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2024年5月前半

清々しい5月。
真夏日が早くもやってくるのは、先を考えると不安を招いて困る。しかし、湿度が低くて暑い、という日があるのは嬉しい。このカラッとした暑さは久々だ。



20240501 Wed.

予報通り雨。
8:30には降っていなかったけれど、8:40には降り始めた。雨だから庭は出来ないね~と話しながら、母と私はゆっくり朝ごはんを食べた。

先月末、玉川上水沿いを歩いた46kmの疲れがまだ残っていて、背中の真ん中あたりが痛いというか凝っている。手が届かないところなので、朝ごはんを食べ終えて落ち着いた頃合いに母親にさすってもらった。人の手は暖かい。


何か手伝うことがないか、母に尋ねてみた。
本棚の上の方にある本を取ってもらいたいという。そしてその次は、その本棚を別な部屋へ持って行きたいのだろう。

お安いご用だ。

本棚案件を片付けて、夕べから気になっている石油ストーブを、季節外保管場所へ動かすことにした。母は、また1回くらいは使うかもしれないというのだが、通路でもあり、冷蔵庫の前でもある場所に置いたままでは邪魔だろう。でも、置き場所としているところが雑然としているのだよね。そのあたりを見ると、空き箱あり、何本か蜂蜜が入った段ボールがあり、きれいなお菓子の箱があり・・・。

ひとつひとつ確認して、望ましい置き場所へ置いたり、捨てたりしたらスペースが出来た。

そんなことをしていたら、母が
「まぁ、そんなところやって! 動かさないで!」
という。いやいや、動かすといっても棚の中で整理しているだけだからね。
「うーん、でもさ、あっちにもこっちにもある蜂蜜瓶をまとめているだけだよ」
と返す。

「まぁ、疲れているんだからそんなことしなくていいのに」
「いや、あちこちに蜂蜜があっては困るでしょ。それだし、こんなに沢山あって、ある日、急に母上が亡くなったら困るわよ」
「あはは、近所の〇〇さんも、そのお母様が亡くなった時に『あちこちから砂糖が出てきていやになった』といっていたわ」

笑っている。
んもう。

「全部使うまで死ねないね」と言えばよかったかな。

物忘れを自覚している母は、ものの置き場を変更することを極度に嫌がる。自分の記憶が複雑になるからだ。それはわかるので、大がかりな移動はしないように。でもあちこちに分散しているものは、まとめた方が本人にとっても分かるのではないか?


雨が降る庭を眺めながら、
「母上も私も亡くなったら、家の解体費用だけ残して嘱託して実行してもらってから、市に寄贈して公園にしてもらったらどうかな。そうすればいずれハナニラが繁茂しても、皆はきれいだねと喜ぶはずだし、このあたりに一服する公園があれば皆嬉しいのではないかな」
母もいいアイディアだと同意してくれた。

うん、なかなかよいアイディア。

市がそういうことを受け付けるかどうかが課題。
世田谷区などでは見かけるのだ。戸建て住宅があったであろう区画が、緑地区画になっている場所が結構ある。もともとあったのであろう桜の木とか、ケヤキとか、緑を提供している。そこでは、子供が近所で遊べたり、住人がお喋りしたり、休憩することが出来る。


『新版 縄文聖地巡礼』
とても面白い。
中沢新一と坂本龍一の対談をまとめたもの。

・長野県諏訪周辺は、東の縄文文化っぽさが色濃い
・若狭・敦賀の縄文は、西の縄文文化。そこは日本海がまだ開けていなくて、朝鮮半島とカムチャッカ半島が繋がっていた時代の、朝鮮・シベリア文化圏のようなものがあった。
・和歌山田辺では、南方熊楠の話が中心。熊楠が植物や菌類の研究をしたのは、縄文文化や古代まで遡った文化全体を捉えた思考だったのではないかと語り合っている。神島での昭和・天皇と南方熊楠の対面は、二人が何度もお辞儀を交わすという場面から始まったといい、お互いが何か地霊同士の挨拶のようだったという。日本を代表する昭和天皇と、この地を護る熊楠と。
鹿児島の縄文文化は、南からの影響が色濃い。
・青森の三内丸山遺跡は、大きな遺跡でもあり様々な知見がある

