあたり観光客の車をビーナスラインと国道299号へ誘導するように道路整備をしている。もう10年以上になろうか。順番に区画を決めて行っているようだ。

民家が並ぶ古い道は、制限速度を抑えて人が行き来しやすいように区分けしたいのだろう。トラクターも通る生活の道だ。

時々来るだけだからかもしれないが、このあたりの道づくり、畑の区割りなど、地域生活と観光双方のバランスがとてもよいなぁと感じて、地域の賢さを感じる。

茅野市北山の水田・畑地帯から八ヶ岳が良くみえる


縄文の湯は、相変わらず適度に空いていて気持ち良い。

母はいつもより長く入って気持ち良かったらしい。
が、ちょっと湯あたりしたのか、いつもより長く、ふろ上がりの休憩をしてから車に乗った。ちょっと辛そう?

お風呂の水の圧力や湯温で代謝が促進されるメリットがあるが、湯あたりなど体調とのバランスがイマイチだなぁ。母は長湯は元々好きでないタイプ。もしかすると、休憩をはさんでお湯に何度も入ったり、腰まで浸かるなどを組み合わせることで、入った後も気持ちよく過ごせるのではないだろうかと思うが、、、このあたりは本人の感覚を頼りに適切な入り方を探るしかなくて、確実な方法を提案できず困る。
とはいえカラスの行水だと、代謝へ及ぼす影響は少ないのではないかな。

帰りがけ、またAコープへ寄って農業用品のなかから農薬散布用にマスクとゴーグルを購入。

買わなかったけれど興味を引いたものが2種類。ひとつは長靴。品数豊富で、街中でも履けそうなもの、蒸れずに足首を曲げやすい機能的なもの、水まわりで役立ちそうなガチ魚屋さんっぽいものなど。最近は靴やにあまり長靴がないので、棚一列5~6mに長靴がずらっと並んでいてちょっと嬉しくなった。
もうひとつは草刈り用の道具。手で駆る鎌タイプのものや、長い柄がついていて立って使う鍬のようなものまで。刃の形や大きさが異なる。便利そう。
いつか車で実家とここと往復できる時があればいいなぁ。

食品売り場でまたチーズを買ってしまった。Arlaのチーズ。美味しい。ここでは成城石井よりも安い。150g499円。

帰って簡単にゴハンにして、また本を読んだり、お喋りをして寝た。
シンプルな生活から、精神的豊かさを感じる。
人間の生活、いまや複雑になりすぎてしまったようだ。

朝:カレースープ、サラダ、スパニッシュオムレツ(残り温野菜とたまご)
        パン、ヨーグルト
昼:上記の残り、すいか
夜:しめじと玉ねぎの味噌汁、ししゃも、べったら漬け

20230719 Wed.

朝ごはん、妹がいないと張り合いがないね、と母と語らう。
持参した食料を片付けるため、たっぷりのシメジや玉ねぎを炒めてスクランブルエッグに沿えた。食べきれず、一旦掃除をして、軽いお昼として残りを食べることにした。

9時から掃除をして10時頃早々に片付いた。12時出発まで余裕があり、お茶を飲んだり読書したり、時々風が吹く空気を惜しむように味わった。

朝:味噌汁のこり1人分、カレースープ1人分、パン、チーズ、
  スクランブルエッグ(しめじ、玉ねぎ)
  サラダ(きゅうり・レタス・トマト)、ヨーグルト&ブルーベリー
昼:残りのサラダ、ソテーした野菜。駅でサンドイッチ。

レンタカーで駅まで。途中、たてしな自由農園で買い物。
旬は山梨の桃、地元の野菜。
ここへ来られなくなったおじさんに、母がトウモロコシなどを送る。

今回は時間通りの特急で、暑い新宿へ向かう。


帰って、植木鉢のベゴニアとアロエの様子をみて水やり。ベゴニアのストライキを起こしている枝は、まだ芽が硬いなぁ。すこーしは、変化があるのだが、まだ葉を広げるに至らず。

洗濯・お風呂。
明日から雨が降りそうだというので、今晩から洗濯物を干して、明日午前中には取り込もう。それだけで汗ばんでくる。

20230720 Thu.

6:30~音読読書会
7:30~読書会
12時頃~ 一旦本屋
13時~YeLL
14時~別な本屋へ

どうしても気になってしまい『沖縄の生活史』を購入。
すごい分厚い本。
同じ著者の『東京の生活史』も以前みかけて気になったのだが、沖縄の生活は、東京以上に読んでみたい気がした。100人近くのインタビュー集で、ページ数は・・・880ページ。アマゾンに掲載されている目次項目だけで、何スクロールもある。ここに100人の生活が詰まっている。

