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2023年7月前半

梅雨という区分の中にありながらも
真夏日が何度も現れる。
しとしと降る雨はなく、豪雨。

9月の残暑まで元気に過ごせるだろうか、
と私でさえ思う。朝通勤する人、外回りの仕事の人、ご年配の人、身体の弱い人、赤ちゃんやそのお母さん、みんな心配だろうな。

風が吹くとホッとする。
朝晩少しでも気温が下がるとホッとする。


20230701 Sat.

16時から試験。
落ち着かない一日のスタート。

面接ロールプレイを試験官2人の前で20分間行い、終了後は10分位の口頭試問を受ける。今回はあまり何も準備しない方針で、昨晩からケースのイメージトレーニング中心に行った。色々な方向から考えておく。口頭試問に切り替える自分なりのきっかけと、そこで使うべき単語を整理しておく。

過去4回の落ちた試験よりも、それぞれのケースで聞きたい質問が沢山リストされた。実際、これを全て尋ねることはしないが、ケースそれぞれに興味を持てているということだ。

16時から会場入り。早めに行って現地でカフェなどに入るか、丁度よく行くか逡巡するうちに、中途半端な時間しか残らないけれど少し早めに家を出ることになった。そしたら、なんと乗っている山手線が止まってしまい、間に合うように会場へ着けるか心配な事態に。

ここでタクシーを捕まえようと外へ出ても、乗れるかわからないし、道が混んでいて時間がかかるかもしれない。Google Mapでも2か所混雑している。

電車に乗ったまま待とう。

列車内アナウンスで停車理由を伝えてくれる。
「品川駅で線路へ人の立ち入りがあったため」
「品川駅と高輪ゲートウェイ駅の間に人立ち入りのため、運転再開までお待ちください」
「立ち入りの身柄を確保するため、今しばらくお待ちください」

臨場感あふれるなぁ(笑)
どうやら痴漢疑いを受けた人が品川駅から線路を伝って逃げて、高輪ゲートウェイとの間で見失ったらしい。確かにあの区間は線路が何本も走っているし、引き込み線もあり隠れやすそう。線路外へも逃げ出せそう。

心配したが、集合時間5分前に会場到着。他にも同じように巻き込まれた方がいるようで、電話連絡のうえ遅れていらした。

試験会場で順番を待つこと小一時間。

試験。5つのケースのうち、最も苦手かなと思ったケースだった。
男性2人、女性3人のケースが毎回出るのだが、いつも年配のほうの男性だった。今回は女性。

ロールプレイはうまくいった。
口頭諮問がうまくいかなかった。
諮問への意識切替は行えたのだが、回答しているうちに、最後の質問に対して緊張してしまったようで、きちんと答えたかを思い出せない。試験官が「以上でいいですか」といったとき「いいです」と答えてしまった。うっすら「質問頂いた内容は」と確認したかった。「いいです」と答えたあとにも、もう一度「いいですと答えましたが、最後の質問について」と戻す余地があった。きっと、回答に不足がある。

試験の緊張が解けていくなか、ああ、、、と会場を後にした。
本当に私は、ひとつひとつ、だなぁ。
求められることを頭では理解しているようだが、その場になって、抜けてしまい、それを意識して行うために、試験ごと1つ1つ学んでいる状況。

都内をさまよい、がっかりした気持ちを紛らわせながら、最後は映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観た。ハリソン・フォード、今回もやってくれる。



20230702 Sun.

7-9時、読書会。
10時過ぎに家を出て、用件の前、皇居前の大きな樹木をバックに建物が溶け込んでいるスターバックスを初訪問。皇居外苑 和田倉噴水公園店。公園内無料休憩所が併設されている。
グリーナーストアとして、ここは日本1号店ということだ。