『新版 縄文聖地巡礼』より 個人的メモ


夜は『他者の靴を履く』読書会の最終回。

毎回ブレイディみか子の書き方について、意見する人が出るのだが、今日はその人も好意的に受け取っていた。意見することが悪いわけでなく、好意的がよいことでもない。

急に好意的になったのはどうしてだろうか? 本の最後の部分を読んで納得したそうだ。本の最後に著者が伝えることは、全体を通じて伝えたいこと。だから手前でひっかかっても、最後に頷くところがあれば本のメッセージは受け取られたことになる。

エンパシーは、共感と日本語に訳されるけれど、同意とは違うし、単なる同情とか寄り添うということではない
・エンパシーに二種類あって、コグニティブエンパシーを著者は最も取り上げたいもの。もうひとつはいわゆる共感。
・コグニティブエンパシーは自分にその体験がなくとも、想像力をつかって、どういう体験なのか・何が起こり得るのか・何が損なわれるのか・どういう気持ちになるのか、など想起すること
・想起した先に行動がある。
・社会や地域は与えられるものでもあるけれど、自分たちで何かしら工夫して居心地よく出来るものでもある。(例えばコロナのとき人々の助け合いがあった)

『他者の靴を履く』から受け取ったメッセージ


アメリカコロンビア大学で学生が建物の一部を占拠したとのことで、警察が学内に入り学生を逮捕したという。ついに警察が入ったか。
ベトナム戦争反対の活動が学生に始まったのもこの大学が象徴している。イスラエル・ハマスの無益な戦いに終止符を打とうという意見がアメリカでも表明されていることは望ましいことだ。でも大学は、その趣旨を嫌ってなのか、大学運営を妨げることが問題なのか、警察の力を使って活動を封じた。

コロンビア大学だけでなく、アメリカのあちこちの大学で警察沙汰・逮捕に至っているらしい。

ウクライナ・ロシアの戦いにおいて、ロシア国内で国民が動き出すことを期待していたのだけれど、そこは抑圧されている。その後起きたハマス・イスラエルの戦いで、アメリカ国内で揺れが顕在化してきたか。やはりロシアは統制がきつく、アメリカのほうが民意が表に出てきやすいということか。

20240502 Thu.

朝読書会ベイトソン
学習Ⅱについて。ベイトソンの本にしては、わりとよくわかったような気になった部分。
”学習することを学習する”。単に知識を覚えるだけでない。学習の仕方を学習する。これを体得すると、学び方のバリエーションが広がる。現実起きていることから学ぶ姿勢ができる。・・・のではないだろうか。


マンション登記書の書き換えを受け取りに。
代々木公園近くを通ったら、明日から台湾フェスティバルだそうだ。屋台の設営準備が進んでいた。いいなぁ、明日から出かけるから来られない。

昨年秋の台湾旅行は楽しかった。その理由の8割は美味しかった、という理由。そして人々が気持ち良いから居心地がよい。

歩いていると暑くて、だんだんお腹が空いてきたけれど、誘惑に屈することなく図書館経由で家まで帰りついた。家でつくるバナナ入りスペシャルヨーグルトは、うん、外で食べたら700円くらいしそうだ。バナナ・黄な粉・スーパーシード・チェコのはちみつ&ヨーグルト。

先日長距離を歩いたことで、体重が一段下がった。水分の影響が大きいかもしれないが、ここで油断せず代謝を良くして食べ過ぎないようにすれば、2.5kgくらい増えたうちの1kgくらい何とか減らせるのではないかしら。


課題文が合格していた! 嬉しい。


レヴィ・ストロース『野生の思考』

・ブリコラージュというワードが出てきた。レヴィ・ストロースの仕事を説明するときに、よく使われるキーワードの一つ。
・概念と記号は違う。ブリコラージュは記号を使い、その記号が表すものは、元の対象物から若干ズレがある。
・ブリコラージュは日曜大工という意味だと言われたり、ありあわせで作るもの、という語感
・身近なブリコラージュは、冷蔵庫のなかのもので美味しい一品をつくるようなもの