14時すぎ、話題の岩波書店『「世界」8月号 安倍政治の決算』を求めて神保町へ。
大手書店も岩波書店の店舗でも品切れで、つい1時間前にTwitterに流れた重版予定を店員さんにお見せして取り置きを依頼した。Hanadaなど安倍元首相追悼特集が様々な立場で出版されている。

最近岩波書店でとても売れているものがもうひとつ。岩波ブックレットという地味ながら興味深いテーマを1冊毎とりあげている冊子、岩波ブックレット『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? 』
著者のうちお一人、田野さんは、コロナ当初に海外から帰国して空港にてホテル缶詰になった状況をTwitter上に発信するなか、同じホテルに缶詰めになった方と戦友となり、メジャーに話題になった方。そのときのやりとりから、普通の人間の感覚を持ち(高飛車でなく)実直かつきちんと検証する姿勢がとても好感を生んだ。ホテルでの隔離生活を一方的に批判するのでもなく、かといっておもねるのでもなく、理不尽に感じられてもその生活を楽しむことも忘れない。


神保町にはスターバックスがない。さすがカレー屋・珈琲喫茶・本屋の街だ。少し離れた小川町近くまで行くと1軒ある。もう数は追わないが、近くまで来たなら歩数稼ぎに行ってみる。

道路に面した一人掛けソファ席で、読書しつつコーヒーで涼んだ。
道路の向こう側の車線に横づけされたトラックは、お酒など飲料配達の車。「しっかり生きる」というフレーズが荷台を覆うカバーに印刷されている。日焼けした30代くらいの男性が重そうなケースを運んでいる。その人からみたら、昼間、こんなところで悠長に座っているなぁと思うかもしれないな。なぜかその男性に恥ずかしくないような生き方をしたい、と思った。

いまこの時点は、働いている男性とスタバにいる女性。お互い一生懸命生きている、ということを自信をもって人生歩みたい、、、と。
なんなんだ?これは。言い訳?純粋に湧き出た気持ち?その働き手との連帯?


夜、YeLLで今日何を話したか、そこで何が起きていたのかをレビュー。
語られたこと・伝えたことは整理できた。プレイヤーさんは、手ごたえを感じているようだった。少なくとも、現状をよりよくこなしていける感覚になっているみたいだ。これが、プレイヤーさんにとって、どういう学びになり、今度どう役立っていくのか。ここで起きたことをいまひとつ正確に捉えられていない感じ。

プレイヤーさんは、今日の手ごたえを感じてくれたらしく、早くも夕方にレポートをインプットしてくださった。私が書かないと、そのメッセージを読めないし、プレイヤーさんも私が書いたことを読めない。

この時間だと、プレイヤーさんが読むのは明日朝になってしまうけれど、ちゃんと消化したものを書こう。明日になるのは、明日またリマインドできるというメリットもある。

書きながら気づいた。あと2回ではなく4回残っている。
もう一歩深める時間がある。


運転免許証の書き換え時期が来た。旧姓を表示できるそうだ。
離婚届を出す前に、旧姓表示をして苗字を使い分けようと思う。仕事がらみで発生した付き合いと、銀行など必ず戸籍名が求められる場合や現姓で登録してしまったあらゆるものと。

そのためには、まず現行住民票に旧姓表示をする手続きが必要なのだと区役所係の方に教えて貰った。そうか、一発ではできないのか。
① 住民票(やマイナンバーカードや印鑑証明)に旧姓表示を行う手続き
② 旧姓表示された住民票を発行してもらう 
③ 免許証に表示希望を出して免許更新する。とのこと。

免許更新を終えたら離婚届を出して自分の戸籍を作ろう。本籍は生まれた病院の住所にするつもり。そして本籍のICチップ情報を書き換えてもらう。

16日、無事四十九日を行ったと夫から連絡を受けた。
私が四十九日に行かないことが、つつがない斎行につながったと考えよう。

20230721 Fri.

今日は何も予定が無い日。
昨日判明した旧姓表示を行うための手続きで、区役所2か所ハシゴ。本籍地と居住地の区役所。


「新潮 2023年7月号」読書会で使うので購入したいのだが、すでに8月号を販売している現時点、なかなか書店で見つからない。丸善へ電話して聞いてみたら、すでに何回か新潮社から取り寄せていて、それも品切れ、お店もすでに在庫切れ、ということだった。定価1200円のところ、送料をかけて2000円近くでAmazonから購入するか、どうするか。