皇居外苑 和田倉噴水公園

日本らしさを意識しているようで、店内のインテリアが和紙や布を多用している。天気がよいので窓の外が鮮やかに見える。

スターバックス店内から皇居方向

東京駅丸の内から行幸通りをまっすぐ皇居に向かって歩いて右側に位置するわかりやすさもあり、外国人が来ることを想定しているのだろう。

一服したのち、そこから歩いて10分弱、皇居前の松が植わっている緑地帯を通って東京會舘へ。
ロッシニテラス、ゆったりしたスペースで外の緑を見ながらお喋り。
5000円以内でランチとお茶をゆっくり贅沢して(サービス料15%)、私達でも心地よく過ごせる、また来たいと思う場所だった。たまにはいいかも。

東京會舘 ランチセット デザートは名物モンブランにアップグレード

流れで、呑みが好きな二人が東京駅地下の居酒屋に吸い込まれるのにお付き合い。先ほどとはまた違う雰囲気で話が盛り上がる。

三人三様かなり違う性格だが、共通する経験が多く話が通じやすい。

■ニュースから
・ハワイで6/30 電車が動いたとか!
 自動運転で車体は日立製作所、17km9駅あり数年後には空港と繋がる。

・フランス、荒れているなぁ
 間もなく革命記念日、2024年オリンピックを前にどうなってしまうのだろう。

・オランダ、国王が奴隷制度について謝罪。なぜいま?

20230703 Mon.

朝、読書会。ドミニク・チェン著『未来をつくる言葉』

ドミニクは日本語・中国語・英語・フランス語を話せる。
その言葉によって質感が異なり、したがって話の目的と使用言語の組み合わせができるという。言葉で作られる自分を取り巻く世界、環世界を成しているという。
たとえば、この話題は中国語、論文は英語、エッセイは日本語、など。

日本語しか使わない=使えない私にとって、その感覚は実感としてわからないが、多少想像することはできる。


夕方、自治体の無料法律相談へ。
離婚手続きするにあたり、気づいていない問題がないか確認し、懸念事項について意見を伺うことが目的だ。おそらく届さえ出せばいいのだろうが、何か抜けがないかを確認したい。

相談準備のため相談目的や経緯をまとめておこうと、昼前後、ノロノロPCで書類作成した。今日図書館へ返す本をもう少し読みたいとか、予定外に届いたトウモロコシを茹でなきゃとか、気が散る。

なんとか書類を作り、本を読んで、眠いなぁとまどろむうちに出発時間が近くなった。急げ!

対応してくれた弁護士さんは落ち着いた感じの女性で、この人で良かったなと思った。確認結果は概ね予想通り。

・子供なし/借金なし/共同資産なしなので、届さえ出せばOK
・離婚理由について、親戚に私の立場からの離婚理由についても理解してもらいたいと思っても、それは諦めたほうが得策
・姓を結婚後の苗字を名乗るか、元の苗字に戻すかは、よく考えるように

3点目は特に念押しされた。姓名判断の結果が良いという理由で結婚後の苗字のまま残そうと思っていたのは、相当上っ面な理由であるけれど。どちらが良い・悪いとも弁護士さんは言わないが、一旦決めたら基本的に変えられないので”慎重に良く考えるように”言ってくれたのだと思う。慎重に、といっても、何を考えたらよいかわからないのだが。

図書館へ本を返しに行ったら休館だったのでブックポストに返却した。7月2日が返却期限だが、もしかしたら延滞ではないことになるのかもしれない。(せこい)


今日は満月。

茹でてそのまま食べる または
実をばらして冷凍する場合、茹でて一度冷蔵庫で冷やしてから実をもぐと取りやすい


図書館から戻ってから急いで届いたトウモロコシ8本を茹でて、渋谷スカイで月見を試みた。20時頃に到着すると、空は曇っている。月の出時間は過ぎているが月は見えない。一体どの方向へ上がるのだろう。冬は六本木ヒルズの北側くらいから月が出ていた。
下界より、43階屋上の涼しさが心地よく、座り込んで、しばらくスマホを見たり写真を撮ったりして時間を潰した。