20240503 Fri.

朝イチ7時からの読書会は1時間。
『万物の黎明』7章を読んで、語り合う。
夕べ読んだばかりのフレッシュな記憶は助けになるが、寝起きの頭でもある。
加えて、この本の特徴である "情報が多く、一直線でない話の進み方" と同じように、頭のなかもうねうねしてくる。さらに進むと、それが快感になってくる。というと変態みたいだが、それを楽しめるようになってくる。


午後、15:20発の特急で甲府まで、そこから在来線で茅野まで。茅野駅到着は18:30。所要時間は普段より30分長い。チケット予約に動くタイミングが遅くなってこの事態に。

でも同行する二人ともいつもは通過する停車駅や夕方の景色を楽しんでくれてホッとした。

とりあえずねぐらまでたどり着いて、お茶を飲んで寝た。

茅野駅で迎えた夕暮れ


20240504 Sat.

長野県茅野市で迎える朝、お天気。

昨年気になりつつも土砂降りのため諦めたコインランドリーでの毛布洗い。そこでしっかり2時間。ランドリー脇のカフェでソファに陣取り、コーヒーやサンドイッチを食べて本を読みながら待つ。

外は八ヶ岳が見えて快晴そのもの。

八ヶ岳のはじっこ、蓼科山

途中、製麺所でセールをしていたので購入。

いつもよくいく温泉へ。
混雑していたが、ギリギリ、ロッカーを使えて洗い場も確保できた。

20240505 Sun.

今日も快晴。
敷布団や掛布団を干す。

布団を干したまま散歩へ。
散歩したほか、何もせず日向で読書。
夕方は早めにご飯を食べて、ちょっとだけ夕日を見に行って、あとは本を読んだりお喋り。

鹿が3頭、走っていくところを見た。他には見ていないなぁ。

・本 『新版 縄文聖地巡礼』
・散歩   30分くらいのつもりが80分くらいに
・見た動物 リス・鳥(種類わからず)・鹿
・小さなスミレ、日本のタンポポ

たんぽぽ
すごく長く育った松ぼっくり
夕日


20240506 Mon.

朝ごはん、おかしかった。
妹と母と一緒で、私が作ったオムレツ・人参と玉ねぎ炒め・パンを食べたのだが、その間、爆笑。テーマは2つあり、食後に私は反省文?覚書?を書いた。書かされたわけではない。

胡椒を入れすぎないように注意する

妹は胡椒味が苦手。それなのに、私はついついドバッと振ってしまう。気を付けているのだけど、今日も沢山出てしまった。それも白コショウではなく、黒コショウ。にんじんの甘味で何とか緩和できないかと、長めに火を入れてみたが、にんじんの甘味と胡椒味は独立したものだった。甘くなっても胡椒味が消えることはない。妹に謝りながら、大笑いになってしまった。

反射的にNOと言わないように注意する

ここでいつも使っていた魔法瓶は、ピクニック用の容量が小さめで保温できる時間が短い。とはいえ、あるものを使おうとそのままにしていた。電気ポットや電気ケトルはイヤだった。一時的に滞在する場所で、電気使用量を大きくしたくない。だから新しいポットを買うのは反対していた私。

でも今年、母が象印の魔法瓶を導入した。いまも魔法瓶というのだろうか? 熱湯を入れて保管するやつ。とにかくイマドキの魔法瓶は保温がしっかりしている。そして容量が大きい。これは便利! 持ってきてもらってよかった~と伝えると、母も妹も、私がNoと反対するから、ここ数年どうしようかと迷っていたという。なんだ、電気ケトルのことじゃないのか。

ってことで、反射的にNOというのは止めろと、これまでも言われているけれど、また言われてしまった。は~い。でもさ、NOといわずにやってみようとした結婚はやっぱりダメだったんだけどね。

