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大雪に憶う

こんばんは、popoです。


空一面が白っぽく、曇や霞がかった天気の日が多くなったように思います。


無彩色に染まっていくような大気の中で、
色付いた葉がいっそう鮮やかに映えて
ちらちらと輝いているようにも見えます。

クリスマス飾りの灯りや煌きも
街中でゆっくりと瞬きながら、
年の瀬を行き交う私たちの行路を
やさしく照らし出してくれているようです。



12月は一年を振り返って、
大掃除をしたり、日頃お世話になっている方への感謝を表したり、

これまでの日々を一度
キュッと締めくくるような行事が
満載の月かと思います。


デトックスや手放しによって、
出ていくものと入ってくるものが
際立ちやすい時期でもあるように思います。


クリアで、透明な部分は
いつも磨かれているように…

大切な受け容れ先は
いつでも満たされているように…


そんなシーンに溶け合うひとときが
いくつも用意されているのかもしれません。



ーーー


水分が抜けきって、

根本に寄り添うように
積もりゆく落ち葉は

あたたかな空気の層を織り成し…


やさしく包み込むお布団となって、

やわらかく受けとめるクッションとなって。


冬を越すいのちの休息の場
となっていくのだと感じています。


かさ、かさ、と
さりげない声音で
冬の足音を告げ、

私たちをあたたかく迎え入れてくれる
在り処を呼び覚ましてくれているようでもあります。


耳に残るかすかな報せは、
懐かしいメロディや風景を連れて
新しい年へと移り変わるための
合図となっているのかもしれません。




水無くとも、残るもの…

間に流れているもの…




そんな揺めきに想いを寄せながら、
年の暮れを過ごすことができるといいなと思います*



ーーー


大雪の初候は、
「寒さから守る」ことを
知らしめてくれているようです。


すきま風で冷えたり、
温度差が生じないよう

あたたかいぬくもりに包まれ、
大切な憶いのなかに在る
冬の日々でありますように。



お読みいただきありがとうございます。








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