21時過ぎて、ぼんやり月の形がわかった。房総半島と羽田の間くらい。予想よりずいぶん南側だ。

満月のはずだが雲が薄いところだけ姿を見せている

会社をやめてから、結局就職もすることなく、水泳の自由形というか定型ではない毎日を過ごしてきた。いつか何かが起きるとか、新たな役割を果たすとか、何かあるかと思ったけれど、そんなことはなく、ただただ人生が続いている。

しかし、人生を楽しんでいることは間違いない。日々好きなように暮らしているなんて素敵なことではないか。

渋谷スカイから母へ電話。
旅行の後、実はとても疲れたのではないか
旅行では私に連れまわされてしまったのではないか
ちょっと心配である。

母は、旅行後、毎日何かしら用事があり、午前中早めの時間、8時とか9時に出かけることもあって睡眠不足なのだという。

それと旅行に行くと決まってから実際に新幹線が出発するまでの慌ただしさが負担だったようだ、やはり。

今度はもっと計画的に・・・!


20230704 Tue.

友人が「冷やし中華」に凝っているとの話に影響された。
東急ストアで買ってみる。

うーん、まぁまぁ。具が8種類もあるのは嬉しい。
麺の量に比較したら、キュウリを刻んで追加したい。
セブンイレブンが美味しいというので、今度試してみようかな。


実家へ。
夕べ、曇りでハッキリ見えなかったお月さまを今日は見ることができた。
満月を1日過ぎた月。


20230705 Wed.

朝一番にプラムの皮をむいた。1時間ほど、母と私と。
母が誘われて拾ってきたプラムがみっつの山を成していて、どんどん熟してきてコバエに狙われている。片っ端から剥く。軽く煮る。

朝食を食べてから、庭へ出て芝刈り。
このあたりで一番早いかと思ったら、土日に斜め向かいの家で芝刈りをしていたそうだ。ちょっとがっかり。なぜ?(笑)

ブルーベリー摘み。
今年は実が大きめ。水分や日光など天候が要因なのか、私達が頑張って根本にあったハナニラを取ったからか。理由はわからないが、後者もそれなりに貢献しているのではないだろうか。

木が害虫にやられている。そういわれてみると確かに。
どんな薬品がよいかweb siteで調べてあたりを付けた。来週撒こう。

20230706 Thu.

朝読書会にて、
なぜか苗字の話になった。
世界トータルでどの姓が多いのかはわからないけれど、アメリカ・カナダ・イギリスはどこもSmithさんが多いとのこと。

この読書会では範囲を読んだ後、いつものように一人づつポンポン思いついたことを話していく。
順番は、最初の順番のままグルグル同じ順番で話していく。

自分が「この文章を読むと、作者が現代のChatGPTがあったらどう考えるのか・・・」と話をしたら、次の人が「いま丁度セミの初鳴きがあって、そちらに気を取られて話が(耳に)入ってこなかった」と。

次だったかな、私が書籍の話に続いて、連想された社会問題について話をしたら、次の人が「じゃぁ、お口直しに私は・・・」と話を紡いだ。

この2回で私はかなり気分を悪くした。
なんでこんなに相手への悪感情が沸き起こるのか、不思議に思うくらい、すごく気に食わないと思った。

何を言ったっていい場所のはず。そのなかで自分の土俵にひっぱって話すことが多い人なのに、なんやこの反応。

その後は私は「パス」したり、短く述べたり消極的に参加した。

途中から「今日は用事があるから早めに出ます」と言いたくなる気持ちを押さえて、でも、内心へそを曲げ続けた。

なんでこんな気持ちになるのだろう?

20230707 Fri.

歯医者。
定期メンテナンスで4か月ごとに通っている。
今年は3/3、7/7、11/10と、4か月ごとに予約できてわかりやすくなった。結構自己満足。11/11は土曜日で歯医者定休なので前日に。


歯科定期メンテナンスからの散歩とスターバックス訪問。
都内の未踏店舗を攻略している。今日は飯田橋さくらテラスのスタバへ。

市ヶ谷から飯田橋方向 中央線が走行中
飯田橋 さくらテラスのスターバックスから外を見る
ビジネスと居住者、どちらも優雅な雰囲気


短冊に何か書きたいと思っていたら、図書館に短冊が飾られていた。主に子供用だろうが短冊とペンが置いてあるので私も一枚。わーい!