そんなわけで反省文をしたためましたとさ。


18時過ぎの特急で新宿へ帰ると20:20。連休中、帰省して東京方面へ戻る人達を見送りに、高架の通路やホームが見える駐車場・反対側の市民会館に、おじいちゃん・おばあちゃん、両親など見送りに来ている。プラットフォームとの間で手を振り合い、特急に乗るのを見届けていく。微笑ましい。

茅野駅 見送りに来る人が列車発車まで待っている

帰りは、特に今日は到着まで長く感じた。2時間半でいつも通りなのだけど、曇っているから山があまり見えないし、18:30には暗くなってしまい外の景色が見えなくて、余計にそう感じたのかもしれない。

母も新宿での接続もよく、座って最寄り駅までいけそうだ。そして10分間隔でバスに乗れば家まですぐだ。

20240507 Tue.

朝読書会。ラスキー論文
面白い。会社組織の人材育成に紐づく能力や器のような話をしていて、石垣の話になった。会社で人材石垣論をきいたことがある。これは戦国時代の武田信玄や織田信長などの言葉らしい。

昨日、パラパラみていた本に、イタリアと日本の石積みの違いを語っている部分があった。その土地にある石、つまり岩石が異なると、石の組み方も変わるという話。

イタリアも含めた主に西欧では、仕事のポジションが求めるものをベースに人材育成していく。人を当てはめるとか、その箱に最適な人をピックアップする感覚だ。

日本は石積みの話から想像できるように、石の持ち味(=人の持ち味、個性)を生かした活躍の仕方があるという考えがある。あまり行き過ぎてはなんなのだが、ポジションと人、両方の特性を使う。

石の声をきく、木の向きを生かす、みたいなことだ。

コンクリートと石積みしたものを比べたら、コンクリートが負けたそうだ。

木はだいたいにおいて、ねじれているそうだ。光の方向、方角により、右巻きだったり左巻きだったり。その方向や程度をみて、うまく反対の性質を持ったものを組み合わせて使うと、木がとても長持ちするという。法隆寺の金堂は築1000年以上。それは木の性質を読んだ宮大工の上でが良かったからできること。普通の集成材で立てたら1000年も持たない。

西洋の要素に分解していく考え方の限界。日本あるいは東アジアの、そのものの性質・本性を生かすことだからこそ成り立つものが、確かにあるのだと確認して嬉しくなった。


最近、面白くないことが続いている
・5/18に伺いたいがご都合いかがですか?というお尋ねが無視されているみたい。(たぶんMessengerを一度既読にしたが、未読に戻したみたい。) 未読なのかもしれないと、別なところで本人をメンションしてコメントを入れたが反応なし。関わりたくないのか。
・オープンに人を集めていた企画に大勢人が集まってしまった理由はとても正当なもので悪意もゼロなものなのだが、オファー受けることなくその企画には参加できない結果になったことを公開コメントで知った。縁がない。
・二度となさそうなユニークなお茶席に声をかけてもらったが、ここも選ばれなかったか、関わる人が多くて定員に達してしまったようで、ぬか喜びに終わった。ご縁がなかった。
・誘ってもらいたかった集まり、その誘い手には私は参加対象と見なされなかった。ここもこのような集まる人達にご縁がないみたい。好きなんだけど。

何を学びとったらいいのだろう。つまりは、ご縁がないところをつつくのでなく、ご縁がある方を積極的に選択し進むことがHappyなのでは? 変えていかないといけないのでは?

少なくとも一度離れて、自分なりに何か取り組んでいって、その先にまた会うかもしれないと考えよ、と言われている気がする。


上記のような気分をまとっているためか、キンコーズでやたら待たされてプリントした後、さらに、いつもはサッと出てくるショップサイトに再ログインするように指示されて、スマホ会員証が出てこなくて、数分また時間が経つという事態。
うまくいかねぇなぁ。

ささいなことなのに、やたらイライラ。


昨日出した課題文、ダメだった。
やはりこの評者は厳しい。この人で合格したことはない……?

