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【中田永一、4年ぶりの新作!】『彼女が生きてる世界線!』感想コメント全公開【子どもから大人まで夢中に!】

『百瀬、こっちを向いて。』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』などで知られる中田永一さんの4年ぶりの新作が発売となりました!

タイトルは『彼女が生きてる世界線!』

-ˏˋ ポスタービジュアル´ˎ-

転生ものをむさぼり読んでるという中田永一さんが、満を持して放つ「異世界転生」の新境地!!
まさかの児童文庫書き下ろしでスタートする今シリーズは、子どもから大人まで夢中になること間違いなしの作品です!

-ˏˋ  あらすじ ´ˎ-
交通事故に遭い、大好きなアニメ「きみある」の世界に転生した僕。しかし転生した先は、“雲英学園の悪魔” 城ヶ崎アクトだった! なぜ僕が悪役に? しかし一方で、僕にはこんな考えが浮かぶ。もしかしてヒロインの葉山ハルを救えるのでは。そう、アニメ「きみある」はいわゆる“難病もの”。最終回でハルは病気で亡くなってしまう運命なのだ。アニメのシナリオを知りつくした僕なら、その運命も変えられるはず。これは、神〈シナリオライター〉への挑戦の物語!

事前に小中学生から大人まで幅広い年代の読者モニターさんや、書店員さんクリエイターの皆さんと、たくさんの人に読んでいただき、アツい感想をいただきました。一部の読者モニターさんからは、愛のこもったPOPも頂戴しました。

そちらをほぼ全文ご紹介したいと思います!
スクロールしてもスクロールしても終わらない、この熱量を、ぜひ感じてください!!

細田守さん(アニメーション映画監督)

もうひとつの世界で、もうひとりの自分を生きる。
そこで大事なことに気づいたら、
弱かった現実の自分が、少しだけ変われるかもしれない。

住野よるさん(作家)

小説家ってなんなのかといえば、この世界にあるものをいじって遊ぶ人たちのことだと思っています。小説家として憧れの先輩である中田永一さんが最高の題材かつ格好の獲物を見つけられたようです。目が離せません。

岩井俊二さん

大人ってつまらなそう。それが子供たちの世界線。でも大人は大人で学校なんか二度と行きたくないんだよ。会社に行って帰りに一杯やりたいんだよ。それが大人たちの世界線。人間は今が一番楽しいし、今が一番輝いてる。僕らの命が存在してるのは、過去でも未来でもなく、今、この瞬間なのだから。

loundrawさん(イラストレーター)

創作とは、世界を創ることです。
文字や映像の向こう側ではありますが、僕たちが物語に触れる時、そこには確かに世界があります。このお話の続きが読みたい。登場人物に会ってみたい。そう思ったことがある人は多いでしょう。そしてこれは、そんな夢がかなってしまったお話。
しかし、それは残酷なことでもあります。ひとたび物語に飛び込めば、「憧れた世界」は「ただの現実」に。どこにでも悩みはあり、それを少しずつ変えながら、僕たちは生きているのだと、改めて考えてしまいます。
空想と現実。自分と、見知らぬあなた。それらを一つに結ぶ、物語という世界。
このお話がどこへ向かうのか、クリエイターとして、一人の読者として目が離せません。
そして、これから花開いていくみなさんが、このお話をリアルタイムで読めることに、ちょっと嫉妬します。

へちまさん(アニメーター・イラストレーター/挿絵担当)

アニメのお仕事もしている身としてこんな転生するくらい作品を愛してもらえたら本当に幸せだろうなと思いつつ、アクトが神たる作者にどう抗っていくのか、できれば勝利してほしいですが……、信じて見守りたいと思います。
主人公の僕がアクトの生育環境について大人視点で解釈を加えているのも個人的にすごく好きなところで、フィクションではありますが、案外こういうところから救いを得たりするんじゃないかなと思いました。

子ども読者モニターの皆さんから

主人公のひたむきな思いに、読むと胸があたたかくなりました!!
それに、前世と同じ事をくりかえしたくないという主人公の真剣な思いに
感動しました!!
それから、主人公の行動を見ていると、ものすごく応援したくなりました!
私は桜小路姫子推しなので、次回からもたくさん出してくれるとうれしいです!