図書館からの帰り道、坂の下に警察署がある。
珍しい人だかり、なんだろうと思ったら・・・永山絢斗の出待ち。
起訴されて保釈金を払い署を出る場面を撮影したい人達。うーん、もっと大事な仕事あるんじゃない?って言いたくなった。

追求すべき事案、政治家などあるでしょう。暑い中、お疲れさまではあります。

原宿警察署周辺


疲れたし帰ろうかと思ったが、夕空がきれいに色づくかもしれないと思って渋谷SKYへ。七夕だから20時からの観測会もある。でも登ってみたらわりと曇りがち。色づかない。夕空が美しく色づくのはどういう条件のときなのだろうか。

曇りがちなので、織姫・彦星は見えないだろうなぁ。
降雨のあとの気流が感じられる空が美しかった。今日はこれで満足。

素人目に、気流が想像される空


20230708 Sat.

ニュースから
・NATO日本事務所 フランスマクロンが反対
  私も反対 当たり前だ 北大西洋地域の話。
  どこから出た話なのか?巻き込むな

・アメリカがウクライナに劣化ウラン弾を供与
  何やっているのか。人道的に人的影響を懸念する。土壌汚染も残る。

様々な場所・レベルで戦争に向かっている感じしかしない。


20230709 Sun.

1日、ふがいない時間の連続だった。
朝起きたときから、うっすらした頭痛。
暑すぎるのか。

洗濯をしたり、本を読んだり、頭痛で横になったり、シャワーを浴びたり、

だったらクーラーかけたらいいのに、という声も頭の中にあるが、それはそれで、水分代謝が滞って調子悪くなる。その方が不快なので身体がそうしようと思わない。30℃、扇風機。

断片的なことをするだけ、なんともふがいない一日。


20230710 Mon.

今日も暑い。
昨日より、ましな人間かもしれないが、あまり機能していない。

糸ようじで、また歯の被せ物を飛ばしてしまった。
歯医者で明日受け付けてもらえるなら、すぐ直してもらおう。


今朝の読書会。

先週イラっとした方と、またここで対面。
今日はそんな気持ちにならず読書会を楽しめてホッとした。

もともと魅力を感じ、好意的に思う相手なのに、なぜイラつくのだろう。

そんなことを考えてみると、
自分のなかに何か不満があるとしか思えなくなった。
これが当たりなんじゃないか。

20230711 Tue.

暑い。
歯医者。
昨晩、飛ばしてしまった被せ物を直してもらう。

市ヶ谷の歯科から横浜経由で実家へ帰るために、一旦、池袋へ。
駅での地下鉄乗換が、たまたま改札外を出るルートだったので、スタバを探して水分補給。昼食抜きで歯医者へ行き、終了後1時間は食べられない。

地図上では改札から近いのに、場所がよくわからないなぁ。池袋は疎い。辿っていくと、なんと池袋東武内、書店の脇にあった。へぇ、こんなところに。きっと一度しか来ないだろう。


15時頃、実家へ到着。先週芝刈り機で刈り取れなかった縁の部分、花壇との境目などをハサミで切る。キッチン鋏最高、園芸用よりよほど使いやすい。

母が友人に誘われて箱根近くの温泉パークから帰ってきた。
温泉で気持ち良くなっているだろうし、みんなで会食しただろうから、もう夕飯を食べずに寝ちゃった方がいいのでは?と思うが、母は軽く食べるという。

さっき大船駅で心惹かれてゲットした餃子や、使いかけの野菜の始末をしながらサラダを作り夕飯を食べた。

先日母との電話での話を反省して、どう感じているか母の目線を大事にしつつ、温泉が良かった話をきいた。それを受けて「だからこうすると身体が楽だよ」という話をしたら、母が口を閉ざした。不満らしい。