あまり知らなかったが、月間文芸誌が売れているのだということを今回知った。B5判サイズで案外表紙がカラフル。「新潮 2023年8月号」は坂本龍一の書籍、野田秀樹の長編戯曲の特集。月間文芸誌は、群像、すばる、文學界、多数ある。書店で手に取ると確かに面白そうな作品・インタビューが散見される。「ちゃぶ台」というミシマ社も同じ範疇だろうか。ホットな領域らしい。


20230722 Sat.

親戚、母の従妹が京都から来ているのに合わせて、新幹線駅で食事をすることになった。従妹・母・妹・私。
思っていた以上にお店が混んでいて、ザワザワとしていた。以前はもっと空いていた。繁盛している。夏休みに入り、新幹線停車駅の品川駅全体に人出が多い。私達4人は大きな声で話すか、近い2人づつで話した。

母の60代の従妹は、90歳の親戚と一緒にロンドンへ行くかもしれないとのこと。歩行に問題ない好奇心旺盛な女性なので、きっといらっしゃるだろう。空港などで車いすとかカートを使うのかな?と気になって伺ってみた。その予定はないし、本人も大丈夫だと言いそうだけれど、それをしてもいいかもねと。
そういえば、祖母は美術館で車いすを、と言われたら「歩けます!」と一旦は断ったものの乗せてもらったら、エレベーターで階を移れたり、優先ルートを使わせてもらって「こりゃええわ」とご満悦だったそう。
私達お世話する側は、それらの利用も時々織り交ぜることを考えておくとよさそう。
母も興味を示していた。というか、もともとロンドンへ再び行きたいのだ。


20230723 Sun.

7:30-8:30 読書会。
3‐4回の計画で新しい本に取り掛かる。本といっても論考。國分功一郎さんの「享楽の快 ー嗜好品、目的、依存症」を読んで対話。思ったことを話して聴き合う。


読書会後、昨日買ってきた鯛の粗を料理し始める。洗って、酒と水でさっと沸騰したなかで湯がいて、落ち着いたら悪を取り除いたところで味をつけながら鯛全体に煮汁を滲ませる。大根とネギ。本当はゴボウを買っておけばよかった!

朝一番の料理と、夜中の料理、どちらも捨てがたいなぁ。
どちらの時間帯も好きだ。


なんとなく虫干しに良さそうな気がして、戸棚一つ分の洋服を外の日陰に出し、棚の内側を掃除した。

日干しした服をまだ戸棚へ戻せていない。なんとなく、そのまま入れるのではなく整理して不要なものをより分ける必要があると思うから。なのに、その作業に入らず別なことをしている。

実は、一昨日7/22が関東の梅雨明けだったらしい。


目的に囚われないことの大切さを今朝話していた。それと同じくらい、自分の羅針盤に鋭敏になることも大事。

トランジションという本を読んでいる最中、本当に私はトランジションの渦中にいるんだと思った。その視点を持てることで、今を単なる過去からの連続ではなく、今の取り組みが将来を変えうる、と思えるようになる、と私は思う。
そんなことを考えずとも、自然にトランジションを乗り越えている人が沢山いるのも事実だが。私はそう考えることが好きなんだろう。

また、以前は、些細な小さな目標や楽しみと、大きな目標や楽しみとを、いまひとつ同居させることが出来なかった。小さな目標に囚われる自分は、大きな目標へ向かえないのではないかと恐れがあった。

でもどちらも出来るんだ、どちらもやろうと、いまは深く頷ける。

そんなことを考え、今と中長期の視点を持てると、自分が人間らしい気持ちになる。足元がしっかりしてくるような気になる。

そう思えた場所は、250円でコーヒーを飲める広い空間のカフェ。
そう思えたプロセスは、このジャーナルを書きながら、最近のConcerns気になることでやろうと思うことを書き出して、何か自分の方向性を感じたから。

本日は「大暑」。1年間で一番暑い日。土用丑の日は7月30日。
大寒と対角にあり、この次は立秋になる。

いま暑いけれど、これからだんだんと夏の勢いと、次の季節の兆しが出入りする。好きな季節、秋・冬へ向けて意識を明瞭にしていこう!

