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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とわたし#003

▽001と002はこちら

前回、わたしのPCOSの症状と診断されて思ったことを書きました。
今回はわたしが行なっている治療法、それに伴う副作用と現在の心情について書いていこうかなと思っています。

PCOSは病気というより、一連の病的な状態(病態)と捉えた方が的確、診断されても、そのほとんどは軽度なものが多いので、あまり深刻に捉える必要性はない。医療機関にてきちんと検査し、治療をしていくことが大事。妊娠するためには治療を行い、良い卵を排卵させることがポイント。

PCOSの原因は諸説あり、未だはっきりと解明されていないそうです。
PCOSに関わらず、”肥満”が症状の悪化につながるので、該当する場合は気をつけなければいけません。”太りやすく、痩せにくい”のが特徴なので結構辛いですね。
わたしは物心ついた時から肥満体型で、幼少期から食事などに気をつけて来ました。社会人になってからは不規則な生活やストレスで体調を崩しがちだったりで、自分の体調を気遣うことを疎かにしてしまっていたと反省しています。

▽PCOS治療方法
まず、最初は①低容量ピル(ファボワール)を服用しました。
PCOSが判明した病院でとりあえずピルを飲みましょうと言われ、2020年2月〜5月まで服用しました。副作用は最初だけ吐き気あり、ニキビは少し良くなった気がしました。


②黄体ホルモン製剤(デュファストン)を服用
病院を転院しました。最初に行った病院はPCOSの説明をしっかりとしてくれなかったこと、体重オーバーの為ピルの処方が出来ないと言われたので、母が通う婦人科にわたしも通うことにしました。ピルをもらっていた病院の血液検査結果を見てもらいながら、すぐに妊娠希望ではないことなど先生とお話をし、今の体重のままだと血栓のリスクも高いということで、黄体ホルモン製剤(デュファストン)を服用することになりました。
2020年6月〜2021年3月、月の5日から10日間1日2回(朝晩)服用しました。
副作用は最初、吐き気やむかつきが少しあり、汗をものすごくかくようになり、眠気がものすごく気づいたらうとうと状態。首からデコルテ、背中にかけてニキビがたくさん出来てしまい、皮膚科にかかりました。

③漢方薬(温経湯)の服用
ニキビがひどく、精神的にしんどかったので漢方薬に変更をお願いしました。
デュファストンは副作用がほとんどないと先生に言われましたが、変えてもらい、2021年4月〜7月、温経湯を1日3回毎食前に服用。
特に副作用は感じず。毎食前の飲み忘れしがちでした。
飲み忘れが続いたせいか、生理が来ないので、2021年8月よりデュファストンに戻りました。
汗、ニキビ、眠気はありますが、前ほどひどくはなく、落ち着いてます。

▽今、思うこと
PCOSについて色々と自分で調べたり、同じように悩んでいる人のnoteやインスタなどを見るようになって、悲観していてはだめでポジティブにならないとだめだなと思うようになりました。
”結婚して子供を産んで家庭を築く”=”幸せ”と思っていて、とても羨ましいけど、
そうでない人が不幸せかと言ったらそうとは思わないし、一般的に幸せと言われることをしている人でも不幸せかもしれないし、今は多様性が認められるようになって来たから幸せの形もいろいろで良いのかなと思うようにしています。
わたしは子供が好きだから、自分の子供が産めたらいいなと思うけど、自分の努力だけではどうにもならないことだし、あまりそこに執着せずに毎日をストレスフリーに笑顔で生きていきたいと思います。

なかなか、友達や知人には話をすることに躊躇う内容なので、話をする、聞く場面が少ないと思うけど、悩んでいる人も多いと思います。
自分で調べていると悪い事ばかり目について落ち込む。
これで大丈夫なのか不安になる。
わたしもそんな気持ちがあったので、書いてみました。
文章を書くことは得意ではないのですが、今後もいろんなこと書いていきたいです。



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