私が話したこと
1)我々の体質は、水分代謝がうまくない。梅雨時太る。
2)水分代謝をよくするためには、寝る・反復運動(歩、ストレッチ)・リンパマッサージ・温泉
3)疲れたとき・午後等には、一旦横になって足に溜まっている水分を巡らせることも有効
4)先日、足のマッサージを受けて、ふくらはぎだけでなく脛にも浮腫みなのか、痛みがあるということだったが、これも水分代謝と関係あるはず。2&3)をどれか行うべし

母曰く
「あなたの言ったようにすれば、あなたのようになるということ?」
「その通りだと思っているの?」

違う見解なら話してもらいたかったけれど、
伝えたいことがうまく伝わらないし、腹が立ってくる。
なんなんだ。

喧嘩にしないよう途中で止めて、皿洗いして、一緒に短時間過ごして早々に寝ることにした。退散モードだけど、明らかに私は不機嫌。

21時頃ねて23時過ぎて目覚めて、しばらく起きていて3時頃また寝る。
母親が、早く寝たいといいつつ、0時過ぎまでTVをつけて何かしている。目覚めた私はそれもあって寝付けなくなった。寝ない母にイラついている。


なんで腹立たしいのだろう。
相手へ向けているけれど、これは何か私の中に攻撃性があるよね。人を攻撃したくなっている。それはなぜ?

20230712 Wed.

昨日、歯医者帰りに寄った池袋のスタバ訪問でなんと100店舗達成。
そのまえに7月2日だったか、リピーターとして100回達成。
あほか。
どれだけスターバックスに投資しているのかと我ながら呆れる。この3年くらいに安くコーヒー代を上げるため(1日2回行く場合、500円以内に収まる)、遅い時間帯でも集中して作業するために利用した結果である。

●訪問件数
東京都内では  63/363軒
神奈川県では  14/130軒
富山県では       5/12軒

47都道府県のうちでは 13/47
関東平野のなかでは    2/7
中部地方では       4/9
北海道・東北では     4/7

これからは数字を伸ばすのではなく、
都道府県の塗りつぶしに力を入れよう。(アホやなぁ)

鳥取県:16.5万人に1軒 県内に4軒。立派だなぁ
東京都:3.6万人に1軒 都内に363軒。ありすぎやん



朝ごはんを食べてから昼前、今年2回目の芝生除草剤散布。
前回、撒いた濃度は昨年よりも濃かった。1.25倍。そのためなのだろうか、昨年より明らかに雑草が少ない。効果がある。

この夏2回目となる本日は、昨年とほぼ同じにした。
4Lを4回。結構時間がかかる。日中、とても暑い時間帯。体力を使うわけでないが液をつくって、噴霧器に入れてノズルをもってゆっくり歩いて散布するだけなのだが暑さに参る。

その準備の間に、美しい群青色を含んだカナヘビ、
散布中に、瑠璃色や茶色のアゲハチョウを見た。
美しいなぁ。
散布しているときは、割と鳥は寄ってこない。チョウは直接かかるわけでないし、散布するエリアより高い部分を飛んでいるから大丈夫なのかな。

そして最後に、虫にやられたサンゴジュに殺虫剤2Lを散布した。

最後にブルーベリー摘み。ここは散布していない場所。
これはジャムにして、週末山へ持って行こう。

シャワーを浴びて、軽くゴハンを食べて、17時前に母宅を出る。
母は、17時からの近所のパトロールと称したWalkingに出かけた。私が帰ってホッとしているだろう。

鎌倉でかき氷を食べたかったけれど、水曜日定休なのでいつものルートで帰り始める。やっぱり食べたいなぁと横浜駅でみつくろい、デパートの中の和風甘味処 清月堂へ。抹茶が濃くて美味しい、あんこは控えめ。1350円也…。やっぱり納言の宇治金時(750円位)がいいかなぁ。

宇治金時


腹立たしいとは、やっぱり自分のなかに腹立つ理由があるんだよな。
なにか不満がある。エネルギーの持って行き場がなくて不完全燃焼をしているの? とにかくエネルギーが渦巻いていることだけは確かだ。

