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TOEIC のスコアアップにおいて、文法を見直すタイミング

Twitter では「朝、昼、夜」には顔を出す(=ツイートする)ようにしているのですが、結構ネタ切れの感じが出てきて苦しいぽるぽるです。昨日の寝る前に「いつも思っていることだけれど…」という内容をつぶやいたところ、それなりの反響がありました。

文法は役立つ。英語のルールだもの。「会話では文法を気にせず」だなんてアドバイスは英語を始めたばかりの人だけ。ぼくは大学受験でゴリゴリに文法を詰め込んだおかげで、今の会話で文法ミスはほぼしません。文法は早めのタイミングでゴリゴリとやっておくべき。後回しにしたら、痛い目に合うから。

今日はこの「文法」について、少し掘り下げていきます。皆さんは「文法」に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?  ツイートでは大学受験で頑張ったと書きましたが、TOEIC 対策中にも違った角度から頑張ったことがあるので、そこもシェアしていきます。

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さて、本日のテーマは「文法」です。TOEIC 900 over に向けて、文法とどのように向き合えば良いのかをお伝えしていきます。

👓 この note を書いているぽるぽるのプロフィール 👓
・講師(東京海洋大学/市進予備校/天狼院書店)
・著書(TOEIC TEST 戦略特急/毎日の英単語)
・国内独学・留学なしで TOEIC 990点満点・英検1級

👓 文法の抜け漏れをなくす

TOEIC のスコアが上がれば上がるほど、文法にかける時間は減るはずです。スコアアップに文法は欠かせない要素だからです。読み聞きする際に、文法を使えていないと、理解するのが難しいですよね。Part 5 は文法がモロに直結するところでもあります。その点、「文法にかける時間を減らす」方針は正しい。

ただ、気をつけないといけないこともあります。それは「自分の文法知識に抜け漏れはないのか」ということです。TOEIC には重箱の角をつつくような問題は出ません。その点、細かなことまでマスターしないといけないわけではないのですが、弱いところはないかを確認する必要はあります。

例えば、「三単元のS」について。ルールは間違いなく知っているでしょう。ですが、Part 5 の問題の中でサラッと問われることがあり、上級者は早とちりをして誤答を選ぶことがあります。

文法の知識が抜けているというよりは、素早く正確に使えるかどうかが問われていると言えるでしょう。ぼくはこのような「知っているけれど、早く使えない」知識を洗い出しては、自分のものにしていきました。地道な作業ではありますが、細かなミスを減らすことで、スコアは上昇曲線を描いていきます。

例の二つ目として、「比較」はどうでしょうか。これもルールは押さえているはずです。TOEIC の Part 5 では何問も出てくるようなものではないため、疎かにしている人がいるかもしれません。ただ、リスニングで流れてきたときにスッと理解できるでしょうか。as ~ as ... は意外に強敵です。慣用表現もいろいろあるため、「あれ、なんだっけ」となってしまう人もいるはずです。

ぼくの友人に文法を見直したことで、800点台から900 overを達成した人がいます。もちろん、文法の見直しだけがその要因とは言い切れませんが、寄与したと本人は言っていました。スコアアップの壁にぶつかっているときに、文法を見直すのは案外盲点です。ぜひ試してみてくださいね。

👓 文法の自動化を意識する

日本語で文法のルールを意識することはありません。スピードが求められる TOEIC でも同様です。文法を自動で使えなくてはなりません。自動で使うとは、その文法が使われた英文を瞬時に理解できること、とも言い換えられます。文法関連で「あれ、なんだっけ」となる瞬間を徹底的につぶしましょう。

その順序としては、

❶迷う英文に出会う
❷文法書で調べる
❸その英文を何度も読む/聞く

という流れで十分です。音読などもありですが、TOEIC では音読をする必要がない以上、あまり気にしなくても良いです。とにかく「瞬時に理解できるか」を突き詰めてください

スコアが上がっていけばいくほど、細かな調整が求められると感じています。大胆にやり方を変えたり、教材を変えたりするよりも、今の教材で弱いところをなくすイメージを持つと良いです。ハイレベルになれば、成長が鈍化するのは当然です。続けていれば、間違いなくじわじわ伸びているので、信じて続けていきましょう!

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