ににゃあ/小学生/女性

出だしの「トラックにひかれて、僕は死んだ。」がとても印象にのこっています。
転生したと思い出す部分や、まだサラリーマンのくせがのこっているところがとても面白かったです。転生する前にアニメ「きみある」を見ているところから、ヒロインの「葉山ハル」が白血病で死んでしまうのをしっているので、それを死なせない! と取り組みを始めた主人公をすごいと思い感動しました。はやく続きを読みたいです。

もこ/小学5年生/女性

最初、見た時はどのような物語なのかよく分からなかったけど、読みはじめると分からなかった部分が分かってきて、今まで読んできた本とぜんぜんちがう、異世界じゃなくて「アニメの中」というのがすごくいいなと思った。

きい/小学6年生/女性

あくやくなのにまわりに友だちがいるのわよいとおもいました。アクトがハルのためにいっしょうけんめいドナーをさがすところにかんどうしました

いったん/小学1年生/ひみつ

まだ発売されていないことがもったいないと思った。
・次の話がとってもきになった。
・次の話が早く読みたいです。
・アニメの世界に転生するのがおもしろい。
・ときどき、アクトがぼろを出すところがおもしろい。
・主人公をアクトが助けた時、感動した。

ミントパンダ/小学5年生/女性

・とんでもない悪役に転生しても冷静な主人公に笑えました!
・悪役の父と無言チェスをする所や生前のゲームをパクるシーンがおもしろかったです!
・葉山ハルの主人公への印象がどう変わるのか気になります!

花子/小学5年生/女性

主人公がサラリーマンだった時の記憶をもっていて、サラリーマンのスキルを使うシーンはすごいと思いました。悪魔みたいだった子が良い子になっても、外見がかわらないため、おそれられているのはかわいそうで、応援したくなりました。葉山ハルに会った場面(水筒のフタをひろってくれる)は一緒に泣いてしまいました。

にに/小学5年生/女性

男の人が、アニメの中のすごくいじわるな男の子になったので、どうなるのかなと続きがきになりました。周りの人が、すごくやさしい性格になってびっくりした所がおもしろかったです。

まゆちゃん/小学5年生/女性

アクト(僕)ががんばっているのを思わず応援したくなりました。
これからアクトがハルを救えるのか気になります。
「転生」するストーリーは読んだことがなく、面白いのか分からなかったけれど、このお話を読んだらあっという間にのめりこみました。
これからも『彼女が生きてる世界線!』シリーズを推していきたいです。
早く続きが読みたいです。がんばってください。

ユウ/小学6年生/男性

いろいろな人の感情が表れていて、おもしろかった。
ワクワクのシーンや、ドキドキのシーンがあったのであきなかった。
すごくおもしろかったので、続きが読みたくなりました。
転生がすきなので、よかった。
よく転生ものはみたりよんだりするけど、他の物とは違う感じでかかれていて、すごく話にひきこまれました。次に何が起こるのか楽しみでワクワクしながらよみました。
物語の「きみある」が転生してどうかわっていくのか先が気になります。

ルンルン/小学6年生/女性

転生先が好きだったアニメという発想がおもしろいなと思いました。
今までの悪事を反省して、「彼女」のためにもがんばる姿に勇気をもらったし、応援したくなりました。
これから、シナリオを変えることができるのか、すごく気になります!

まゆ/小学6年生/女性

大人からいきなり子どもになるのにびっくりなのに、
自分の大好きな作品の中に「転生」するなんて、
おどろきの連続でドキドキ。どうなるんだろうってワクワクしました。

ねこきち/小学3年生/女性

ぼくの転生さきは悪役だけどぼくから悪役をやめたの!?

