相場が荒れてる時ほど、客観的にやでぇ~(個人的な相場感)
✅日経平均の暴落
8月5日は記念すべき、日経225暴落した日でした。
リアルタイムでチャート見てたけど、ノーポジなので面白かったです。
2024年からの新NISA勢は、含み益が吹っ飛びました(笑)
「貯蓄から投資へ」からの、「投資から貯蓄へ」といじられてましたね。
昔、海外で「invest in Kishida death」が岸田に投資したらタヒと誤解されたことを思い出しますwww
🔴暴落の原因
一部界隈で、日銀の利上げが原因で暴落したと言う人がいますが、利上げは原因のひとつと思っています。黒田総裁から引き継いだ日銀政策の後始末を植田総裁がやっているだけやのに、めっちゃ責められてて可哀そうです。。。
8/6に緊急で3社会合開催で、植田総裁怒られたんかな~・・・
個人的には一番の原因は、やはり米国の雇用統計悪化によるリセッション懸念かと思います。ただ、8/5の非ISMが市場予想より上振れて一旦巻き戻しています。
他にも、タイミング悪く以下のようなリスクオフに傾く要因が重なりました。世界的に色々と混とんとしています。。。
米国7月雇用統計でリセッション懸念
日銀追加利上げ実施(個人的には7月利上げするとは思わなかった)
イスラエルによるヒズボラとイスラム組織ハマスの両指導者暗殺で、イランが報復
英国で極右による反移民の暴動拡大
バングラデシュ首相が辞任、国外脱出
🔴このまま暴落するのか?
そんなことは分かりませんが、一旦「Dead Cat Bounce」はあるかと思います(=死んだ猫でも、高いところから落とせば弾む、ウォール街で使われる格言の一つ)。このまま一直線に下落することは無いかと思います。
ちなみに、今のチャートは、ブラックマンデーと似ているらしいです。
全然当てにしておりませんが・・・
(安値→再度の高値更新→急落、まで日柄がほぼ同じ。)
コロナ後の世界的な緩和政策で、日本全体で脳死で株買っとけば儲かる相場で、ある意味ギャンブル中毒者のように新NISAを拍車に、オルカン投資にぶっこんできました。その一因に政府が激推ししたり、インフルエンサーが大きく煽ったのも原因かと思います。「NISAやってないやつバカ」、「今投資しないと取り残される」のような空気感が漂っていたと感じています。
勿論、意図せず間違ったところだけ切り取られて、煽られて側面もあるかと思います。
🔴日経225はどういう値動きをするか?
はい、分かりませんw。超長期で見るなら株は持ってていいかと。そのためのNISA制度ですし、ドルコスト平均法で買ってる人とか暴落中に手放すとだいたい損で終わります。
個人的なイメージ、このようなクラッシュ的暴落の1発目の押し目買いは逃げ場があります(「Dead Cat Bounce」)。しかし、その2回目の下落の際は平気で安値を割って逃げ場なく落ちていく傾向があります。
個人的観測ですが、ボラティリティ大き目でドル円もリバウンドして、日経225も37000くらいはいくんじゃないかと今は考えています。
日銀の動向も必要ですが、米国経済を追う必要があり、リセッション懸念で急激に利下げ織り込みが進み、世界同時株安になっています。
米国経済のデータは悪いが、リセッションと判断するのは時期尚早かとも考えており、後述の経済指標は確認が必須です。
✅米国経済
🔴景気後退(リセッション)なのか?
リセッション懸念の最大の引き金となったのは、7月雇用統計結果の悪さです。雇用統計の悪さについて、前回note参照。
次回の雇用統計は、特に注目されることは間違いないです。
Indeed求人やJOLTSデータなど、見ていて損はなかと思います。
それと、ハリケーンの影響で失業率が一時的に上昇した説についても考慮した方が良さそうで、次回雇用統計の際は失業率が戻る可能性もある。
この結果、一気に利下げ織り込みが進みましたが、8/5発表の非ISMが上振れて一旦、株全般は反発しています。
リスクオフに買われやすいゴールドは、そこまで下落していなと捉えており、本当にやばいクラッシュ相場では、ゴールドも大きく下げますので、ゴールドが落ちていない間は、本当の危機ではないと考えています。
🔴FED動向と米金利
FEDは、この株暴落をなだめるような発言をしてきています。
GDPも強い(GDPの7割を占める個人消費なので小売売上には注目)ですし、非ISMも上振れ、雇用統計結果は単月の数字では判断せず、もう少し様子見しようとの要人発言があります。
市場は勝手にFOMC緊急会合の開催、緊急利下げまでの憶測が漂っており、急激に利下げ織り込みが進んでいます。
FEDが急激に利下げに踏み切るものなら、市場にリセッション入りの疑いが蔓延し、反対に恐怖を与えて逆効果なんじゃないかと思います。
個人的には、過度に織り込んだ分、剥がれてくると考えています。
🔴小売売上とGDP
取りあえず、リセッションと判断する前に、来週の小売売上の結果を見てからでいいのではないかと。
GDP(国内総生産)の算出に用いられる、コントロールグループと呼ばれる自動車や建材、ガソリンスタンド、食品を除いたコア小売売上高も注目です。
小売のコントロールグループは、GDP算出に用いられる個人消費支出(PCE)の統計値に直接反映されます。
また、アトランタ連邦準備銀行GDPNowでは、最新の米国重要な経済指標が発表された時点で、その経済指標の結果を加味した最新のGDP予測を公表しているものです。
✅ドル通貨ペアのトレード
前述の通り、過度の利下げ織り込みが剥がれる考えのもと、個人的には、ドル円買い、EUR.USD売りで入ってみたい。
🔴ドル円
個人的には151半ばあたりまで、上がって欲しい。
短期足みながら少し買ったけど、もう少し買いたいので買い場探し。
🔴EUR/USD
シンプルにユロル1.1は高い気がしています。
ドル高になる考えのもと、1.1あたりを背にしたショートができたらと思っています。
再度1.1トライしてきたら、売ってみたところ(^^♪
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