- 運営しているクリエイター
#エッセイ
読まずに売った本の話
わたしの実家の本棚には、池波正太郎などの歴史小説が溜まっていた。
溜まっていたと過去形にしたのは、9冊のうち4冊ほどしか読めなかったから。
大学卒業時に、まとめて売ってしまった。
厳密には、自分で売った覚えがないので、
恐らく家族に要否を聞かれて
「もう、必要ない」と答えてしまった。
「きっと、読みたくなったらまた買うだろう」という表向きの理由で、歴史小説たちを手放した。
でも、読まないだけ
わたしの実家の本棚には、池波正太郎などの歴史小説が溜まっていた。
溜まっていたと過去形にしたのは、9冊のうち4冊ほどしか読めなかったから。
大学卒業時に、まとめて売ってしまった。
厳密には、自分で売った覚えがないので、
恐らく家族に要否を聞かれて
「もう、必要ない」と答えてしまった。
「きっと、読みたくなったらまた買うだろう」という表向きの理由で、歴史小説たちを手放した。
でも、読まないだけ