あるる/小学4年生/ひみつ

・アクトが蓮太郎にやさしくして、アクトをほめたくなった。
・さいごまで「かの女」の歌声を聞いていて「ぼく」が「かの女」の歌声がそんなに好きだと分かりどんな歌声かきになった。
・さしえがかわいい
映画化してほしい!

KONO/小学4年生/女性

いきなり主人公が亡くなったシーンから始まり、物語の世界に惹きつけられました。転生モノなのですが、普通の転生とは違い、とても楽しく読み進めることが出来ます。28年間生きてきて、社会の辛さを経験した「僕」が好きなアニメの世界で悪役キャラに転生する。悪役設定であるはずの彼が「僕」によって少しずつ変化していく様子に、読んでいて嬉しくなります!
父との複雑な関係、周りの人との溝、そして、本来アニメの主人公になるはずの彼との交流。視点が細かく変わることも相まって、同じ世界線の中でいくつもの物語が紡がれていくように感じました。「彼女」の声を取り戻す、シリアスな題材ですが、聖地巡礼に和みます(笑)。
笑い、感動、驚きがたくさん詰まっていて、読み始めた瞬間に気分は場面の“主人公”なのです…!! キャラクターもストーリーも個性豊かで全てが最高でした!

緋乃ことり/中学2年生/女性

転生モノはいろいろよんでいるけど、他とは少し雰囲気が違って新鮮に感じました。アクトの、ハルを救うために前世の経験を武器に運命にあらがおうとするところが好き!
アクトの突然の変化に周りの人が戸惑っているのがおもしろかったです。お屋敷の人視点のところがけっこう好きです。桜小路さんと出雲川君も初めは困惑していたけど、だんだん本当に仲よくなっているかんじがしていいな、と思いました。でもやっぱり「アクト様は絶対!」みたいなところもあって、そこがかわいいと思いました。
最後のハルの一言で、続きがめっちゃ気になりました。

flower/中学3年生/女性

児童書で転生の話を見たのも読んだのも初めてでしたが、とても面白かったです! 加えて、男の子が主人公ものも、児童書では珍しく、新鮮で楽しかったです。また、いくつもの視点で書かれているところがとても好きです。
アクトくんは見た目は小学生なのに、大人のような考え方や行動をしたりと、チグハグなところが面白くて、気に入りました! そして、アクトくんが蓮太郎くんを助けるところがカッコよかったです!
すべての登場人物に個性と心情の変化があって、面白かったです! すぐに感情移入しちゃって、一気に読んじゃいました! 続きがものすごく気になる物語です!

文乃/中学2年生/女性

1行目を読んだ時から、驚いて、この物語に引き込まれました。読み進めていっても、アニメの悪役視点で、主人公を救おうとする姿や、それぞれのキャラクターの性格などの魅力がとても素敵だと思いました。また、城ヶ崎アクトの関係者の視点で読むと、皆の驚きがよく伝わってきて、面白かったです。

まいん/中学2年生/女性

登場人物それぞれの視点から書かれていておもしろいなと思いました。
転生して「きみある」の世界を「僕」がどう変えてしまうのか続きがすごく気になります。
元々のアクトはどうしているのかとか、本当に悪い奴だったのかとか
アクトについてももっと知りたいなと思いました。読みごたえのあるお話です!!

リリ/中学1年生/女性

ページをめくればめくるほどその世界観にみいってしまいました!
アクトの成長や人物たちの心情がわかりやすかった。

みこあ/中3/女性


大人読者モニターの皆さんから

城ヶ崎アクトくんを純粋に応援したくなりました。生まれ持った悪役顔や家柄、環境に苦悩しつつ、時にはそれを利用して【彼女】を救うために奔走する姿には感情移入してしまいます。勇斗くんを怖がらせるシーンにお茶目な一面が見えて好きです。
また、好きな登場人物だから、という理由だけでなく、失われた【彼女】の声を世界に残しておきたいという強い意志がまず一番にあることで、前世の「僕」の存在をより強く感じました。
【彼女】のことや、葉山ハルちゃんの親についての謎が残りつつ、いよいよ本編が始まるというところで、今後の展開が気になります!