20230724 Mon.

朝読書会。
読書会をしている最中はそれなりに頭が動いて、好奇心もあるのだが、終わると一転。

あっついなぁ。
思考停止。
暑いことに内面が囚われている。どう時間をすごすか・・・
昨日思ったことが噴霧のごとく消えてしまい、もやっとしている。

人間の「今」は0.1秒と言われているらしい。脳のアルファ波の波長の長さ。

20230725 Tue.

日中移動して実家へ。
暑くて・・・と珍しく除湿していた。
涼しい。
普段は風が入りやすい家だが、暑い風が入ってきて閉口していたようだ。
冷房すると身体の調子が悪くなるといって、母はほとんど使わないので、今日は自分から除湿しているのをみて、私は安心した。

休憩してから、夕方、あちこちに伸びているモッコウバラの枝を切り、束ねて植木ごみに出せるようにまとめた。バラバラ散った葉とともに玄関周りの掃除。

そしてブルーベリー摘み。
摘むときは、気を付けないと蜘蛛の巣をやぶってしまう。蝉が突如飛びこむこともあり、鳴いている場所も意識しながら。
そのうえで摘み残しがないように、上の方の枝をひっぱってきたり、下のほうで影になっているところは、枝をめくって探す。

夕飯の時間。母は作る気持ちが殆んどない。「どうしようか・・・」と。
それだけ暑さが負担なんだなぁ。
冷蔵庫の中身でできそうな、サラダ、炒め野菜。それと明日用にスープ。

野菜の重複・・・
セロリ3束もある。以前、もうこれは使いどきだね、といったセロリがそのまま。もう一束、そして今日買ったらしきものが一束。

傷まないように気を付けているみたいだけど、冷蔵庫の中身を把握しているとは思えない状態だ。

18時過ぎから作り始めて、食べるのは19時を回った。母には遅い。
食べるのは元気よく食べられるみたい。

お皿を片付けて戻ってくると、母はしんどいのか、シャワー浴びるよりも、くったり椅子に座っている。気づくとうつらうつらしている。はよ寝よ。

15年前の本。社会の劣化。
『借りてたほん』

20230726 Wed.

母、ゆっくり眠れたよう。
ストーブ なんでまだ台所にある?ということが私の朝一番に思ったこと。そこにあることが見慣れた風景になってしまっているけれど、ふと気づけば、なぜ暑いといいながらストーブがそこにあるのか。

私「ストーブ、和室へ持って行っていい?」
母「えーダメ、台所脇の部屋に入れるから」
私「入らないんじゃない?置き場所なさそうなんだけど」

朝ごはん、
昨日のサラダの残りと、卵に合わせる野菜を炒める。

野菜はピーマンとか、ズッキーニとか。あと玉ねぎだ。
玉ねぎは下駄箱近くに置いてある。触ると一部が腐っている。この暑さだと、冬の置き場としては良くても、こうなっちゃうんだなぁ。全て出してダメな部分を取り除いて、より分ける。
腐った汁がついている箱の中敷きを変えなくちゃ、、、と箱を手にしたら、うっゴキ、ギャー、大きい。

近くにあるG用殺虫剤を手にしたが、かなり大きなやつ。
母が私の声に驚いて来て、「そんな声出さないでよ(近所に聞こえる?)、殺虫剤貸して、ここはやるから。こっちから見ると大きいのと小さいのがいる」と。
土間があるから致し方ないけれど、置きっぱなしにすると彼らの居心地が良くなっちゃうんだよなぁ。

またブルーベリーを取る。
蝉の抜け殻が沢山・・・

意を決して、真っ昼間、青葉台へ出掛ける。


友人が行けなくなり貰ったチケット。

チェロ:鳥羽咲音、ピアノ:鳥羽泰子。
上手だった。19歳。
チェロは、冷静なところと抒情的なところとメリハリがついている感じ。

チェロは貸与楽器、アンネ=ゾフィー・ムッター(有名なヴァイオリン奏者)財団から貸与された、1840年製のジャン=バティスト・ヴィヨーム。フランスの名器で今年の1月から使い始めたそうで、これから弾きこんで音鳴らしていくのだという。
弦によってかなり響きが違うんだなぁとチェロに詳しくない私は見ていて驚いた。技術もあるし、力も結構あるようで、これからさらに弾き込んでいったときが楽しみになる。どこまで音楽を極めていくのだろう。
サイン会をするというので、チケットをくれた友人へ渡すつもりで列に並んだ。かなりの人が並んでいる。

順番が来て咲音さんに「今日は友人のピンチヒッターできました、初めて聴かせてもらって、とてもよかった、10年後の音も楽しみにしている」と伝えた。うまく伝わったかどうか。理知的な目と表情で、私の意図を掴もうと熱心に聞いてくれた。