20230713 Thu.

23時頃ねて3時過ぎて目覚めて、しばらく起きていて5時頃また寝る。
こういうことが最近時々ある。

りゅうちぇる、亡くなったのか。この人の書いたものを読んで面白いと思ったことがある。積極的にフォローすることはなく受け身で見聞きするだけ、それも限られたチャンネルで、という状態だった。今回亡くなってから、結婚してお子さんがいて離婚したことや、年齢や性自認を初めて知った。中性的な女性だと思っていた。


朝読書会。ベイトソン『精神と自然』。2巡目読了。
1巡目の中盤から誘ってもらい参加したので、正確には私自身は1.5巡目というカウントになる。1巡目が終わって、他の人達がまだまだわからないと話していたり、私自身、読んだところもまだわからないことが多いし、そのなかでも2回読むと理解ができたり、本書全体が各論と総論の相互にひっぱりあう力があり、本の最後にくると、また各論へ戻りたくなる力を受けるような感じがした。そんなことから、2巡目を行ったのだ。

今回も、訳者あとがきまで読んで、各論に戻りたくなる力を感じている。あまり名がポピュラーではないが、著名人、内田樹や・・・が本書を座右の書と公言していることも話題に上がった。そう公言する自信もないなぁと思いつつ、言っちゃえばいいんじゃない?とのアイディアも出る。

そうだな。この本は私の座右の書です。これからも時々読もう。

次回より同じ著者による『精神の生態学へ』(全3巻)へ果敢に挑戦する。(えっへんw)


読書会で、ポリヴェーガル理論についてちょっと適当なことを言ってしまった。訂正せねば。


小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 
山種美術館

ほぼ1フロアに収まる規模。小林古径については山種美術館が所蔵する全作品を展示しているという。

かつて新潟県上越市遊びに行ったときに、小林古径の家を移築したものを見たときに、初めて私は小林古径の名前を覚えた。なんだか静謐な雰囲気の素晴らしい人。

その後も時々古径の画を見ることはあったが、これほど多くの作品を見られるのは初めて。

速水御舟は古径より10歳年下で、二人は仲良かったそうだ。お互い日本画をけん引する気概を持って大正から昭和にかけて活躍した。

この暑い時期ということもり、ぼかしや淡い色合い、シンプルな構図の日本画から清涼感がとても心地よく感じられた。

たまに古径と御舟の作品が、どっちがどっちだかわからなくなるときもあった。重なる部分もあるが、色使いや描く対象が異なる。古径はシンプルな方向へ。御舟は緻密さを携えて、画風を変えていく。

・日本画といえども洋画家とも交流し、その手法や画材を取り入れていた
・2人ともヨーロッパとエジプトへ7ヶ月旅行して見聞を広めていた
・エジプトはヨーロッパの画家も旅行へ行っていることが多い
・ふたりは絵そのものだけでなく、お互いの人格を尊敬していたらしい

なかなか満腹になった。


気持ちは満腹、お腹は減っていたので近くのPapa’s Caféへ。
定休日ではないのに電気が消えていて、あれ、やっていないのかなとガッカリしかけたら、よく見ると15-16時は休憩時間との表示あり。5分ほどあたりを歩いてきた。

目当てのプリン含め、ケーキ類を全て取りやめていて、パスタやサンドイッチなど調理するものと飲み物しか出していないという。それでは・・・とシナモントーストを注文。

広尾 Papa's Cafe

見た目も、味も二重丸。
分厚いものより、このくらいの厚さのトーストが好きだ。
本を読みながらゆっくり味わった。満足満足。

20230714 Fri.

朝読書会。
最近は5人くらい集まるところ、今日は2人だけ。
2人にとってちょうどよい量を読み進めて、疑問や感想を話して終了。もう少し話したいねということで、別途リアルに会う日程も決めた。
人数が多いと、コメントが多面的に入る面白さがある。2人だと、それぞれの感覚に沿った話をできる。どちらもいいもんだ。