お芋/大学4年生/女性

アニメの1シーズンを見たときのように作品の世界に入り込むことができ、とても読み応えのある作品だと思いました。
最後「まさか!」と思うような終わり方だったので、続きが早く読みたい気持ちでいっぱいです。以下、細かい感想です。
キャラの役職や「きみある」の展開が繰り返し説明されたことにより、いろいろな設定を常に把握しながら読むことができ、とても読みやすかったです。また、主人公や執事などいろいろなキャラの視点でアクトの変化を見ることができて、とても面白かったです。

こすも/高校1年生/女性

「アクトが良い人になる物語」「アクトがハルを救おうとする物語」「父が…になる物語」など様々な人の様々な物語が合わさったリアルではないけれどリアルな世界を感じました。
アクトはハルを白血病から救うためにあれこれしていました。これらが今後どのような結果を生むのか、高校生になったアクトはどのようなことができるようになるのか、など、次の話が楽しみになりました。

ざきたろう/大学3年生/男性

この作品で私が一番魅力的だと感じたのは、登場人物が皆、根は良い人だという所だ。“僕”が転生する前のアクトも本気で悪事を楽しんでいたのではなく、父親に相手にしてもらえないことが辛く、他に当たってしまっているだけに思われる。きっと心の中は誰よりも弱く、自信のなさや不安感の裏返しで他者を傷つけ、征服し、安心感を得ようとしたのではないかと思うと、アクトも憎めない。
アクトに“僕”が転生した後、着々とみんなからの信頼が生まれている。もちろん葉山ハルが救われるのか今後の展開が気になる所だが、皆からアクトのイメージがどのように変わるのかというのもとても興味深い。そして、もしその後、アクトの中身がもとのアクトに戻ったら、の世界も気になる所である。“僕”が転生したことが悪事を働きすぎて引くに引けなくなったアクトの中身を変えるきっかけになれば素敵である。

粗野/大学1年生/女性

とても中田永一先生らしい作品でした。
読む前はいわゆるなろう系を想定していましたが、ゲームやアニメなどのサブカルチャーの知識やリアルな人間関係の描写など、中田先生特有の表現がありファンも楽しめる作品でした。

こんの/大学4年生/男性

・取り巻き2人がとても可愛いかったです。中田永一先生の作品は読んでいると背景がものすごく鮮明に浮かぶ描写や言葉使いが多いのであっさり読むことができました。
・個人的に姫子ちゃんがとても愛くるしかったです♡

はなの/大学2年生/女性

主人公がけんきょな態度をとりつつも、周囲とのギャップがありそこがとても面白かったです。これからヒロインとの仲がどうなるのか、本来の悪役キャラはでてくるのか、など気になることが多すぎて2巻目がすぐ読みたくなりました。

きつねさん/大学3年生/男性

さわ/20代/女性

原作アニメが見たい!!
「きみある」ってどんな色をしたアニメなのか、葉山ハルの声や、その歌も気になる…。
頭の中で想像する世界は、「彼女の生きてる世界線」と「きみある」の2つ出来上がります。自分の想像力を精一杯広げて広がった分だけ、広がってくれる世界でした。会社員の私には、“たしかに!”と思うエピソード(おつかれさまですと言っちゃうやつ)がたくさんありました(笑)

IDルピア/30代/女性

「転生」というジャンルではあるが、同時に「過去改変」ジャンルにも感じた。私が見てきた小説やアニメを見た傾向で述べると、ヒロインが完全に登場するまでのストーリーでここまで過去を変えていいのだろうかと心配になった。
しかし、悪役(悪魔)の中にその世界のファンである主人公が転生するのは面白いと感じた。様々な使用人達の視点が多く描かれ読者である私が神や傍観者になれたような気分になった。