本人はステージでところどころ理知的で親しみやすいトークも入れていた。「将来、大谷選手のようになりたい、全国を回ってチェロ曲の良さを伝えたい」というコメントには、来場している中高年から拍手が沸いた。
昨年ベルリンの音大に入学し、この秋から2年目。19歳にしてステージを開けるほどの腕前。これからの10年、20年にどれだけの拡がりと深さを持つようになるのだろう。

ピアノ演奏は同じ苗字で顔立ちが似ている方。
母親でもなさそうな?親戚かしら。調べてみるとお母様で、ご自身も室内楽など演奏活動をなさっている方。
舞台上ではあまり母性を出さずに、一定距離を保っていらしたなぁ。

チケットを譲ってくれた友人は、敢えて名付けたら、最前列オタク・ツーショットオタクであると言える。席は1列目、ど真ん中で、息遣いも音も存分に浴びた。会場に開演10分前くらいに入った時は、グレーヘアになりかけの男性ばかり並ぶ最前列の真ん中に座るのには少々緊張した。


会場を探してキョロキョロしながら青葉台駅周辺を歩いていたら、目についたレモンパイがあった。ぜひあのお店へ行ってみよう。ちょうど昨日、レモンパイについて男子が書いたnoteを見つけて感動したところだった。

レモンパイ好きとして納得の記事。筆者が男性なことに嬉しい驚きだった。

青葉台のこのお店ではレモンタルトという名前だった。確かにタルト生地の上にレモンカードとメレンゲが乗っている。美味しい!

Caffe Antonioのレモンタルト

メレンゲとレモンカスタードでパイ生地だとレモンパイ、タルト生地だとレモンタルト、いずれにしてもメレンゲが乗っているケーキが大好きだ。

上記記事のなかで「レモンパイといえば」という全国的に有名らしいお店を全く知らなかったので、これは機会をつくって行かなければ。


渋谷で映画『ランガスタラム』

ほぼ3時間の長編、インド映画。
観てよかったと思うか途中で退屈するか、どちらともいえない予感だが今日の暑さをしのぐために映画館へ入ろうという選択。

ストーリーは予想の範囲だったし長いなぁと思う部分もあったけれど、まぁまぁ面白かった。ちょっと新しい感じを受けるのは、悪者と見えた人が実は操られていて、良い人と見えた人が影の支配者だったという図だ。古い感覚だと言わざるを得ないのは、この世界では命を奪うことも自分の正義のためには是とするところかな。


空心菜など買って帰宅。はぁ、たどり着く、という感覚。一日長かった。

夜ごはん、先日作ったタイの粗煮~冷蔵庫で出来た煮凝りが嬉しい。ブロッコリーと枝豆を茹でる。あまり火を使いたくないけれど、枝豆は採れたて・茹でたてが美味しい。
今回山形からの300円位の枝豆が美味しかった。先日の400円くらいの白根枝豆(同じ山形だ・・・)は新鮮で歯ごたえがよいけれど、味があまりしない。

結婚相手の畑での枝豆は本当に美味しかった。採ってすぐ食べること自体が大きなプラス要因だが、味の濃さや枝豆独特な甘味は苦労のたまものであり、土地のお恵み。近年は規格外のものしか口にしたことがないけれど、結婚当初の枝豆は美味しかった。
いまや絶対に食べさせないという意図すら感じる。なんて、ほざくのは止めなさい、私。


母へ電話をかけると、私が帰ってからどうも調子が悪いが、これは膀胱炎かもしれないと思い至り、薬が無かったので買いに出かけたとのことだった。薬屋で購入してその場で薬を飲ませてもらう。10年、20年の間に何度かかかっているので、その段取りは万全なようだ。

しかしおそらく日中、午後だろう。木陰を選んで動いたらしいけれど、大変だったなぁ。どんな薬だか確認してみよう。今回2回分買ったということなので、予備はある。その先はnet購入ができるならそれがよいかもしれない。


映画『君たちはどう生きるか』
感想がまとまらない映画だったなぁ。
宮崎駿さんの体験であるとともに、それにつながる見えない世界の摩訶不思議なことやそのなかでのことわりが組み合わさっているように受け取った。

まずは映画にどっぷり浸って観ること・感じること。
考えることはその次だ。
感じたことを、考えたことで捻じ曲げてはいけない。

・石は意志とも関係するのか
・現生は時間の流れがあるけれど、あの世界では同時併存が可能。出会わない人とも出会える。
・交わらなくていい世界もあるらしき。そこで消耗しない分、別なところで力を使う。どちらが良いとか悪いとかではない。
・現生からみたら、あるいは、自分の立場からみたら、悲しいことでも、その人の魂に聴いたらそうでないこともあるらしき。
・血の力。受け継ぐものがある。
・一旦伏せていた物を認める、自分のことを正直に認めることで、展開するものがある。

声優として演じた俳優達、誰が誰だったのかな?全然意識していなかった。


しかし疲れた。頭痛がするから帰って寝る!
宮崎駿さんの内面にある人生の航路を描いたようなもの。
ある意味、精神分析みたいな。
感想が熟成したり、形をかえていきそうな映画。うん、余韻がある。


20230727 Thu.

ベイトソン『精神の生態学』原題はStep to an Ecology of Mind.

