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いつしかひそめたおてがみ



何かの傍らではなく、集中して、それをみるための時間を確保して見ているドラマ、silent。

その脚本や演技の素晴らしさについては、あらゆるところで読むことが出来るので、私は書きません。読む専門です。

ただ、前回の放送回を見て、うわーって思い出しちゃったことがあって。



想が貸してくれたCDの歌詞カードに、紬がちいさなお手紙を挟む。

あれね、したことあるんですよね。かれこれ10年程前のことでしょうか。


捨てておいてくれたら嬉しいなあって、本気で思っています。

捨てられていなかったらどうしよう。今更見つかったりしたら、もう、、何らかの魔法みたいなもので消えてたらいいなあ。なんて思います。


読んでくれたら嬉しいなって、そこに忍ばせたはずなのにね。

電波を辿って伝えられるはずのありがとうを、返す時に直接伝えられる感想を、わざわざ。

自分の手で文字にして伝えたかった。
相手に何かを残したかった。

あの頃の私は、色んな理由を持ってきてはその気持ちを認めようとしなかったけれど。

あれはもう、好きだったんだろうなあって。

そんなことを思いました。そんな思い出がひとつくらい、あってもいいですかね。


silent、残すところあと2回だそうで。
見たいけど、見たら終わるから見たくない、でも見たい。そんな気持ちです。

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