今日は、ひどく暑いわけでなく、昨日のように若干気温が大人しい。30℃くらい。

行けるかどうか、心配だった逗子で10時開始する映画に行けた。友人同士3人で観る日。
何度も辞退しようかと思っていた。暑い中いくのに気が進まないこと、実家から行くのも都内から行くのも一長一短だということ、都内でも同じ映画を上映していること・・・。

しかし何度も誘っていただいていて、成立していない顔合わせなので、一度は完遂しておかないとスッキリしない。

ここは何かのご縁だと思って頑張っていくことにした。

朝の読書会があったので、おかげさまで頭も身体も動き出しているから、あとは予定していた電車に乗ればよい。いつもは私鉄+JRで運賃節約コースを行くのだが、それより200-300円高いJRで一気に逗子まで。下り列車で落ち着いて本でも読みながら行こう。


映画『ぼくたちの哲学教室』

がっちりした体格で、スキンヘッドの男性、そんな校長先生が率いる小学校のお話。というPR記事をいくつか見かけた。そのなかで何故か舞台はアイスランドだと思い込んでいた。自然が豊富で、その厳しさもあり、内省的な人々が多く、ジェンダー、自然エネルギーなど先進的な取り組みが際立つ。こんな先入観。

映画が始まって気づいた、アイスランドではなく、アイルランドだ!
舞台はベルファスト。プロテスタントとカトリックの宗派対立が根強く、IRA、イギリスユニオンなどの勢力により1998年和平合意までテロ活動が続き悲惨な事件が世界を駆け巡った。最近は和解が進み落ち着いている。と思いきや、宗派を分ける壁(その名も平和の壁)が今も住宅地を隔てている。

2021年頃までに撮影されたドキュメンタリー映画で、6-12歳くらいの少年たち。スキンヘッドの校長先生が、哲学の時間を持っている。

・殴られたとき、どうすることが最善か
・友達とは?
・カッときたときに、どうしたらいいか?

私達は喧嘩はイケナイとか、弱い者いじめはダメだ、と型だけ教えられる。それを守って守れるといはいいが、つじつまが合わないとき、気持ちの整理がつかないときどうしたらいいのだろう。

・すぐ反応し殴ったら殴り返す=行動化は良くないよ、という教育。
・感情を丁寧に表す、言葉にする、という気持ちに寄り添う働きかけ。
・さらに一段深いところで、どうやって自分の気持ちを整理したらいいか、選択肢は考えたらいくつもあることを知る、何を選択するかにつながるベースとなる考え方をつくる。

彼らが考える場をつくって、自由に様々な意見を出してもらい、お互い聴き合うこと、それを校長先生が行っていた。

カリキュラムが決まっているのではなく、現実の問題を取り扱っている。

子供同士のじゃれ合いが高じて、ぶったり殴ったり行動化したとき、
「殴られたら、殴り返せ」「けんかは強くなくてはならない」など、親の世代が持っている価値観を、こどもが受け継いでいることもある。それは校長先生にとって、自分が若かったときのアイルランド紛争の負の遺産として、個人的にも重くショッキングなこと。でもそれを校長先生自身が乗り越えて、お父さんと自分がどう対話したらいいか、というロールプレイを授業で行うという、アイディアを実行した。こどもたちに「それはダメだ」と教え込むのとは大きく異なるアプローチ。

このテーマは校長先生にとって大きなプレッシャーだったのだろう。その日、先生は授業を終えたら、お気に入りのプレスリーの音楽を慣らしながら車で早退して帰っていった。

社会的背景としては、紛争後に生まれた若い世代のトラウマ(自殺率が高いことにも現れている)、親のトラウマを引き継がないこと、ネット時代の分断のなかでいかにコミュニケーションを取っていくか、などの問題意識がある。

哲学は本棚にしまっておくものでなく、だれか偉い人のものでもなく、「日々自分達が生きるときにぶつかる困難を乗り越えるときにどう考えるか」を支えて豊かにしてくれるものだと思える。