新たに新訳されたもので、先日まで読んでいた『精神と自然』原題Mind and Nature 副題A Necessary Unityよりも早い時点に書かれていて、後者の源流にあたる思考が書かれている。
いまのところ『精神と自然』よりもとっつきやすい。

本日は第一篇から2つ。「片付け ごちゃごちゃ」「フランス人はなぜ?」
どちらも身近なところから話が拡がるところが面白かった。
片付け・ごちゃごちゃ
(本文から一部)
・ゴチャゴチャになるとはどういうこと?
・片付いているとはどういうこと?
・“片付いている“状態は、人によって違う
・その人にとって片付いているとは、沢山ありうる状態のなかの、特異なひとつの形である
・稀な状態を片付いているとするわけなので、知らぬまにゴチャゴチャするのは当たり前

(参加者が話したことから)
・自分の部屋でも片付いた状態になかなかならずイライラするが、実家の状態にひどくイライラする。しかし、それは自分の領分ではないので「これはダメだ」「これ捨てよ」などと言えるものではない。実家の主人が一番の意志決定者だ
・同じ家の中で異なる基準を持っている例えば夫婦など、どちらも自分の基準と異なる場所があるのでイライラする。それをスッキリさせる方法は、おそらくない。

「フランス人はなぜ?」においては、フランス人独特の上腕や腕自体を動かしながら話をすることについて、アメリカ生まれの娘が「なんであんな風なの?」と疑問を発するところから始まり、最終的に会話とは、言葉だけではない、それ以外のものもやりとりしているという話に至る。

私達は、そこで「フランス人が手振りをつけて話すとはどういう状態なんだっけ?」「それはフランス人もイタリア人もやっているような気がする、ドイツ人はやらなさそう」「その手振りは、TEDなどのプレゼン技術として手ぶりをつけるのとは異なる」といった話をひとしきりした。
ラテン系の人達、フランス人・イタリア人・スペイン人・南米のブラジルとかアルゼンチンとか・・・? 言葉だけでなく、顔の表情、動作で語るイメージがある。


今日も暑い。
膀胱炎初期段階で薬を飲み始めた母は大丈夫だろうか?


20230728 Fri.

朝読書会を一緒にやっている人と、ランチとお茶へ。
暑い日中、お店へ12:30。出来るだけ日に当たらないように、と思っても、最寄り駅までと、駅からお店まで、日陰を通ることもできず日傘を差していく。勇敢になったような気さえする、構えが必要な夏の外出。

お目当てはアフタヌーンティ、それもお寿司屋さんの。

和風アフタヌーンティ

ひとつひとう、美味しかった。
お客さんが一組帰ったらお客さんは私達だけになり、ご主人は空いている手でネタの仕込みをしていた。イワシを降ろす手際がよく、仕上がった切り身が美しい。
ご主人曰く「貝は新鮮さが命ですが、魚は血をしっかり抜いて空気に触れなければ持つんですよ、2,3日、ものによっては4日くらい置いてから使います」とのこと。タンパク質が徐々に分解されて旨味になるらしい。こんなにきれいに準備してあったら食べたくなるなぁ。

お寿司屋さんの美しい仕事

■ニュースから
・札幌の男性の首切断した事件。両親と娘の合議による犯行だったらしい。30年くらい前なら、親は子供に自首を促す役割だった。親心とは子のことを深く愛しつつ、道に外れたことは正す立場。今回はそうでない。

・中国の外相、就任後短期間で表舞台から消えた。何故だろう。

・アフリカの食料危機とウクライナ・ロシアの戦争について、アフリカからの発言が興味深い。戦争の是非を問うのではなく、あくまでも理知的なコメントだ。


今週は、学生時代の同じクラブにいた同級生が亡くなっていたとの報せが入ってきた。膵臓かぁ。それでも随分長く闘病して仕事にも復帰していた。亡くなる3か月前くらいに、複数の同級生に変な連絡が入っていた。ちょっとアカウント乗っ取りにあったの?詐欺?と思うような内容と、今思えばそこに、昔の思い出や仲間の小話が書かれていた。

