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わたしは、おとこ?おんな?

おはようございます。本日は何を投稿しようかと悩んだのですが、
ふと朝、小学生の頃の事を思い出したので、その話を書きます。


LGBTのはしり

小学生の頃、少し変わっていたかもしれません。
当時は普通だと思っていましたが、大人になり思い出すと
やはり少し感覚や考え方が一般的でなかったと思います。

まず、自分が「女性」である事が嫌で仕方ありませんでした。
これはかなり根深い話で、うまく書けないので省略しますが、母との関係があると思います。

女子のグループやトイレ一緒なども嫌いでしたが、そういうことが嫌いな人は多くいると思います。
女子と遊ぶことがあまりなく、男子とばかりドッジボールや野球などしていたので、なんとなく女子から嫌われていて、こそこそ陰口言われていることも気が付いてました。
※ほかに嫌われる要素があったかもしれませんが。

そして、どうしても嫌だったのが、体育の時に履く「ブルマー」です。
年齢がばれますが、提灯ブルマーではなくぴったりとしたブルマーを履いて体育をすることにとても抵抗がありました。
”なぜ、こんなパンツみたいな恰好で外に出るのか?”と子供心に不思議でした。

高学年になるとスカートも履かなくなりました。自分が女子である事を意識するのが嫌で、ズボン以外履きませんでした。

母親に「ブルマーを履くのは嫌、男子と同じ半ズボンにしたい」と伝え、この件は母に感謝している所ですが、当時新設校であった小学校の校長先生に伝えてくれたようです。

きっと大人の中では喧々諤々話し合ったのではないかと思いますが、担任の先生も校長先生もOKしてくださいました。
兄のおさがりの半ズボンでその後の小学校生活は、女子に嫌われつつも体育は元気にサッカーなどしていました。

今の時代が本当に羨ましいです。足を出して体育もしていないようですし、校則も昔ほど厳しくないように思います。
私の時代はまだ軍隊のような雰囲気も残っていて、先生絶対!校則絶対!などなど、息苦し事が多数ありました。

ずっと自分は「男性・女性どちらも持っているんだ」と本気で思っていました。男性のように生きる方を選択しようと思っていました。

制服嫌い

小学校の卒業が近づくと、憂鬱な事が出てきました。
中学生になると制服を着なけばなりません。ブルマーも嫌いでしたが制服も嫌いでした。何か制限されることに異常に嫌悪感を感じました。

公立の中学校だと制服があります。制服がない学校は私立の学校です。「制服のない学校に行きたい!」と父親に話しました。がその学校は全国で授業料が破格に高い学校で有名でした。プラス私の学力ではいけませんでした。

結局、公立の学校へ進み制服も着ました。
制服のおかげでスカートへの拒否感は少しづつ抜けていきました。

女子高進学

そんなに制服も女子も好きではないのに、高校は女子高へ進学しました。
地頭も悪く、勉強もせずなので、行ける学校が限られてしまった事と、親が公立へいくと私が不良になると本気で思っていて、校則が厳しい女子高一択となりました。

この3年間は自分にとって、最悪でした。校則嫌い・制服嫌い・女子嫌いの全てがそろっている学校生活は、いつ辞めようかばかり考えていました。
どうすれば自立して一人暮らし出来るのか?
早く・早く卒業式来い!と願うばかりでした。
校則もきちんと守っていなかったので、担任の女性先生にも嫌われ、本当に最悪でした。※さらに女性が嫌いになった要因になりましたX﹏X。
反発もすごいのに、気が小さいのでやめる事もせず、ただただ孤独な高校生活をおくりました。

その後は?

その後は進学したり、働いたりして少しづつ「私は男女(おとこおんな)」という気持ちは薄らいでいきました。
今でもそうゆう気質は残っていますが、スカートも履くし、足を出す洋服も
綺麗な人がしていれば素敵だなと思うようになりました。

このような子供時代を送ってきたので、今でいうLGBTで、もめていたりすることを不思議だと思います。
男女を区別することもなかったですし、私は野球がしたかったのに女子はソフトボールしかできなかったりすることに、本当に違和感でした。
野球がしたい。というだけで近所のおばさんビックルされたり。

今はこうしてnoteに書いたり出来る時代です。何十年も誰にもそのような事は言ってきませんでした。
生まれたときから、幼少期の環境などなど、様々な事で人格は形成されていきます。同じ人はいません。

今、大変な事も多いですが、多様性が認められてきた時代。
本当に羨ましいです。自分が子供時代にそうであったなら、私はどんな職業につき、どんな性格になり、どんな生活をしていたのか?
ちょっと今の時代に生まれ変わりたい気もしますが、無理なので、年を重ねながら今の時代の恩恵を受けていきたいと思います。

本日はかなり個人的な話になりましたが、思い出した理由は何かあるのかもしれないと思い、投稿しました。

この話は特別、誰にも役立たないと思いますので、
皆様、本日も良い一日をお過ごしください。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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