リライトしたものは、以前指摘されたことを修正するだけでなく、そこを変えた結果、バランスが変わるという指摘だ。それはそれでわからなくないが。自分にとって、前回指摘されたことをベースに言いたいことを保存してまとめた。そのときにやや自分でも不明だった部分、そこについてはコメントはもらえなかった。なぜなら全体のバランスが変わったから指摘されることは、別な観点になってしまったから。

うーん、難しいなぁ。

リライトすることで、ちょっと省力化できると思ったことが敗因となるのかな。

書きたいことを見つける、それが出発点。


明日からこちらへ遊びに来る人、以前神戸でお世話になった方。
良き時間を過ごしてもらいたい。が、自分がどこまでできるだろう?
関わらないほうがいいかもしれないし?
私はどうしたいだろう、体験してもらうとしたら、何を差し出すだろう。


昨日までは、家族だけ・少人数で、コンフォートゾーンにいた。手ごたえないが、楽しかった。
今日は沢山のもやもや、自分のふがいなさ、あてどなさが半端ない

へんなモヤモヤ、イライラ、貧乏ゆすり状態!!!

20240508 Wed.

<夢>
好きな楽器を選んで教えてもらえる
。オーケストラのように何種類も楽器から選べる。クラリネットかトランペットか、アルトサックスにしたいと思い、どれにしようか迷う。友人に、一番音符が多い楽器にするつもり、と話している私。

感想
好きな楽器を選ぼうとしていていいことだと思った。パーカッションではなかったな。普段ティンパニに憧れがあるのだけれど。

ざわざわと不安感がうっすらある。


夕方、國分功一郎さんと坂上香さんの対談をききに三鷹へ。

坂上香さん 映画『プリズン・サークル』の監督であり、書籍としては『根っからの悪人っているの?』『ライファーズ 罪に向きあう』『癒しと和解への旅: 犯罪被害者と死刑囚の家族たち』などを出している。

國分功一郎さん 哲学者 『中動態の世界 意志と責任の考古学』『暇と退屈の倫理学』 東大教授。

主に『プリズン・サークル』について坂上さんの言葉を引出し、哲学的な配置をして議論のポイントを抽出する國分先生。

話題になったこと
・加害者の責任 どこまでか
・自立の定義
・反省 その言葉で塞がれたもの
・安心安全とは何か?
・人間として扱われる経験

20240509 Thu.

昼に “未来食堂“ へ友達4人で行った。
11時開店。
とても面白い飲食店。

・店主は、東工大数学科を卒業した元プログラマー。理系頭でしくみやメニューを考え抜いた飲食店。
・一人で運営しているが、年間450人くらいの人が50分単位で手伝っている、”まかない” という
・50分まかないをしたら、1回無料券をもらえる。その無料券は、お店入口にあるボードに貼っておけば他人に譲渡できる
・メニューは日替わりで1種類。夜は付け合わせをあつらえてもらえる。

本日ランチに出してくれたもの
・カリフラワー(茹でてカレー、クミン、胡椒、醤油等で和えたもの)
・青梗菜のお浸し
・鶏のから揚げ
・ごはん
・汁 梅干し出汁

唐揚げ以外、おかわり自由。汁物はとても美味しかったのだが、味を当ててみようということになって、肉でもない・魚でもない・でも野菜とは違う気がする……ということで梅干しの出汁だとは全くわからなかった。それでも答えを教えてもらい、ゴハンを入れてお茶漬けのように食べると、梅干しだということがわかる。技だなぁ。

気付いたらランチそのものの写真を撮っていなかった!


その後、神保町本屋街へ進みブラブラ店をみて、岩波ブックショップのカフェでお喋り。

本屋の本屋
みたいなお店
本を買えるし、書店のアピールにもなっている
岩波ブックショップにて
本をみてからカフェタイム


20240510 Fri.

午後、以前からの知り合いたちが行うコンサートへ。

昔作られた”ピアノの会”初期のメンバーのなかに私もいた。その人達とほぼ同じ人+他の楽器の方々が集まって”道楽者”という年1回の発表会みたいなコンサートが毎年、20年くらい継続されていた。私も下手ながら数回出たことがある。その中核メンバー達のライフステージが変わったこの時期に、改めて自分たちで集まってコンサートを行っている。本日はその2目。