映画館はシネマアミーゴという、逗子ではちょっと有名な場所。
木造の建物で、座席数は全員入っても16人くらい。飲み物とセットで1700円。この会社は他にもイベントを主催したりオーガニック食品・レストランなど経営している文化的な存在。

シネマアミーゴ

鑑賞後、せっかくなので海の家へ。3人でランチを取りながらお喋り。曇り時々晴れ、という快適な天気だった。トンビではなく鳩が沢山くつろいでいる浜だったことが不思議。


そうだ、明日から山へ行くが、デッキチェアがあるといいなと思っていたのだった。モンベルで買って持って行こうか。恵比寿店が8月半ばで閉店ということで、閉店セールなんて話はないかな? 

閉店セールはなかったけれど、店員さんに相談しながら、無骨で安定性が高く座りやすいデッキチェアを送料無料で山まで送ってもらえることがわかり1脚購入した。

同じものを2脚買う選択肢もあるが、いわゆるアウトドアチェアのように棒状に畳むものでなく、折りたたみ椅子なので場所を取る。もう1脚は棒状に畳める省スペースなものが欲しい。

今日買ったものは、母が主に使うことにしてもらう。妹や私は、もう少し軽くて、もう少し安定性に欠けてもコンパクトなほうが良い。


映画『幸せなひとりぼっち(字幕版)』(2016年 スウェーデン)
『オットーという男』(2023年 アメリカ)はこちらのリメイク。
Amazon Primeで先日から何度かに分けて観て、本日完了。

スウェーデンでは5人に1人が観て、史上歴代3位となる興行成績。主演はロルフ・ラッスゴードさん。

トム・ハンクスもいいけれど、こちらの方が主人公の味がじんわり出ている。実直で口数少なく素朴な人柄や、出来事がとても日常的なものの延長に感じられるところが良かった。最後のほうで自分が作ったゆりかごに近所の赤ちゃんを寝かす場面、なんだか泣けてきた。

不器用にみえる主人公は、こうして人生においてやることをやりきっていく。何度も死のう、死のうとしているのに。これが生かされているってことかもしれない。

なんだか最近の報道が頭に浮かんできてしまう。
直接関連はしないが、あの人は生かされてきて、死ぬことで何かを全うしたのだろうか。全うして何かの事情で死んでしまったのか。

いかん、いかん、安易に紐づけては。
いかん、憶測だらけだ。

映画のオリジナルは小説。
一見偏屈に見える人も、時間を遡ったり、異なる場面を見てそう振る舞う全体像が見えると、なぜか愛らしく感じらる。そんな温かな視点が生まれると何かしらの交流が生じて、コミュニティに馴染む方向へぐっと状況が動く。べったりでもなく、丁度よい具合に。


20230715 Sat.

昨日はフランス革命記念日だが、フランスは暴動が多発している。どのような一日になったのだろうか?


これから茅野へ。

この三連休の天気予報は晴れだ。
本当にお天気次第で大きな違いだなぁ。
他の地域で雨の影響が見込まれている。一昨日・昨日は茨城県など関東の東でヒョウが降り強風、竜巻?が起きたらしい。

お天気に感謝しつつ、母・妹の日頃のお疲れが取れるといいし、私もこのところの暑さ疲れを取りたい。


天変地異があっても、日々生活は続いていく。
そのことを過酷だと感じたり、そのことに注力することで精神的に生き延びることが出来たりします。

自然の脅威に限らず、日本中で・世界で起きている様々な人為的な苦しい事・悲しい事が無くなってほしいし、でもそのなかにあって「単にかわいそうな人生」というものはなくて、ひとりひとりが命を生き切っているのだと思いたい。亡くなるときの状況だけで判断するのではなく、その人の全体が命を生き切ったものであることを願い、自分も命を使うことで応えたい、という気持ちになっています。

読んでくださり本当にありがとうございます。
だいぶ荒っぽい状態ですが、15日にアップしておきます。

Corrected and revised without changing the purpose of the text at July 19.


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