秋に近い年代で会食する場を計画するか迷っていたけれど、やっぱり頑張って準備するか。会える時に会わないと、と言う気もちが大きくなった。


20230729 Sat.

■ニュースから
モスクワへのドローン攻撃 (いつ?)
安全地帯だと思っている首都へ敵国のドローンが攻撃してきたとは、一般市民にとって大きなショックだろう。攻撃したのは深夜で、人的被害はなかったことがウクライナ側の意図を明確に表現しているように感じられる。


渋谷SKYから花火をみた。

今日の墨田川花火大会を現地のビル屋上で見るという話をきいて、そうかぁ花火を見る計画がないけれど、どこかで見られるかな~と思いつつ、もしかしたら、渋谷スカイから隅田川花火が見えるかな?!と思いついた。

試しに行ってみたら見えました! 遠くに、音声なしで。
スカイツリー、第一会場、第二会場と全て見える。

急に花火の音がしたと思ったら、神宮球場から花火数発あがった。やっぱり音はいいねぇ。さらに多摩の方でも花火が上がってる。これは立川 昭和記念公園の花火だったそうだ。

夕空も美しく、よき日です。

西側の夕陽の放射角度が、東側の空に斜線を映しているように見える
これってどういう仕組みなんだろう?


20230730 Sun.

朝イチ、7-9時、MBTI勉強会。
今日の学びは、改めて基本に戻るのだけれど、
MBTIというレンズでみたときに、そのタイプの特徴が、その人のモチベーションの源泉になると考えがちだけれど、モチベーションはあくまでも本人の内側から湧き出るもので、それはMBTIタイプとは関係がない。

それをしっかり確認できた。6人ほどで対話するなかで得られた気づき。知識としてずっと知っていたことだけれど、実感としてストンと落ちた。


深夜の料理も好きだが最近は疲れてしまう。朝一の料理も好きなんだと最近気づいた。ぼーっとした頭で軽く白湯や果物・ヨーグルトをお腹に入れて、何を作ろうか材料を眺めて、うん、コレ、と作り始める。この集中具合がなかなか宜しい。

3日前くらいに買った空心菜など葉物に手を付けていなかったのと、昨晩魚を買ってきたのを料理してしまおう。

まずサバ一尾を、半身をそれぞれ4つに切って塩焼き。
売るためのサバの下処理には結構技が必要らしい。血抜きがしっかりしてあると臭みが生じない。アニキサスの心配も払拭される。このサバはあまり血が出ていなくて大丈夫そうだ。
皮までパリパリした焼き目がつくと嬉しい。お、今日は、クッキングシートを引いてうまくいったぞ。

肉に塩や、酒・塩などそれぞれ準備。料理する順番に野菜を切り、そこから炒めまくる。味付けは、醤油か五香粉を入れた中華風。
1)牛肉と空心菜の炒め物
2)豚肉とセロリ、茄子、玉ねぎの炒め物
3)栃尾の厚揚げとほうれん草

1‐2時間の間にこれだけ作れたら、汗をかく甲斐があるというもんだ。焼き魚を入れて四品。それからもう一品、いま遅い朝ごはんに食べるスクランブルエッグとセロリ・玉ねぎ炒めにして、ヨーグルト・バナナを器へ。

熱々ほくほくの卵は美味しい!

これだけあれば、母のところへ持って行ってもいいなぁ。
どうしようか考えていたけど、今日のコンサートの後、実家へ泊って来よう。どうやら料理を欠かさない母でさえ、この暑さであまり食指が動かないらしい。


午後、友人のコンサート 『海と音のある風景』vol.2

会場「カノンハウス鎌倉」に掲げてあった彫り物
野坂昭如のサイン、他はどなただろう

息が合っているとはこのこと、という演奏。
そしてそこにファミリーの愛がある。

スイス在住の中学同級生とその仲間の弦楽四重奏。
素晴らしい演奏に包まれた。

開催を支えるのはファミリーの有形無形のプロジェクト活動、ホントは2021年に開催予定だったのに国境県境を区切られ心が引き裂かれていた長い時間、再会の安堵と喜び、それらが溶け合って唯一無二なハーモニーが流れ出る。

こんなお仲間同士のアンサンブルを聴けるなんて、ウィーンとかパリとか、ヨーロッパ大陸のどこかの街に居るみたい。

長年の友人、姉妹、夫婦という関係で結ばれる4人。
ふだんはそれぞれ活動しているので今回のためにアンサンブルをつくりながら仕上げたそうで、ピアノとチェロ、チェロとヴァイオリン、ヴァイオリンとヴィオラ、ヴィオラとピアノ、と(しつこい記述)メロディを受け渡したり、話してるとこに口を挟んだり…と楽しいやりとりでした。

