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note_22【After Effects FIRST LEVEL 改訂版 ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック】

今回は自身の書籍『After Effects FIRST LEVEL 改訂版 ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック』のセルフレビューを行いたいと思います。本書籍は、これから映像をはじめる方やAfter Effectsを始めたい方が対象で、モーショングラフィックスを始めたい方にもおススメです。多くの学校で教科書採用されていますので、改訂版として内容をアップデートいたしました。

この書籍を通じて、映像制作やAfter Effectsの基礎や考え方を学び、あなたのクリエイティブなキャリアをさらに高めるための一助となることを願っています。


本書は全14章で構成されています。第1章、第2章は、映像制作の知識やAfter Effectsで作業を行う前に知っておくべきことや、やっておくべきことを解説しています。第3章は、After Effectsでのワークフロー(作業の流れ)を体感できるように、素材の読み込みから映像の書き出しまで行います。第4章から第12章は、After Effectsの機能の解説やテクニックを紹介しています。第13章では、これまでに得た知識を活用して画づくりを行います。最後の第14章では、就活や転職時に必要となる場合がデモリール制作に作り方を解説しています。

それでは全章セルフレビュー↓こちらからです!


第1章 映像に関する知識

After Effectsは映像制作を行うソフトウェアなのですが、映像と一口に言っても、そのジャンルは様々です。現代の映像制作の現場では、多くの場合、映像編集ソフトを用いて作業を行います。After Effectsも映像編集ソフトの一つになります。この章では、After Effectsで作業を始める前に映像制作に必要な知識を解説します。

第2章 作業を始める前に

After Effectsで映像制作を行う前に覚えておきたいポイントがいくつかあります。この章では、After Effectsを使う上で最低限知っておきたい画像の仕組みや、ワークスペース、環境設定などについて解説していきます。

第3章 ワークフロー

After Effectsは、静止画、動画、音など、さまざまな種類の素材を取り扱うことができ、それらを加工し動画作品として仕上げることができます。この章では、細かい作業解説を行う前に、素材の読み込みから書き出しまでの一連のワークフローと作業終了時などに行うファイル収集の解説を行います。

第4章 レイヤー

After Effectsのレイヤー機能は、基本的にはPhotoshopのレイヤーと同じ考え方ですが、After Effectsでは動画をメインに扱うという特性から、より専門的な機能を持ったレイヤーが複数存在します。この章では、After Effectsの各種レイヤーとその使い方について解説していきます。

第5章 スイッチ

After Effectsでは、機能別に分かれたパネルを必要に応じて使い分けながら作業を行います。この章では、タイムラインパネルのスイッチについて解説します。

第6章 描画モード

After Effectsには、レイヤーの合成方法を設定する「描画モード」という機能があります。Photoshopでもお馴染みの機能ですが、描画モードを使いこなせるようになるとより多彩な画作りが可能となります。この章では、After Effectsの代表的な描画モードと、その特性について解説していきます。

第7章 マスク

映像制作を行っていると、画像の一部分だけを表示したい場面や、逆に画像の一部分だけを隠したいという場面が必ずと言っていいほど出てきます。そういったときに使用するのが「マスク」と呼ばれる手法です。この章では、マスクに関する様々なツールと、その使い方について解説していきます。

第8章 時間

映像制作において、「時間」は非常に重要な要素の1つです。After Effectsでは多くの機能が時間に関連しています。この章では、After Effectsにおける「時間」と、それに関連する機能について解説していきます。

第9章 アニメーション

「アニメーション」と一口に言ってもその使われ方は様々で、多くの人が最初に思い浮かべるのは、テレビなどで放送されている「アニメ」かと思いますが、ここでは「物体の運動(動き)」を意味する「アニメーション」に注目してみたいと思います。この章では、レイヤーを動かして行うアニメーションについて解説していきます。

第10章 エフェクト

エフェクトとは「効果」のことで、After Effectsでは静止画や動画に様々な効果を与えて、画作りを行っていきます。ここでは各エフェクトを紹介するのではなく、エフェクトを扱う上で最も基本となる「作業の流れ」と「ポイント」について取り上げます。この章では、エフェクトの使用方法について解説していきます。

第11章 テキスト

After Effectsでの作品制作において、「静止画」「動画」「音」といった素材と同じくらい重要になるのが、「文字(テキスト)」です。この章では、テキストに関する解説と、実際にテキストを使った映像制作を行っていきます。

第12章 サウンド

映像制作を行うにあたって「音楽」も重要な要素の一つと言えます。音楽の分野は非常に奥が深く、すべてを理解するのは難しいと思いますが、基本を押さえておくだけでも今後の映像制作を行うにあたってプラスになることは間違いありません。この章では、音や音楽についての基本的な知識と、音と映像を同期させる方法について解説していきます。

第13章 Sci-Fi Graphics

After Effectsはアイデア次第で多彩な表現が可能なソフトです。しかし、これまで解説してきた基本的な知識やテクニックだけでも魅力的な作品を作ることは十分可能です。この章では、画作りと共に思考の整理方法や、制作のワークフローの解説を行います。

第14章 メイキング映像制作

就職活動や転職活動の際には、ポートフォリオと共に「デモリール」が必要になる場合があります。「デモリール」は、一作品ごとのメイキング映像の集合体のようなもので、自身のスキルや頑張った部分などを映像として見てもらうためのものです。この章では、️映像が出来上がるまでの過程を順に見せていく「メイキング映像」の作成方法を解説します。


近年、『After Effects FIRST LEVEL 改訂版 ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック』は多くの学校で教科書として採用されているようで、関係各位に深く感謝申し上げます。今後、このnote等を通じてAfter Effectsに関する情報も発信していく予定です。

After Effects NEXT LEVEL : 豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック
NEXT LEVELと題しているとおり、より高度なテクニックを紹介している書籍も執筆しております。

下記の映像は私がInter BEE、Adobeブースで登壇した時のものです。


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