ぽるたの本棚
本が好きだ。
※ 本が好きだという話をひたすら書く回です
欲張りって分かってるよ
幼い頃、図書館に行くと読めもしないのに、10冊くらい抱えてはあれもこれも読みたいと思っていた。
絵本を毎晩読んでくれていた母の影響かもしれないし、なぜかサンタさんはよく絵本を持ってきた。
分厚ければ分厚い程良いと勘違いして、めちゃくちゃ重い本にハマってた時もある。ちょっとアホだった。
それは大人になっても変わらない。気になった本はついつい買ってしまって、読む予定の本が枕元に山積みになる。
その結果5、6冊くらいを同時進行で読むようになった。
一冊読み終えたら次の本へ。じゃなくて、いろんな種類の本を行ったり来たりしながら、読み進めている。
小説もエッセイもビジネス書も趣味の本もまぜまぜ。その時ピンときたやつを手に取る。
変かなぁ~と思うけど、なんとなくこのスタイルが定着してしまった。
鬼滅の刃は気になりすぎて一気読みした。
本で見る私の頭の中
もはやタイトルが恥ずかしいけど、書く!
好きな人ができた時、いい女とは。的な本を読みまくっていた。あざとい。
ココロとカラダを整える的なものにもハマったけど三日坊主なので続かない。
仕事がうまくいかない時、心の持ち方の本を読みまくって最終的に禅に辿り着いた。瞑想もした。苦手な上司は苦手なままだったけど、それで良いという事にした。
SNSが苦手だと思って、そもそもインターネットとはみたいなのを読んだ。ちょっと納得したけど、いまだにうまく付き合えない。
東京で一人暮らしの時、孤独とは何か考えていた。悲しみの本を読んだ(病んでいた)
美味しいご飯が作れるようになりたくて、食のエッセイを沢山読んだ。季節の事や食材の楽しみ方を知ると、料理が楽しくなった。
転職をきっかけに、働くって何と思って、経営者の本、お金の本、経済の本とかを読み漁った。いつの時代も変わらない根本もあるけど、柔軟に生きていくのは大変だ。もっと早く勉強していたら、仕事への価値観は全然違っていたと思う。
メンタルが弱すぎて、すぐナヨナヨするので覚悟の決め方みたいな本を読んだ。覚悟は決まるけど、結局ナヨナヨもする。
心がグッ動くような本とか衝撃を受ける本みたいなのは、小説が多い気がする。すぐ感情移入してしまうから泣いたり笑ったり忙しい。
旅行の本も、写真集も、雑誌も、いつか行ってみたい場所、いつか会ってみたい人で溢れてる。
あなたへのおすすめ の威力
電子書籍も使うけど圧倒的に紙で読むのが好きで、本屋さんが大好きなので、この先もなくならないでほしい。
ネットで検索して買うよりも、本屋さんでたまたま良い出会いがあった時の嬉しさが良い。
『あなたへのおすすめ』とかいって、私好みの本を次々おすすめしてくるのは本当に感心してしまう。ついポチってしまって、またやられたな…と思う時もある。でも買う、好きだから。
本屋さんで平積みしてあるような、今話題の売れてる本!みたいな、タイトルだけで思わず買ってしまいそうな本もある。とりあえず目次を見て、またなんか分かりやすく惹かれるキャッチーな言葉に、まんまと買わされる日もある。でも好き。
最初の一行で、もう面白いやつもあるし、一章読んでもピンと来なくて、結局最後までよく分からないのもある。けど頑張る。好きだから。
結構古い本が好き。なんとなく開いてみたページの一言に惹かれて手元に置きたくなった本が、結局何度も読みたい本だったりする。
本屋さんをぐるぐる歩くと、自分の知らない事だらけで、普段見えている物なんて本当に世の中のごく一部でちっぽけだなぁ~と思う日もある。
でも、そのちっぽけな部分をとことん考える日も大切にしたい。
ぽるたの本棚の使い方
本を一冊読む時間があるのなら、実際に行動した方が何倍も得られることはあると思う。そして一冊読んだからといって、そう簡単に人は変わらないけど、その本を手に取る時、何かピンときたその瞬間を大切にしたい。
それは別に本じゃなくてもいいのだけど。
私は本が良い。
並んでるだけで、いろいろ選択肢があるよ~、こんな世界もあるよ~、って静かに待っているような感じ。あの距離感がなんとなく心地いい。
ネットも凄く面白いし、本には載っていないリアルタイムの世界もある。
けど、あまりにも情報量が多すぎて、消化しきれないときがある。余計なものも一緒に入ってきて疲れちゃうときもある。
だから、スマホを閉じて、ただ紙をめくる。
本を読む時間がない!と思ってた時もあったけど、
出かける間際にパッと開いたページのフレーズで心待ちが変わったり
開いた所の挿絵が可愛くてほっとしたり
寝る前に開いてすぐ寝落ちしたり
それでいいのだと思う。
一つ本を選ぶというのは、あえて世界を狭くしてるのかもしれないけど
自分が本当にみたいもの、考えたいことに向き合える時間なのかなと思ったりして。
おわりに
ポルタの三本柱のひとつ、『本』
本好きな人の話を聞くのが好きです。本好きの店主が居る本屋さんも大好きです。
そういう人に惹かれやすいのかもしれないです。
同じような本を読んでる人を見つけると、それだけで嬉しくなっちゃうし、その人が紹介してる本はどんどん読んでみたくなっちゃう。
何はともあれ、本が好きだし、今までずっと近くにあったから、これからも大切にしたいのです。
なんか一歩踏み出したい、と思うときも
いま、ちょっと息苦しいな、という時も
ぽるたの本棚の前に立ってみて考える。
そんな空間にしたいなぁ。。
私たちだけの視野だとまだまだ小さいから、
みんなの本棚があったらいいな。
〇〇さんの頭の中 みたいな棚とか
〇〇好きが選ぶ本たち みたいなのとか
偏った趣味のマニアックな話も
入門編だけを集めたコーナーも楽しそう
ユーモアな本棚が欲しい!!
ポルタはそんな本棚を作っていきたいと思っています。(いつになることやら)
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