曲目
香月修 ピアノ四重奏のための詩曲Ⅲ
シューマン 弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品47
アンコール)ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

奏者
ピアノ 小山香織
ヴァイオリン 神谷未穂
ヴィオラ 神谷未夏
チェロ エマニュエル・ジラール

その場にいらした香月氏が語ったこと。作曲してその後演奏してもらう機会があるのは幸運なこと。あれこれ細かく演奏指示するタイプではなく、自分は奏者が音楽をつくっていくと思ってるので、自分が作曲したものの、どこか自分を離れて子どもが育っていくように、曲も「あれ、こんな作曲したんだっけ」というくらい。演奏を楽しませてもらっていて、このような機会はとても嬉しい。
そんな趣旨(と受け取りました)をお話くださって、これまた貴重な機会。音大生でもないのに、学生みたいな気もちで裏話まで聴かせて頂いた。

実はアンサンブルをつくっていく間、歯に衣着せぬやりとりがあったそう。まぁフランス人が居ればそういうものかもしれない。ちょっと羨ましい。

私は議論することを嫌われて、離婚に至ったようなもんだ。
議論が上手なわけでないのに議論したから、それ自体を楽しめなかったんだろうな。歯に衣着せぬやりとりが出来るには技術が必要で、それなしに議論を振り回せば、切りつけるようなことがあったのだろう。


コンサート後、友人達に誘ってもらい、軽く夕飯へ。
鎌倉高校卒業生が多いグループで、わいわい楽しい一時。

進学校へ進んだが、この学校も校風は気になっていた。
行けるなら上の学校へ、ということで行き、そこはそこで楽しかったけれど、友人としては2番目の学校のほうが好きな人が多い。

当時、人間力があまりないから、上の学校へ行った方がいいかもと思った自分の判断は何なんだろう。ま、そのことで良いこともあったので、今から好きな友人と友達の縁を深めていこう。


その後、実家へ。
21時頃着いたら、もう母はお風呂に入り、寝られる体制だった。よきこと。

20230731 Mon.

実家
暑い
8時にゴミ出し、母だと2往復、私は1往復。

岡山の親戚から届いていたシャインマスカットとピオーネを食べさせてもらう。はは、これ目当てで来たとも言える。母はまだ手をつけていなかったので一緒に味わう。葡萄好きなんだなぁ、私。

昼過ぎ出てきて、みなとみらいへ。
譲ってもらったチケットで、19時からのコンサートへ行くためにきたのだが、今日は「みなとみらい花火」があり、到着した15時頃、すでに人が大勢集まっていた。レストランや緑地帯には陣取っている人多数。会場へ向かう人の流れも見て取れる。

かれこれ7.8年は来ていない。JR桜木町駅、ずいぶん変わったなぁ。


コンサートは、自分ならば選ばない、カウンターテナー藤木大地さん、ピアノ反田恭平さん・務川さん。
なかなか良かった。一粒で二度美味しい、いや三度かもしれない。

ポスター

良かったポイントは
・歌の伴奏聴き比べ
・花火
・三人の関係性
等。これは後で別記事《観てきた記》にしてリンクを付けます。

生の反田恭平さんの演奏を聴けることが一番の楽しみで来たのだけれど、それだけでない楽しみがいくつもあり、こういうコンサートを企画した藤木大地さんのプロデューサーとしての想いや、演奏家としての素晴らしさを堪能した夜でした。

休憩時間にホワイエから見えた花火
25分間に20000発というゴージャスな時間
たぶん10分ちょっと見ていたのでしょう

開演前にトイレが異様な混み方で、空いているところを探したら「だれでもトイレ」だった。係員の人が「”だれでもトイレ”ですがいいですか?」と確認している。

入る際に、電光掲示板に使用状況が反映されていた。
こんな扉と内部。

だれでもトイレ

出入りのときにお互いが驚くことがなければ、問題なく使えそうに思う。


日没時間は毎日少しづつ早くなってきていて、夕空が美しいです。
自然は確実に秋へ向かっていますが、人間は暑さに馴れて、それを凌ぐことに精一杯ですね。竜巻やヒョウがあったし、台風もこれから増える時期。自然の威力を思い出します。

そのなかで生きていること、いま同時代に活かされていることの幸せを忘れないで意識したい。頭のどこかに置いて、気づく度に取り出したい。

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