みんなが20代だった時と変わらない、その人の音質、弾き方。そこから深みを増したこと、上手くなったこと。

ピアノ以外に、ファゴット、尺八、オーボエ、バイオリン、チェロとのアンサンブル、歌もあった。

平日のみなとみらい小ホール。贅沢なことだ。音響、ピアノ、空間の響き。

演奏したのは10人ほど、聴きに行った私達もゆったり聴けた。純粋な観客は私達くらいしかいなくて、わざわざプログラムを3部だけプリントしてくれた友人。

友人は年初にオーケストラをバックに『ある晴れた日に』を歌った人。今回はピアノ伴奏でうたった。その伴奏がとても上手くて、歌いやすそうだった。


夜、表参道交差点を通過したら、みずほ銀行の入口シャッターが2/3くらい開いていて、人が大勢集まっている。何なに? 撮影かしら? と一度は思ったのだけれど、そうではない。

ここを埋め尽くすように、人が集まっていた
みんな半開きのシャッターからビル内へ

長年この場所にあったみずほ銀行が撤退することになったのだ。だから内部撤去のための作業メンバーが集まっていたのだ。

待ち合わせ場所として、わかりやすかった

待ち合わせ場所として、みずほ銀行の角、というフレーズはよく使われていた。これからはどうするのかな? ATMも使えなくなる。ここは寒い時に、自動ドアの内側にある広いスペースで待つことができるので、待ち合わせで長く待つとき・寒い時・暑い時、いい場所だった。

20240511 Sat.

葉山満喫

住んでいる友人にポイントを絞ってもらい、元仙山ハイキングコースとカフェ、神社を推薦してもらった。出来るなら夕日も、ということで。

コース
11:00 逗子駅でランチ
11:30 バスで移動
11:45 ハイキングコースの入口へ  
      ルート中、富士山・海・空、樹々・鳥のさえずり・風・キノコ・土などに魅せられる
      森戸神社参拝
15:00  カフェ
16:00 海へ お店でビールを飲みながら・海岸で・突き出した浪打ブロックの上で、お喋り
17:00 お店の外階段でお喋り
18:30 雲に沈む太陽を見届ける
19:00 逗子駅
19:30 藤沢駅解散

ただ最初の待ち合わせ連絡が、少々不親切だった。
JR逗子駅と伝えたが、そこへ来る路線をJR横須賀線指定すべきだった。待ち合わせ相手は、都内から京急線に乗り、さらに、途中で京急逗子線へ乗り換えるべきところ、そのまま本線に乗っていたため、汐入まで行ってしまった。そこから15分くらい歩いてJR横須賀駅へ着いたそうだ。思わず、横須賀の街を感じとる機会になったけれど、大変だっただろう。

魚屋の魚佐次ビル内にあるさかな食堂でランチ。

刺身定食@さかな食堂 逗子駅近
葉山教会脇のアスファルト急坂の登って振り返ると・・・!
仙元山から
そのあたりの主のような木


仙元山ハイキングコースは、西武鉄道と地元ボランティアが山やコースを整備している。実際ボランティアしてその場に居た方に、迷いそうになった時に道を尋ねた。山歩きが得意そうな30-40代の男性。

西武鉄道がこの土地を所有しているのか。なるほど。

実家がある鎌倉では、1980年代に広い土地を持っていて西武鉄道が広葉樹林や谷地を切り崩して新たな住宅地を造成しようとしていた。すでに住んでいる人々から、これ以上の開発を止めてもらいたいと、息の長い運動が生まれた。結果として、西武鉄道の土地を市が買い取り、その場所が広町緑地として保存され、中を散策したり、歩いて抜けることができるようになっている。

いまの再開発反対と共通する部分がある話だ。企業側の開発メリットと、住民側の要望がバッティングした構図が同じだ。企業側のメリットは一時的な販売利益であり、住民側が主張する緑地としての価値は、長い時間軸で鎌倉の価値を高めるものとなる。

