noteを始めてみた１年間を振り返って

2021年の出会いといえば、やはり「note」との出会いですね。

2021年1月2日に初めて記事を投稿して以来、投稿内容やペース、触れ合い方は変化しながらも、今日まで一緒に生活をしてきました。
初めましての一年、ありがとう。

実は、ワーキングホリデー中にロックダウン生活をすることになった際、ブログでも書いてみよっかな〜と思い、某ブログサイトでブログを書いてみました。

三日も続きませんでした。（笑）

そんな私が、なんと、ほぼ１年続けている。
これは2021年の奇跡です。
私に継続させるなんて、noteすごい。  
読んでくださったみなさんがすごい。

noteさんから、「2021年の記録まとめ」というものが届きました。

なんと、今年１年で145個の記事を投稿したそうです。この記事以降にもいくつか今年中に投稿する予定ですが。全体ビューやスキの数を知って、私の書いた拙い文章がこれだけの方の目に触れたのかと思うと、なんだかちょっぴり恥ずかしい気もしてきました…でも続けてこられたことはやはり嬉しいです。

現在のところ、私はスキル面で文章が上手くなりたい！という意識でnoteを続けているわけではないので、継続しているからといって文章力やスキルが伸びている訳ではないですし、１つの記事を書く時間も一向に短くなりません。眠り続けている下書きは大掃除予定です。

上手でセンスの光る文章を書く方はnoteにも他の場所にもたーくさんいらっしゃるので、私のnoteでは逆に拙さを楽しんでもらいたい気持ちです。

常体・敬体さえも記事によってバラバラですが、基本的には、頭の中でひとりで喋って、それらを指先から文字に変換しているので、喋るように書いているつもりです。

それならもういっそのこと、書きたいことを喋っちゃえば？？と始めてみたstand.fmは、続きませんでした。（笑）短い期間でしたが、一緒に楽しんでくださった皆さま、ありがとうございました。

でも、続かないことが分かって良かったです。飽き性な自分のことを、ダメダメだ…と悩むことが多かった人生ですが、それはもう仕方ない。続かないということが分かったのも、やってみたからです。

だからstand.fmも始めてみて良かったと思っています。今は続かなかったけれど、そのうちまた始めるかもしれないし。少なくともそこに対する経験値は０ではなくなった訳だから、いつかその経験が何かの役に立つかもしれません。最近はそんな風に思います。

やってみることで、得意・不得意、向き・不向きを知ることが出来る。行動して得られるものは、成功が全てとは限らないです。

って、言い訳に聞こえますか？…言い訳かもしれません。（笑）でも、行動しない為の言い訳よりは、こっちの言い訳の方が聞いている方も面白いかなと思います。少なくとも私は。

可能性って、見つけたり広げたりすることだけが大切ではないんだって思います。時には、ちゃんと可能性を潰してあげなきゃ、次に、他に、進めない。だから行動して失敗したとしても、ひとつの結果が得られたという大きな意味があるんじゃないかなって感じます。

「行動力あるけど実はめちゃめちゃ慎重だよね」、私のことをよく知る人はそう言います。本当にその通りで、私は石橋を叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて渡らなかったのにその少し後に石橋の上を飛んだりするタイプです。

色々それっぽいことを書きましたが、結局は私も何かをやってみるまでに、とても時間がかかります。不安や心配が膨らんで、きっと取り越し苦労だと思いながらもそれをやめられません。何歳になっても急に飛んじゃう行動力は潜め持ち合わせていたいですが、石橋をちょっと叩いて渡る、くらいにはなりたいなとも思っています。

noteとの１年を振り返る記事を書こうと書き始めたのに、気付けば、行動って大切だよということに熱を込めて書いてしまいましたが、このまま投稿しますね。どうしても、ひとつ書いておきたいことがあったので、最後に伝えさせてください。

少し大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、noteを始めたことで、 『たったひとりの誰かの心に届く』という経験をさせてもらえた気がしています。自分が自分の為に書いたことばに対して感謝の気持ちを伝えていただけるなんて初めての経験でした。

私がnoteを始めたきっかけは、セクシュアリティのことを発信したいと思ったから。その後、少数派だと思っていた私の恋愛観や気質に共感してくださったり、知らなかった！と反応してくださるようなことばが届き始めて、「ありがとう」ということばまで受け取りました。書くことに意味があると感じられるようになりました。

そして、ワーキングホリデーの経験や日々のこと好きなこと推しのこと、いつも私の頭や心をぐるぐるぐるぐるしている感情を書き出してみることを続けていると、時には宝物のようなことばを受け取らせていただきました。

記事へのコメントやサポートにメッセージを綴って思いを伝えてくださった方々、本当に本当にありがとうございました。

最近は専ら書く専門になってしまっていて、年明けからは転職活動も本格的に行うので、noteのある暮らしもどのようなペースになるか分かりませんが、ぼちぼちやっていきます。来たる30歳の誕生日には、これまでに書いた記事の中のことばと私のいろいろをまとめた本のようなものを書きたいな〜まとめられる気がしないけれど〜なんてことを、明日の為のパンが焼き上がるのを待ちながらやんわり思っている今です。メリークリスマス。

来年も、これからも、どうぞ宜しくお願いします。