七草由猪/20代/女性

まず、28歳の主人公が命を落としてアニメの世界に転生するという設定は、児童文庫では中々見ない設定だったため驚きました。読者である自分自身と歳が近いこともあり、社会で様々な苦労をした描写のあるアクトにとても感情移入できました。社会人も楽しめる、一風変わった青春小説だと思います。

乾翔太/20代/男性

この年齢になって転生ものを読むことに少し抵抗があったのですが、
昔から好きだった乙一(中田永一)さんの作品であればと思い読んでみて、とてもスラスラ読めたことに驚きました。主人公が大人であるという点も私のような大人が読みやすい要因なのかなと思いました。
小・中学生向けのレーベルとのことですが、大人でも楽しめる作品であると感じました。
また、白血病のことであったり、ゲームの企画のことであったり、現実にあるものに結びついているところが良いと思いました。続きがとても気になります。

あおな/20代/女性

大人も夢中になって読める素敵な作品でした。大人として主人公の気持ちに重ねて、共感してしまう描写もありながら、学校生活を思い出しワクワクできるところもよかったです。
第1巻ということもあり、読了後は続きを早くよみたい!という気持ちが溢れました。
派手なバトルやチート能力はありませんが、主人公の転生前の経験を転生後の生活で地道に取り入れているところに、非常に好感をもちました。大人の経験は子供にとっては人生を変えられる武器になること、当然だけれども面白く受けとることができました。登場人物達みんないい子達で、全員の幸せを切に願います。お話の面白さと、どこか落ち着きのある切ない空気感が、とても素晴らしかったです。続刊を心待ちにしています!!

くろぴ/30代/女性

まず、設定からとてもワクワクしましたし、主人公の気持ちとリンクして、アニメの悪役に転生してしまった冒頭は、読んでいる私まで緊張してしまいました。
前世の記憶を思い出すまでは自分は悪役だった、という事実をしっかりと受け止め、反省して、少しずつ前に進んでいく。主人公のまっすぐで前向きな姿がとても好印象で、安心して読み進めていくことができました。物語の中盤くらいで、タイトルの意味が分かるような出来事が起こるのですが、そうなってからの主人公の行動が、私は特に好きです。
大好きな人の為にひたむきに頑張る姿に、思わず涙ぐんでしまいました…

清水セイカ/30代/女性

タイトルにもなっている【彼女】が、そのまま『きみある』のヒロインではなく、声をあてている中の人というのが新しいと思いました。また、転生した僕がヒロインの葉山ハルと仲良くなろうとするのではなく、あくまでもアニメファンとして佐々木蓮太郎と葉山ハルの仲を見守ろうとするのが、よかったです。転生先が、(アニメの世界ではあるものの)剣や魔法とは無関係の現代日本とよく似た世界というのも読みやすかったです。

大福大吉/30代/男性

とても素敵な作品です。
すでに社会人経験がある年齢層としても順を追い、1つ1つ目標に向かい【彼女】を救うプロセスを実行していく道筋に感心しました。
大人は子供の心を忘れてしまっている部分もあるけれど、大人ならではの視点で人生を修正していくサマが転生モノの良さですね。

よつ/40代/女性

あの、中田永一さんの新作で、転生ものー!! もう期待しかありません。
転生先はアニメ「きみある」の世界。
そして「きみある」の中でも生まれ変わり、大切な「彼女」の世界線へどんどん動いていく。
いやもう、期待を超えるおもしろさでした。登場人物がみんなイイ。いやなヤツもなんかイイ!!
刊行前だというのに、もう続きが気になってしかたありません!!!