鎌倉の広町緑地は、反対運動から40年経過し、実際周辺の価値は高まっていることに加え、少子化で今後住宅地がどうなるのか、近隣の子供達の遊び場や散歩ニーズに応えている、昨今の温暖化による天候激化のための土壌すべりなどの危険を冒さずに済んでいると言えるのではないだろうか。


太陽フレアが72時間以内7回
GPS測位に異常。
そのための金銭的損害が莫大。

20240512 Sun.

参加者が2人だけとなったABDをやめて、本屋2軒を見て回った。
つまりは、鎌倉の街や史跡は回らないということ。
本屋は藤沢駅と横浜の白楽駅近くにある。

藤沢駅では”有隣堂” 総合書店、横浜伊勢佐木町に本店
白楽駅では“はるや” 1フロアのブックカフェ、2022年6月オープン

藤沢駅周辺は私が0歳児から20歳くらいまでよく利用していた。鎌倉の祖母宅へ行くとき、鎌倉へ引っ越してから元のピアノの先生宅へ行くとき、高校へ通う時。

その駅近に建っている藤沢名店ビルという異彩を放つ建物2階から5階に有隣堂は入っている。
藤沢名店ビルという建物やその中身は、昭和レトロで生活感溢れる庶民的なあれこれだ。ロゴやエレベータや階段の表示、中庭スペースや中2階がある構造、後から2階を駅周囲のペデストリアンデッキと繋げたことなど、とても機能的に優れている。

中に入っているお店については、多くの庶民的な人にとって助かるお店になっている。お値段としても、1カ所で色々済む点についても。要はお馴染みで愛されている。

2025年に取り壊し、2027年にピカピカビルになる予定。だいぶ前に閉館してしまったので映画館がなかったけれど、きっと新しいビルに映画館が入るだろう。


で、有隣堂@藤沢駅
4フロアを使い書籍・文具を扱っている。
本の配置、誘い方、店員さんの手作りポップなど、レベル高い。
文房具のフロアで、本用の文鎮を友人が買い求めていた。店員さんに伺うとすぐその場所を案内してくれて親切だった。


はるや@白楽駅
ワンルーム、店主がその場にいる本屋。
セレクトされた本のなかには、流行りもあるが、発行部数が少なく面白い本が何冊もあった。本好きにはたまらない。


ウクライナ、ロシアとの境の村が掌握されていく・・・
なんというか、ここは攻められた方が正しそうで勝ってほしいのだが、戦いを勝ち抜ける見込みがなさそうにない。攻める側が圧倒的に強い。
  攻められた方=ウクライナ 攻める方=ロシア
ウクライナがやってきたことが全く正しいのかというとそうでなく、民族の違いが絡む主導権争いがあり、結局のところ、やった・やられたの応酬だ。

ハマス(あるいはガザ、パレスチナ)とイスラエルにおいては、今回の事件の最初に攻めた方が圧倒的に弱く、攻められた方が強い。
  攻められた方=イスラエル 攻める方=ハマス (当初のみ)
今現在、攻めているのはイスラエルだし、明らかに人道的に誤っているし、ハマスを殲滅させようという考えそのものが誤っている。当初は、ずっとやられっぱなしのハマスが、目立って損害を与えたのだ。だけど人質作戦はやっていいことではない。

となると、やった・やられたに正しさはないし、正しさそのものにも確定的なものはなく、見方が違えば正しさも違う。

もう世界の政治家や統治している人達だけいなくなれば、人民は平和に過ごせるのではないかとさえ思ってしまう。でもそれだって、誤った考え。

戦争をストップしてもらいたい。そういうだけでは通じないこともわかっているが、他に言えることがないから、そう言うしかない。私の限界。限界を超えるには?

