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30歳男性が育休取得して春巻きを作った話

昨日はハルの心臓の定期検診。が、妻が親知らずを抜いた影響で38℃の高熱を出してしまったため、1人でハルを連れて行くことに。

これまでは妻にハルを抱っこしてもらって車で通院していたのだが、今回はそれができない。チャイルドシートに乗せられる月齢でもないので、タクシーかバスで行くしか無い状況になってしまった。

とはいえタクシーなんて使おうものならドアtoドアで5千円、往復で1万円になってしまう。バスだと乗り継ぎ&徒歩で1時間以上かかってしまう。
お金を取るか、時間を取るか、とりあえずバスで移動して、グズるようなら乗り継ぎしないでタクシーに切り替えることにした。

替えのおむつとミルクと着替えと、お出かけ用の一式を大きめのトートバッグに詰めて、抱っこ紐でハルを抱き抱えるも、結構重いし、荷物が嵩張る…。コレで病院までいけるのか?

一本目のバスは大人しく、15分ほどで到着。向かいのおばちゃんがずーっとハルを見ていたけど、目を合わせられなかった。陰キャ。

降りてからが困った。次のバスまで15分もある。日差しも強かったのでタオルで顔を覆うも、顔に何かがかかっているのが不満なようでずっと持っていなければいけなかった。

二本目のバスは道が混んでて30分もかかった。ハルは少し落ち着いて前半は寝てたけど、だんだんバスが止まるたびに泣きそうになってしまう。ギリギリの綱渡りのような状況を過ごした後、待っていたのは最後の徒歩15分である。

徒歩15分なんて余裕と思っていたけど、ハルを抱えているだけで負担が倍以上になった。歩くスピードは遅くなるし、日差しが当たってないか、汗はかいていないか、気にすることはたくさんある上、時間的にオムツ交換とミルクも欲しがりだした

とはいえそんなことできる場所はないので、あやしながら騙し騙し病院へ。自分が汗ダラダラである。

余りの疲労感で、帰りはどこかでタクシーを使おうと思いつつ、人間はとにかく馬鹿にできているらしく、診察が終わった頃には疲労感もリセットされ、同じ轍を踏むのである。

バスを目の前で乗り逃し、20分待たされる間、ハルは病院で飲んだ睡眠薬で眠りこけていたものの、二本目のバスに乗ったタイミングで完全復活。
ほどなくしてオムツ替えろミルク寄越せの独演会。何しても泣き止まず、何故タクシーにしなかったのかと、後悔と肩身の狭い思いをした15分間であった。

家に着くとさっきまでのパワーはどこへ行ったのか、ケロリと落ち着いたハルはミルクをたらふく飲んで死んだように眠った。

やっぱり1時間半も同じ体勢で抱っこされ続けたら嫌だよね。いつもは30分で行ける病院に1時間半もかけないといけない時点でタクシーを使うべきだった。ちょうど眠っているから、とか落ち着いているからとかいう理由でハルにはとても負担をかけてしまった。


妻が親知らずを抜く前に食べたいというので春巻きを作った。

春巻きなのに、肝心の春雨がない代わりに,ひき肉にバラ肉を合わせて食べ応えアップ。
干し椎茸、タケノコ、ニラ、ひき肉とバラ肉を炒めて甜麺醤、オイスターソース、鶏ガラ素で味付け。水溶き片栗粉でとろみをつければ餡の完成。

春巻きの皮で包んで揚げ焼きすれば意外と簡単に春巻きの完成である。

うっめぇなコレ。パリパリの皮から出てくるアツアツトロトロの餡が最強。餡を作るために一度フライパン使わなきゃいけないのは手間だけど、リターンがデカイ!揚げ焼きでも十分春巻きだし、違いがわからんレベルなので、レパートリーに加えよう。

あまりの美味さに全部食べ切ってしまった。少し胃にもたれてるけど、出来立ての美味さに負けたね。

丸一日ハルを縦抱っこで連れ回したせいか、翌日のウンチが超快便だった。

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