かわしまちゃーん/大人/ひみつ


書店員の皆さんから

この設定がもうたまらない。こんなに切なく優しい挑戦、奮闘。どうしても叶ってほしいと願わずにはいられない。
子どもはもちろん大人も引き込まれて続きが気になってしかたがない。
色々な思いがこめられていて、子どもの時にこんな素敵な優しい気持ちにふれられたら本当に大切な宝物になると思う。

ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理

憧れのアニメの世界に転生したら?
めちゃくちゃドキドキはらはらして、久しぶりに続きが気になりすぎて、朝から夢中になって読んでいたら遅刻しそうになりました!
せつなくてやさしくて、この世を生きる術を伝えてくれているようで、子どもも大人もはまります。
彼女が生きている世界戦は輝いている!
中田永一さんの作品が好きなので、全3巻、一緒に駆け抜けたいです。

うさぎや 矢板店 山田恵理子

中田永一先生の異世界転生の物語、そして児童文庫ということで全く想像できず読みはじめて驚きの連続でした‼
魅力あふれる個性的な登場人物と先が見えないストーリー展開に、ドキドキが止まりません‼ とにかく面白いです‼
世代を問わず、誰しも一度は体験したり見たことのあるスクールカースト。ただそのスクールカーストがどんどん変化していく様子に目が話せません。また、未来のシナリオに抗いながらも大切な人のために必死に奔走する一人の少年の姿に胸熱が止まりません‼ 運命を変えるため一歩一歩を踏み出していく様子に思わずエールを送りたくなります‼
そして続きが、本当に気になります‼ 続きが読みたい症候群が発動してます‼(笑) 子どもも大人も楽しめる最高の異世界ファンタジー‼ 全世代にオススメしたいです‼

紀伊国屋書店 福岡本店 宗岡敦子

私の大好きな異世界転生もの‼
それに加えて余命もの……これは読まなきゃ!
思いっきり評価がマイナスからの出発が萌えますね。
できることからコツコツと努力していく様は心から応援したくなる。

この作品は前世が28歳という設定が落ち着いたキャラになっていてとても読みやすかった。推しのために頑張るというのはみんな共通の気持ちなので世界にはいりやすかったです。
早く続きが読みたいです‼

宮脇書店 ゆめモール下関店 吉井めぐみ

自分の推しアニメへ転生‼ なんてステキな設定! 夢のよう……
アクト! 頑張れ~‼ と応援しながら読みました。
何かを変えようと行動する姿は尊い!
この後、どんな展開が待っているのか、想像するだけで楽しい。
子どもはもちろん、大人も楽しめる作品!
是非親子で読んで語り合って欲しい‼

文真堂書店 ビバモール本庄店 山本智子

続きが気になります。作られた物語の中だけど、そのままの物語か、違うのになるのか。展開がどうなるのか。悪役だった子が変わっていく後半に向けて自然と応援したくなってました。すごく思わせぶりなラストだったので、物語は変えられないのかなぁ……と。ただ、どんでん返しがある事を祈りたいです‼

宮脇書店 境港店 林雅子

え、これを児童書で?
なんてぜいたくなんだ!
異世界をめ一杯楽しめます!

うさぎや 作新学院前店 丸山由美子

アニメの世界に転生したお話なんてファンタジーで心地よい作品でした。
悪役であるアクトが転生した先でいい人になっているところが素晴らしいです。それにもまして、白血病のボランティアをすることろは胸がいっぱいになってしまいました。
児童書としてのくくりではなく老若男女に読んでほしいい傑作です。続きを読んでみたいです。

くまざわ書店 南千住店 鈴木康之

異世界転生モノ……私には無縁だと思われた作品でしたが、読んでみて、この世界観に引き込まれる感じ‼ 子どもの頃に本を夢中になって読んでいた頃を思い出しました。
切なさと、どうなるんだろうというワクワクと、私もこの「きみある」の世界に行ったら……なんて想像しながらどんどんページをめくっていました。
この本を読んで「そうか、おもしろいって、子どもも大人もないんだなー」と感じました。

紀伊國屋書店 武蔵小杉店 平川亜紀子

たとえ今いる結末が決まっていたとしても、人間としての価値や生き方が決まるわけじゃない。自分と周りの大事な想いと、ほんの少しの勇気が大きな力になりちょっとずつ変わっていく。終わりから始まる新しい物語、これからとても楽しみになった。