20240513 Mon.

月曜朝の読書会では、来週から『新版 縄文聖地巡礼』を読むことになった。


課題文、何を書こうか。結構困った。

一番書きたいことはなんだったろう?と思いかえして、祖母について書く。

短い時間で書いたにもかかわらず、これは後日合格しWeb掲載された。

自分で考えて、構成を整えて書いたのちChatGPTを使った。
・この文章について、何を述べているかポイントを教えてください。
・この文章について、不特定多数の人が持つ感想を教えてください。
・この文章を、不特定多数の人が読む場合、もっと効果的に内容を伝えるためにアドバイスをください。

質問を入力してから、ほんとに数秒のうち、10秒せずにタタタタタッと文字が表示されていく。なんて早いんだ。

アドバイスに従い、座りの悪かった最後の部分を修正して、文章全体が締まってメッセージが明確に伝わるようになった。

私にもChatGPTを使えた! そのことが嬉しい。


20240514 Tue.

友達と遊んだ葉山と本屋の2日間や、課題文を書いていた日々の疲れで、今日はゆるゆる過ごした。

夕方実家へ。
キノコご飯、ドーンと来た。
うーむ。

先日、長野で買ったキノコパック。さっそく使っていて結構なことだ。
私はまだ何をつくるか決めてないなぁ。


シャープが堺の大型液晶パネル工場を閉鎖するとのニュース
過去最高益を出した企業も多い中、こういうニュースもある。
まぁどちらもあることが健全なのだろう。

20240515 Wed.

実家にて、鳥のさえずりで目覚める。
ほんとにこのあたりは、うぐいす、シジュウカラなどの声が響き渡る。ハト、スズメ、カラスももちろんいる。今日聞こえたのはちょっと珍しい鳴き声だった。素敵な声なのだけれど何という鳥だろう? 下記をみても名前がわからないなぁ。

国立科学博物館 鳥類音声データベース

サントリー 鳥図鑑


朝ごはんに昨晩のキノコご飯のオコゲが、ドリアになって出てきた。
私は上のチーズと卵とトマトをすくってお皿へ。お米も入っちゃうけれど。

本当にこれだけは悪趣味だ。母。
お米で太ると言っているのに、夕飯用にきのこゴハンを炊いていた。それがメイン。食べては体重や体調が悪化する一方だと言っているのに。年末・年明け、春先、GWずっと。

というか、食べろ食べろは10代からずっと。

母の言い分は、ひとりでキノコゴハンを炊いても面白くない、とのこと。それはわかる。
久々にお鍋いっぱいのゴハンを炊いたわよと嬉しそう。
だけどね~
これ以上太れないのよ、健康問題なのよ、そこを紐づけて理解してくれると嬉しいんだけどな~。

でもそうはならないんだよね、きっと。

炊いて楽しいのはいい、それは美味しい。
少し食べるよ、
でも、食べないよ! だから当てにしないで!

ランチは、昨日届いていたキャベツの外側の葉っぱを刻んで、玉ねぎと一緒に炒めて、肉団子入りスープを作った。食物繊維沢山摂取作戦だ!
母としては、おっくうで置いてあったのだろうから。外側の皮を剥いたキャベツは小さくなったので、母が冷蔵庫へしまっていた。よきよき。


9時過ぎの電話は法務局からだった。先日提出した書類の件で確認。そして何をすればよいかを教えてもらった。ありがたい。こうして電話をもらえるということは、進めていけばいずれ受理されるということだ。


駅へ出るためにバス停まで歩いていると、電線の上で小さい鳥が高らかにさえずっている。気持ちよさそう。小さい身体と比較すると、声の届く範囲の広いことよ。人間にはとてもマネが出来ない。

駅にある市民サービスセンターで法務局からアドバイスを受けた必要書類を発行してもらった。これで本当に手続きが終わりそう。

さきほど昼ご飯を食べたばかりなのに、ちょっと休憩しようとコーヒーを母が奢ってくれた。混んだスターバックスでベンチシートに並んで座り、お喋りしながらササっと飲んで解散。

母は靴屋へ修理をお願いしにいき、その後、ここか隣駅で台所の蛍光灯を買う。
私は自分の家へ戻ってから、手続き完了のため最後の書類を整えて郵送する。


――
年明けから時間が早く進むとここにも書いてきたが、
もう時間が飛んでいくとか、言ってる場合じゃないかも。
やることやっていかんと、実際体験すべきステップをすっ飛ばして、何かやらねばならない場面に直面してしまうかもしれない。

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