行列のマネジメント

ポートフォリオ式ラウンドシステムで授業を行っていると(自由進度学習のわずかなデメリットとして)生徒が積極的に学べば学ぶほど、発表やクリアチェックの行列が長くなる、という案件があります。

これは嬉しい悲鳴です。

生徒の学習従事率(エンゲージメント)が高いからこそ起こる現象だからです。
でも「何もせずに行列に並んでるだけ」というのはもったいないので、なんとかして避けたい。
いくつか対策を挙げてみます。

①まとめて発表に(または見せに)来させる
②「まずは1~10番の人が来ましょう」など指定する
③チェック対象者以外が活動できることを準備しておく
(これはポートフォリオ式な時点で達成されてますが)
④列の2~5番目あたりに並んでいる生徒が「学習モデルとして発表者を観察してる」とか「発表に向けてリハーサルしてる」なら、それは必要な行列なので問題なしと考える

などなど。
ちなみに山田は、生徒から

「あえて単語テスト受けずに、発表原稿作ってていいですか」

という申し出が来たとき、自由進度学習(あるいは学びに向かう力)が一つの果実を実らせたと確信しました。


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