いじめ後のリハビリについて、前編

ぽぽみうむです。
毎日、過去のいじめについて、投稿しています。昨日の投稿では、「いじめ」の原因がある程度自分にもあったのだということを記載しました。
そこで、私は、その反省点や、辛い過去の克服のために何をしてきたのか、また、克服しようとしても変わらなかったことなんかを、ストーリー仕立てで書こうと思います。今日は、高校から大学2、3回生あたりまでの様子です。

いじめから解放されたのは、中3の頃でした。と言っても、唐突に大声で名前呼ばれたり、影で嘲笑されていたりして、決して「普通」のポジションには落ち着けていなかったな、と思います。最後まで、カースト最下層ってことです。
実際、体育のバスケの授業で、シュートのテストがあったのですが、他の人が決まるたびに、一軍女子が「ナイス!」とか言ってたんですけど、私が決めた瞬間、静寂が訪れました。そんな感じで、嫌な思い出しか残らないまま、義務教育を修了させました。

様々なトラウマを抱えた私は、「このままじゃダメだ」と漠然と思っていました。このまま過去を引きずっていたら、一生人と関われなくなると思いました。なので、高校では、「とりあえず喋る」「とりあえずやってみる」と決心し、社交的ぶってみました。

社交的ぶってみた結果、物凄くストレスがかかりました。可愛い女の子は、相変わらず怖かったです。目で楽しむ分にはとっても素敵なんですけど、会話できませんでした。
ですが、理系のクラスになって、女子があまりいない環境になった結果、割と居心地よく生活出来ました。そして「どんなに頑張っても私は華やかなポジションにはいけない」と学びました。
部活の同じパートの人達とふざけ合う日々はとっても楽しかったので、「人を笑わせるのは好きだな」と考えていました。また、二人きりで友達と遊ぶのはすごく好きだったので、少人数の方が落ち着くなあ、とか色々学びました。

少人数の大人しめな女の子との交友関係は築けるようになった所で受験生になりました。
最初の方は成績が良かったのですが、「私が成功するわけない、どうせ無理」と思ってしまい、頑張り抜くことが出来ませんでした。高三の私は、中学の時に失われた自尊心を回復させられませんでした。

辛うじて地元から離れた場所に、私を受け入れてくれる大学があり、そこに進学することになりました。本当に地元が嫌いだったので、二度と戻るか!の気持ちでした。

大学でも友達ができるか不安でしたが、もう寂しい生活は送りたくない、の一心で頑張ってみました。しかし、結局、漠然とした不安やら違和感やらが拭えず、馴染めませんでした。毎日孤独感でいっぱいでした。

それでもめげずに、サークルに入ったり、後輩の世話をする団体に入りました。最初は、人が多い環境にストレスを感じることもありました。しかし、「これはリハビリだ」とか、「せっかくだし楽しもう」と思うことで、次第に人と接することが楽しくなってきました。

また、私が何の気なしに発言した言葉が、何故か、人のツボに入り、いじられキャラが確立されていきました。「案外、このポジションも悪くないかも」と思えるようになりました。

サークルや学生団体には、いじめの元凶であり、忌み嫌っていた、男の人がたくさんいましたが、「いじられキャラ」としての立ち振る舞いや、「とりあえず明るく」を意識した結果、上手くやっていけるようになりました。
最初の方は、明るく居続けるのは難しかったのですが、周りの人の笑顔を見て、次第に自分も楽しめるようになりました。

一方で、「偽りの自分なのでは」とか、「いじられているのではなく本気で蔑まれているのでは」と憂鬱になってしまう時もありました。
しかし、自然と相手を楽しませたい!と思って発言している自分に気づきました。
また、私個人のいい所を見てくれて肯定してくれる友人や恋人の存在に助けられました。

そんな訳で、色んな環境に飛び込んでいった結果、つかず離れずの距離感の人と仲良くなることがだいぶ出来るようになりました。しかし、相変わらずグループになることへの恐怖は拭えませんでした。

時は流れ、ぼっちにとって最大の難関、「授業」の単位を取り終え、卒業研究が始まりました。
研究室での私の人間関係に対する心境の変化や学びは、次回にします。

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