大盛堂書店 山本亮

転生ものはあまり読まないのですが、この作品は転生先がアニメの世界(しかも現実寄り)だったので読みやすかったです。
蓮太郎とアクトがすでに出会ってしまったことが、どう影響するのか、アクトとハルのラブストーリーに変化するんじゃないか、運命を変えようとするアクトを、これからも見守りたいと思いました。
個人的に、出雲川と桜小路がどんどんいい子になっていくのがほほえましくて好きポイントでした♡

明屋書店 厚狭店 小椋さつき

私史上初の異世界転生‼ 体験させていただきました。
大好きなアニメの世界への転生だなんて、設定が魅力的! ワクワクして読みました。
変えられない運命に立ち向かっていく。その勇気が眩しい。逃れられないとしても、けっして諦めないひたむきな姿にグッときました。
異世界で生きるということは、違う環境で新たな自分を見い出して道を切り拓く強さをつかみ取ることなのかもしれない。
本の中の世界へ行く”読書”というものも、どこか異世界転生に通じるものがあるように思います。読者も作品を通して自らの力へとつなげていくパワーがある物語だと思いました。続きが気になります! 子どもたちの読書に、こんな面白い扉があるとは……これは大人の皆さんも見逃すなかれ! と推したくなります。

宮脇書店 青森店 大竹真奈美

転生ものをあまり読んだことがなく、こんなに面白いんだ! と正直驚きました。
死んだことに対する悲壮感はなく、生まれ変わった自分を冷静に見ている。誰しも1度や2度(いやもっと)もし自分がこうだったら……と想像したことがあると思うけれどまさにそれなんですね。
アクトの場合は大好きなアニメの登場人物……しかも嫌われ者。
結末を知っているだけにどのように行動するのかと思ったら、めちゃくちゃ冷静で。悪魔のようだった彼が変わっていく。現実もそうだなと思いながら読みました。
でも正直いろいろふかーく考えなくて「おもしろい‼」と読んでくれたら嬉しいなと正直思います。
だって本当に面白いから!(何回面白いって言ってるんだろう)
結末がとても楽しみです。

フタバ図書 TSUTAYA TERA 広島府中店 沖野めぐみ

コミックも担当しているので、正直なところ転生・余命ものと聞いて若干食傷気味に感じながら読み始めましたが、運命に抗い目標に向かって前向きに踏み出そうとする勇気と、少しずつ広がる小さな優しさの伝播に心を打たれました。
全3巻ということですが、発売前から続きが楽しみです!

文苑堂書店 新湊店 鳥山

転生ものを初めて読んだ。
自分の大好きだったアニメの世界へ悪役として転生。
自分が大切にしていたもの、失くしたくないもののために”今の”自分に何がどれだけできるのか?
ちっぽけなことでも何かが変わるかもしれない……。
やらなくていいかもしれないけど、やったら変わる未来がある。
先が見えないからこそ”今の”自分が動く意味がある!
「一歩動け!」と自分自身の背中を押してくれるような物語。

くまざわ書店 永山店 古川唯可

面白かった‼ 続きがとても気になる‼ え、この先どうなるの?? もうページ無いよと思っていたら全3巻とのこと。
サラリーマン男性が物語の男の子アクトに転生、しかも悪役。でも意識や知識は転生前のままだから、男の子アクトの様変わりした姿が面白い。また、いろいろな登場人物の視点で書かれていて、アクトの変化に対してどう感じているのか、どう思っているのかが分かって楽しい。もちろん最初はその行動や言動に驚き、不思議がり、疑いを持っていた周りの人たち。でも次第に親しみの気持ちが出始める様子に、とても温かい気持ちになった。
前世の大人の記憶と式をもってできることを必死にやろうとするアクトの姿は、とても健気で、頑張れ! と応援したくなる。前世の僕の【彼女】への思いがそこにはいっぱいあふれていて、推しへの愛を感じた。悪役というアクトに転生していたからか、余計に応援したくなった。
でもこれから始まるであろう物語、すでに設定が変わりつつある中でどう展開していくのか、先が気になる。早く読みたい。ああ、この面白さ、どう伝えたらいいだろう‼

未来屋書店 ボンベルタ成田店 森川由香

いや、さすが中田さんですね。児童書と一般文芸の堺を楽々と超えていかれましたね。
トラックに轢かれて死んだはずの28歳の僕が転生したのは大好きだったアニメの世界。しかも12歳の嫌われ役、って…二重にかわいそうで。
前世時代、心の支えだったアニメの主人公の運命を変えるために奮闘する僕を全力で応援したくなりました。
転生先で心と記憶は大人のまま、という設定が利いていて今後の展開が気になってしかたありません。第二巻が待ち遠しいです。
児童書だけど、大人も楽しめる、さすが中田永一!と思いました。

精文館書店中島新町店 久田かおり

中田永一さんの転生もの、と聞き、ワクワクして読み始めました!
めちゃくちゃ面白かったです!!!
ただの転生ではなく、アニメの世界!
大好きなアニメの世界にいけたら!と考えたことがある人は、
絶対読んで欲しいです!

シナリオがわかっているアニメの世界で、
結末を変えられるのか、先が気になって仕方ありません。
個人的に出雲川と桜小路が好きです。
アクトがこの先どうなろうともこの2人はアクトと一緒にいて欲しいです……!!

未来屋書店碑文谷店 福原夏菜美

まさか、あの、中田永一先生が、異世界&余命ものを書かれるなんて!
と、まず、ビックリいたしました!
でも、なんだか、楽しそうに書いてる先生のお姿が浮かんできて!
拝読している私も、なんだか楽しくなってきておりました!

主人公が早々に事故で亡くなり、あっという間に異世界転送され、さあ、どちらに行ったのかしらん?と思っていたら、なんと、自分が大好きな小説の世界とは! なんて、うらやましい!(笑)
本好きなら、誰だって、一度や二度、そんなことを夢見たにちがいない、
この、贅沢なシチュエーション!

その世界の一員となって、自分の大好きな主人公とともに、同じ景色、同じときを過ごす。勉強したり、おしゃべりしたり、時には、つらいこともあったり。なんて、楽しいのでしょう!! ずっと、ここにいたいかも?!

しかも、余命ものとあって、主人公の一人は、ついぞ亡くなってしまう!
それを必死に食い止めるために、ヒールなのに、主人公を陰ながら応援し、その命を助けるために、必死になるなんて!
なんだか、カッコよすぎます!

しかしながら、ヒールゆえの、そう、主人公と敵対するゆえの、もの悲しさも、ちらほらと見え、心が傷みます。
ヒールなのに、思わず、アクトくんを応援したくなってしまいます!
きっと、この作品を目にした読者も、気づくと、アクトくんの行動にエールを送っているはず!
続きがますます気になっていく、彼らの行方に、目が離せません!
以上、二巻目のアクトくんが、どう、彼女に接していくのか!
とても、楽しみです!

芳林堂書店高田馬場店  江連聡美

皆さま、素敵なコメントをほんとうにありがとうございました!
最後に、担当編集のコメント、そして中田永一さんからの直筆コメントで締めくくりたいと思います。

担当編集から

実に4年ぶりの新作、しかも児童文庫書き下ろし。今の中田さんが少年少女に向けて長編を書いてくださるという事実に、思わず手が震えました。

ああ、また一つ、大好きな中田さんの作品が増えてしまった。

主人公は悪役アクトに転生してもどこか冷静です。それが変わっていく姿に心がきゅっとなり、気づけば手に汗握って応援している。
読み終えたとき、子どもたちはもちろん、困難な時代を生きるすべての人たちの心に届く“エール”になると確信しました。
そして「転生」ジャンルの新たな地平、中田さんなりの“答え”を見たような気さえしました。

担当編集 松田

中田永一さん直筆コメント

気になった方は、ぜひ『彼女が生きてる世界線!①』を読んでみてください。そしてすでに読まれた方、2巻は2023年5月刊行予定です。お楽しみに!

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